にとりメタモルフォーゼのウラバナシ1

かなり間が開きましたが、この間の例大祭19はいろいろありがとうございました。コロナ禍でもイベントはそれなり参加してたんですが、今回の来場者は以前のそれに近くなんとなく懐かしい感じでしたねぇ。

そして以前から暖めてた漫画「にとりメタモルフォーゼ」がついに完成し、手に取られもらわれていきまして、そこんとこもどうもありがとうございました。てことで、最近やってなかったですが書き上がるまでの色々を書いていこうかと。

長かった

このにとりメタモルフォーゼですが作品のボリュームがすごかったんですよね。ページ数は40pで、次点「いがいと」のページ数をダブルスコア級に更新してます。みとに「もうお前は独り立ちしたんだ。俺の本に寄稿なんかしてないで自分で本出せ」と祝福されました。たまには一緒に描かせてな。

あと完成までの期間も長かったでした。後述ですが初版の未完成版(とは当時言ってなかった)が2019年10月に完成。この時点で既に1年半前っていう。この期間はコロナのせいですがね。

さらに書き始めで言えば、1ページ目のデータの作成日が2016年9月とのことで、5年半前という…うぉ…。しかもうちの場合、シナリオが全て固まらないと絵を描き始められないのでさらに前から作成してたわけです。どんだけ長丁場だったんだと。
ただ、最初はそのうち機会があったらぐらいの感覚で描いていたようで2016年中には8ページ、2017年にはなにもせず、2018年には11ページまでぐらいしか描いてませんでした。これは自分でも忘れてた。
で、2019年には比較的のんびりした職場に異動しまして、みとがイベント申し込んだけど出すものないみたいなことを言っていて「じゃあこれを仕上げるか」と描き始めたのが2019年6月なんだそうです(←忘れてる)。そこから3ヶ月強で38ページ突っ走ったわけですね。
足掛け5年の本だと3ヶ月って短い感じですが、3分の2を休まず描き続けたわけなので果てしなく長い日々でした。

ちなみに、間に合わなそうな時は自分用に作業工程表を作ったりするんですが、初版の時イベント1ヶ月前にそれを感じたようで作成していました。青が最初立てた予定。赤が実際の進捗です。

出来が均質になるように、下書きを全て終わらすまではペン入れしないようにしてたんですね。飲みに行ったりつい寝ちゃったりしてる日もあるけどほぼ毎日描いてたんだなぁ。
この表で自分にムチを入れるの、うちの場合結構向いてるなーと思ってまして「後ろを見通したらこれ以上ペン入れしてられない!」「印刷を逆算するとトーン貼れない!」「とりあえずセリフ入れないと漫画にならないからセリフからやるぞ」みたいなのは残日数を数えてるだけではできなかったと思います。これおすすめだよ。みんなも使ってみてね。

てことで。初版はトーンを貼れてなかったのです。
38ページ分のペン入れ2週間半はやっぱり無理だった。最初から無理だとは思ってたけど逆算するとそれだけしか確保できなかったから…。
とはいえ3週間でペン入れを済ませ3日分の遅れをトーン貼らないことで間に合わせるしかなく、やむを得ず真っ白で印刷した感じです。
まぁイベントに本を出すのが大前提なので正解といえば正解だったんだろうなーと思います。

線が太い

今回、ページ数がとっても多くペン入れだけとっても苦労するのが予見されてたので、あまり細かいところを気にしないで描けるよう線を太くしました。もともと繊細な線を引くことを諦め少し太めの線に切り替えてた時期だったっていうのもありますが、細かい書き込みができない→ちょっとアバウトでも平気→一つの絵に固着せずどんどん次の絵を描けるようにという狙いもありました。
ちなみに先の太さを探るために先行で描いたにとりがこちら。

この絵はデータの変更日が2016年9月になってました。描き始めたのと同時期ですね。
これぐらいじゃないと書き込みたくなっちゃうってのもあるんで妥協点の探しやすさ的にはちょうどよかったんでこんな感じで行こうってことにしました。

本が出来上がって知り合いに見せたら「ここまで線を太くする勇気はないなー」と言われました。うちも太いなーと思ったけど、この太さじゃないと完成しなかったかもしれないんでまぁいいかなーなんて。

ストーリー

ストーリーはあとがきにも書きましたが東方鈴奈庵のとあるストーリーを改めて解釈して膨らませてみた感じです。一つ前の本「いがいと」も同じ方法で考えたストーリーですね。

ちなみに「いがいと」は2018年6月に発行した本ですが、ストーリーに関しては「にとりメタモルフォーゼ」の方が先に完成してたりします。「いがいと」は小鈴オンリーに出るって話が決まってから作り始めた作品で、2018年上半期はこちらにリソースを割いてたので、にとりメタモルフォーゼが進捗してなかったっていう。

話を戻しまして。
鈴奈庵のストーリーにかすめなくてもにとモルは成立するんですが、それでも鈴奈庵準拠にしたのは、あの背後でこんな事が同時に起きてたら面白くね?と思ったってのが表向きの理由。
あの教室で慧音が先生をしてる描写はあるけど霊夢達と会話をしてるシーンがないんですよね。どちらかというと妖怪側である慧音が妖怪が紛れ込んだ教室で普段どおり授業を続けるなか何を思っていたかを考える余地が残されていたのでこういった展開をしてみました。

メタい理由としては、生産力が低いのでページ数を増やしたくなかったため、すでにある程度の人が読んでるであろう商業作品に省いた部分とか説明が足りなかったところを補ってもらおうと思っていたのも一つあります。
鈴奈庵をどれだけの人が読んでるかってのはあまり考えてなかったですけど、読んでる人なら事件の最中も子どもたちは結構平気そうにしてた様を知ってる。うちの作品では描かなかったけど、みの(にとり)が気にするほど子どもたちは事件のことを気にしてないってことが伝わるかなーと。

ただ、気づいたらモブキャラ比率がすごく高くてちょっとなーと思いながら描いてました。
これ東方でやる意味ある?と言われたら、「にとりでやる意味があるから東方でやる意味はある」と言い切れるつもりだけど、うち自身モブキャラが多い作品があまり好きじゃなかったんで描いてる最中はちょいちょい葛藤ありました。
いやだって東方キャラ全然出ないページ結構あるんですよ。これでいいのかなぁ…東方でもなんでもないのでは…とか結構思ってた。でもストーリーも最後まで作ってコマも最後まで割ってあるんだし描かないともったいないなと切り替えて書ききりました。
ちなみにモブキャラたちはオリジナルではなく鈴奈庵のモブで描きました。てことで、の謎のモブキャラたちも一応東方二次創作と言えなくもない…いや言えないか。
まぁなんにせよ、次があったらオリキャラは最小限にしようと思います。

全体の進行とかペース配分

漫画を書き始めるにあたって、うちの場合セリフを書き出して1コマに描きたいセリフを一行にしたテキストを作ってます。今回だとこんな感じで。

040 椛「私が見える範囲だけかもだけど、ここ最近は妖怪の動きが活発になってきてる。各々がどういう目的で動いてるかはわからないけどね」
041 に「私はただ人間と…」椛「べつに疑ってるわけじゃ無いんだけどさ」

40コマ目、41コマ目にこのセリフにしたい、と。この後コマを起こす際に文字が多いなとか、このコマはページめくった後にしたいなとか考えて微調整が入り、実際上のセリフは42,43コマ目になってます。
で、全部で165コマまでありました。多すぎ!!

これでも削った方なんです。テキスト段階では、慧音との会話はもっと細かくされてたし、鈴奈庵に出てきた偽魔理沙と会話するシーンとかも考えてたし、にとりが登校拒否になる部分も寺子屋視点でしっかり描こうとしてたし、にとり=みのだと発覚するシーンはもっっと丁寧に描くはずだった。全部書いてたら50ページ超えてただろうなぁ。
いろいろカットしましたが各々の心情を丁寧に書きたかったんで、そこをおろそかにしないよう残す部分は残してああなりました。
ちなみにカットシーンとは別に没シーンとして、真犯人が見つかってからにとりが転校するストーリーとか、吊橋で会ってちょっと会話しただけでにとり=みのとバレてしまうストーリーとか、現エンディング後実際遊びに来るストーリーとかも考えてました。どちらも登場人物の行動や物語が不自然だったりして書きづらかったんで没にした感じです。タラレバ的には面白いかもだけど今のストーリーに落ち着けてよかった、と今読み返してみて安心してしまいました。

そんなことよりなにより最後のあたりの展開、さわやかに描けてると思いません?
ほんとはあとがきに描くつもりだったんですが、あれTAGRO氏の漫画「マフィアとルアー」に完全に影響されてます。ていうかほぼ一緒です。
なんていうかね、マフィアとルアー絶対読んでほしい。TAGRO氏、有名なのだと変ゼミの作者さんなんですが、マフィアとルアーはそれより前に一話完結で雑誌に載ったりした漫画を集めた本なんですね。今は電子書籍でも売られてます。でマフィアとルアーはその本に入ってる作品の一つ。
どこの電書でもいいんだけどDLsiteのリンク貼っときますね。
この方、場面転換とか物語の進め方が巧くて、特に漫画じゃないとできない表現、動く絵じゃできない表現を突き詰めてると思うんだ。動かない紙面でこれほど絵の動きとか感情の揺れを表現できるのか!と高校生だか大学生の頃驚いた記憶があります。
で、マフィアとルアー。裏切られた過去の回想と、鬱屈とした感情のままふらふらとたびに出た現在を同時に進行させつつ、過去は深夜から明け方、現在は朝から夕方に時間が進んでいき、旅先の出会いによって過去を割り切るシーンがとっても爽やかで、大きいコマで夕方の広い空が描かれるんです。さわやかだなぁ。気持ちいいなぁ。こんな漫画描きたいなぁ。──ってことで描きました。

ウラバナシ長すぎ!! でも書きたいことまだあるんで後編に続くってことで今回はおしまい!!

けものフレンズ2を今更みた

この間サイトを更新したりイベント出たりしたんで、その辺りのことを色々書きたいんだけど、ストックがあったのでとりあえず久しぶりの普通の記事です。

てことでタイトルの通りなんですが今更けものフレンズ2を見ました。
もう放送から2年?が経ってたりしますが。

無印の方は毎週追いかけて見てたはずなのに2はこの有様なんすよね。
いやまあ録画して見てないアニメとかたくさんあるんですがね。京アニ版kanonまだ見てないとか干支一周しちゃってるし。これは東映版kanonで当時感動しすぎて軽い気持ちじゃ見れないぞみたいな理由もあるんだけと。

そんなよんちが突然どうして?ってのについては、一人で夕食食べるときにiPadでTVer見たりしてて、新しいのもいいけど撮りためたやつも見ようと思い立ってって理由です。それでけものフレンズ2を選んだ、と。

無印に特段の思い入れがない人から聞いた感想は当時普通に面白かったとのことでしたが、うちも面白かったなーと思いました。
まぁ所々たつきじゃこうは動かさなかっただろうと思うところはあったけど、3Dモデルはしっかり金かけて作ってる(の?)2期のほうがいい出来だなーなんて思ったりもしたぐらいに好感触だったなと。とかいって最終話だけ撮り逃してて結局見れてないんだけど。

ここで思うわけです。
ビジュアルが気に入ってて何故こんなに放置したのか。先述のとおりもともと撮りためたものは漬けておく習慣があるとはいえ。
で、色々考えたんだけど、2をディスってる人を見かけなくなった、それとかディスるためにけものフレンズに群がってる人がいなくなったからだってことに気付いた。

当時は、無印を溺愛するあまり、たつきだけがいなくなった続編が許せないって人が多くいたなーと思うんですよ。
今回2をほぼ通して見て所々無印のBGMがかかったりして否が応でも無印の続編ってことを想起させる作りは確かに比べるなと言う方が難しいのは分かる。それぐらい無印がよかったのはうちもよくわかってるし。
さっき3Dモデルは2の方がって書いたけど無印のモデルもいい意味で土臭くて親しみわくなーって思ってるし。だからその許せない気持ちの人達のこともわかるはわかる。

ただ、あの放映当時は、2が放送されるたびに、毎週毎週2の作りの甘いところを探して批判する流れがあったと思うんすよ。
普段は「そんないやなら批判を見なければいいじゃん」て考えなんだけど、偶然周りにそれが強い人がいてTwitterとかでどうしても流れてきてしまう。自分からは回避できなかった。
なんか閉鎖的な世界の多数派が集まって正義面して作品を批判してて、しかもより多く批判した人が勝ちみたいな雰囲気がいやでなぁ。

人によるんだろうけど、うちはけものフレンズのみんながお互いを認め合ってる世界観が好きで見てたんだと思うんすよ。だから作品そのものを認めながら見ていたいなーと。
なんでこのタイミングに見始めたのかは無意識なんでよく分からないけどそういうことに気付けた、今日のわんこでした。

この映画を見た2021

今年もこの季節がやってきました。
「このライトノベルがすごい」みたいなタイトルをしてますが、その実、よんちが見た映画の感想を一年分まとめて書くだけのこのコーナー。

2020年度の職場の仕事量が鬼多かったりしたので出だしはあまり見に行けてないんですが、まあまあな本数を見に行けた年だったかなぁと。特に夏以降。
ただ新型コロナ感染症の関係でレイトショーが禁止されちゃったので、仕事終わってからレイトショーで映画を見て終電間際に帰るみたいな見方は年末まできませんでした。
じゃ見た順で。

映画大好きポンポさん

原作が好きすぎて漫画もほとんど持ってるんですけど、映画化する映画化すると言われながらやっとって感じで。

原作を何度も読んでて熟知してたんですが、あの原作をどう2時間弱の映画に仕立てるのかなーと思ったり、漫画っていうメディアではある程度ぼかせてた国際的な映画賞をとる作品を映画っていう同じ土俵でどう表現するのかなと思ったり、めんどくさい原作厨めいた状態で見に行ったり。いや始まったら素直に楽しもうと思ってたけど、原作を完全に知ってる作品を見に行くことがなかなかないんで慣れなくて。

前半は展開むっちゃ速いなぁとか思ったけど、後半原作の無印ポンポさんで省略されてた映画を作る苦悩とか面倒臭さとか行き詰まりをものすごく丁寧に書いてて、その表現が漫画じゃできない映画だからこそでいいなぁと。前半は演出がオーバーかなぁとも思ったけど、後半にあんな熱い展開を追加するんだったらあの演出も妥当だわと腑に落ちました。原作ありの劇場版ってたいていは原作を知ってる方が目新しさや度肝抜かれることは少ないんだろうと思うけど、この作品に関しては原作を知ってることが慢心になっちゃってむしろ原作知ってるほうが度肝抜かされるんじゃないかな。
あとこの映画が90分ぴったりで終わるのも最高と付け加えておきます。

劇場版クドわふたー

なんか映画見たいなーと思って漠然とネット探してたら発見したって動機で。

それにしても今更なぜ?と思ったらクラウドファンディングやってたんですね。なるほど。ちなみにリトバスは未視聴未プレイだったり。いや、おさらく全体的に好きすぎてうかうかした気持ちじゃ見始められないぞと思ってるうちにもうすぐ10年という。

50分って作品だったけど大満足でした。うん。これは録画したアニメもうかうかした状態では見れませんね。(←まだ先送るつもり)

クドかわいかったなぁとかざっくりした感想をたんまり書こうと思ってたんですが、ちょっと調べたら声優がリッチャンと同じ声の人だっんすね。ひぇーマジか。声優ってすごい。

サイダーのように言葉が湧き上がる

色彩がなんと言ってもきれいだった。夏の鮮やかさ、青春の色って言うのかなぁ、なんか爽やかなストーリーを強調してたと思う。それに反して、前半の主人公の後ろ向きさだとか逃避している様子がまたコントラストを強調してたと思う。

あと見てる人の意表をついたり初見じゃ想像もつかないところに伏線を引いたりするストーリーがよく取り上げられる気がするんですけど、この作品はそういう小難しいことなくみんな直感で動いてるし、何かが起きそうだなっていう雰囲気をぷんぷんに匂わせてから何かが起きたり、ものすごくわかりやすかった。背景を含め画全体がパッキリしてたのも相まって、シンプルで好きでしたねー。

ちなみに見終わったあと閉店間際のショッピングモールで開いてる出口がわかんなくなり守衛の人に助けてもらったというこぼれ話もあったり。ちょうどエスカレーター止めてたり出入り口を締めてる最中に映画が終了して、本来通れないはずの通路をずんずん進んじゃってたみたいです。守衛の人に「どこ通ったらここまでこれたんすかw」とか言われたの人生はじめてだ。

龍とそばかす姫

はい、細田監督作品です。スタジオ地図10周年ってことで、こころなしかこれまでの細田作品を混ぜ合わせたような作品のような感じがしました。仮想世界でサマーウォーズ、本来の人生をリセットして上り詰めていく流れがバケモノの子、親を事故で亡くしたおおかみこどもの雨と雪、女子高生の恋愛を題材にする時をかける少女(スタジオ地図以前だけど)。そこは公式サイトとでも「細田守が辿り着いた渾身の最新作」というだけあって全部うまく混ざってたような気もするし、ごちゃまぜすぎて主軸がよくわからなかった気もするし。

そうなんすよね。未来のミライもそうだっんだけどかなり終盤まで物語のゴールが見えない。設定を見せてるだけとは言わないけど、そのひとつひとつが物語全体にどう関係してくるのかがわからないからどう受け止めていいかわからないと思ってしまう。──んだけど、今回は映像が鮮やかでなんとなくきれいだなーと思って飲み込めたんで気になりませんでした。
ただまさか竜のフォーカスの仕方がああとは思わなかった。意外な角度で突然きたなーと。いやあの親子は中盤ぐらいからちらほら出ててなんか気になるなーとは思ったけど、まさかあんなストーリーの核になる人物とは。でも前作もそうだったしこれが細田流のストーリーの組み立て方なんでしょう。欲張りすぎな気もしなくはないけどストーリーのスケールにちょうどいいとも言えるんで充分いいと思う。

細田監督ってぼくらのウォーゲームとサマーウォーズでネットの仮想空間を描いてるけど、これまでの2作と違うのは現実世界と仮想世界の距離感。ぼくらのウォーゲームではまだパソコンやインターネットがある程度珍しく島根にはインターネットがなかった。サマーウォーズではガラケーやパソコンの画面越しに多くの人が接続。今作ではボディシェアリングで自身の感覚をそのままUに接続し使ってない人がいないと言われるほど多くの人が接続。どれもほぼ10年間隔ぐらいに作られてるんだけど、サマーウォーズではアカウント乗っ取りっていう問題点に着目したり、今作では歌姫っていうかたちでvtuberとかのビジネスを取り上げたり、敏感だなーなんて思いました。
思い返してみるとうちは、ぼくらのウォーゲームのときはケータイは持ってなかったけどwebサイトを作ってみたりチャットに浸ったりしてたし、サマーウォーズのときはガラケー持っててソーシャルサービスといえばpixiv持ちつつ自サイトをやってて、今はスマホを持ってるぐらいしか進歩してないんだけど10年前よりはネットでの存在感が出てきてるのかなーなんて思うあたり、今作のテーマであろう現実と切り離した仮想に共通するところもあるのかなーなんて思ったり。

ちなみに仕事帰りに行ったんですが映画の後に家に帰りやすいようにいつもと違うところに自転車を停めたら23時に閉まる駐輪場で、映画が終わってからだとどう急いでも間に合わないってことに映画館向かいがけに気づいてて、乗換案内じゃ出てこないタイトな経路で自転車を別の駐輪場に移動させつつ映画に間に合わすっていうエクストリーム移動をかましてました。

アイの歌声を聴かせて

サカサマのパテマ以来の吉浦康裕監督の長編をみてきました。
吉浦監督。おぼろげながら、全体のわからない世界をしばらく見せられながら世界観が少しずつ分かってきて、あるシーンで断片的な情報がすべてつながって気持ちいいエンディングだったってのを覚えてたんですけど今回もそんな作品でした。わからないものを見せられてるのは多分下調べとか前情報を一切遮断して見に行ってる自分の問題なんだけど。

アンドロイドものも好きで、アイうたもまたそうなんですが、試験的に送り込まれてくるって状況がToHeartに近いなーと思いつつ頭の片隅で比較しながら見てました。だた、マルチはメイドロボっていう人間の手伝いを想定したものなのに対してアイうたは人間そのものを作ろうとしている。20年以上前の作品と比べてる時点でアレなのかもだけど、人間を模したロボットの技術だとか考え方が20年分進歩したんだろうね。
うちは感じなかったけど、映画館出る時のエスカレーターで後ろの人がシオン怖いって言ってて、なるほど校内の端末を軒並みハッキングできて、シオンがおりこうに振る舞ってるよう監視カメラに映像を自律的に修正させるってのはすごいを通り越して怖いよね。ただシオンはストーリー世界においても特異点なんですよね。みんながみんなあれができるわけじゃなく、いろんな偶然でああいうことをしてたと。その辺を理論立てて整理してるサイトがあったので見た上でわからなかった方はこちらを参照すると釈然とするかも。どうでもいい話だけどこのブログの方、うちのTwitterの「おもしろかった(なにを見ても言ってる)」をいいねしたんですよ。こんなどうでもいいツイートいいねされたのミッドナイトスワンの時に草彅ファンにされた時以来だ。

などなど御託を並べてますが、ずっと一緒にいたアイとトウマを、トウマが何年も前に作ったAIが姿を変えながらその頃の命令を達成しにくるっていうストーリーを理解した瞬間、物語のスケールが急に広がってく気持ちよさ、これ時空モノでもあったんだ!って気づいた時、うおーマジか!!好きすぎる!ってなりました。
と、こんな感じに、事前情報を遮断してたうちが一回見に行っただけでこれだけ理解できたってのは魅せ方とかストーリーがすごい丁寧に考えられてたんだなぁと。いい作品だった。

フラ・フラダンス

年内にもう一つ見たい!と思って大晦日に見に行きました。最初はソードアート・オンライン見ようと思ってたけど調べたらフラ・フラダンスの方が上映館が激減してて、急いで見に行くことにしました。
なんで上映がすぐ終わっちゃったんだ?と思って調べたらあんまり評判が芳しくないようで。うーん良かったけどなぁ。ただ宣伝が行き届いてなかっただけなんじゃないかと。特にこの内容を楽しめそうな人たちに。
うちは劇場版オリジナルアニメ極力全部見たいマンなんでアイ歌みたときに予告編が流れてて知ってたけど、みんなどうやって映画の情報を入手してるんだろう。特にオリジナル作品。

いわきでフラといえばフライングベイビーズというのが通説ですが(?)、フライングベイビーズが中学生がクラブ活動感覚で大会に出ようとするのに対し、フラ・フラダンスはハワイアンズにダンサー志望で入社した高卒のストーリーでガチ度が違います。宝塚の学校に通う子みたいな感じ。っていうか全然仕組み知らないんだけど、入社してから会社持ちで学校に2年通うってすごいなぁ。へぇ。

今はなき姉がハワイアンズのダンサーで、ふと家でフラを踊ったら家族が喜んでくれたのがきっかけでほぼ無経験の状態で入社&入学した日羽と同期4人がお互いを刺激し合いながら成長していく1年をめまぐるしく描いた作品。全体的に一つ一つの出来事に対する掘り下げは軽くて、一人ひとりの不得意なところが結構あっさり克服されてたり、瞬間的に恋をして失恋してたりしてるけど、なんでか風呂敷を広げただけとかまとまりがないとは感じなかった。
多分日羽が目まぐるしく過ごした1年間を日羽視点の深度で触れてるって芯が通ってて、自然だったのかななんて思った。自分に真剣すぎて他の人が成長してるって情報しかいれる余裕がないっていう。
あとすごくさり気なく5人中3人のこれまでの親子関係と、離れて暮らし始めた変化を書いてたよね。見る人によって感じ方は違うかもだけど、挫折をしつつも成長する子を神視点で応援するって捉え方とはまた別に、旅立っていく子供を干渉せず見守る親の心境なんてのもあるのかもなんて。
総じてよかったなーと(なに見ても言ってる)

見に行ったあと評判をちょっと見たら、他の作品より全体評価少し低いのに、レビューは全体的に悪くなく、★5とかつける信者的に良い感想を持ってる人がいなかっただけなのかなぁと。やっぱりこの作品知られてないんじゃないか?
微妙な時期とか他作品との競合とか謎の外野のキャストに対するネガキャンとか、他にも色々要因はありそうだけど、挙げた憶測はいずれも作品内容に直接的な関係がないわけで、もしこんな理由で適切に評価されなかったんだとしたら、なんというか映画って難しいなぁと。

はい。ってことで2021年は6作品見に行きました。大晦日に滑り込みで1つ見に行ったり、今年は夏以降ほぼ毎月見に行ってたりしてたので。
ちなみに見たいと思ってて行けなかった作品として、Roseliaのバンドリ映画と岬のマヨイガなんてのも。
2022年も色々見に行きたいなー。

更新履歴211230

はい、ぎりぎり12月に更新しました! ってことで2021年は毎月更新達成です。うぉー!

毎月なんていつ以来なんだ?と思って調べたところ、なんと2002年開設以来初達成みたいです。
かなり更新してた年でも、2003年は改装のため1,2月は更新してなく、2008年は12月だけ更新してなく。へぇー毎月更新未達成だったのかぁ。

てことで今月の更新は、いつものワンドロイラスト更新です。1月と6月に描いたイラストという、更新してた割に追いついてない感が否めないですが。イラストのいろいろについては各ページに書いてあるんでそちらを見ていただければー。

更新履歴はほどほどにして、そんなことよりもさ!

サークルサイトをちょっとリニューアルしたんですよー!
前から気になってたHTML5タグ化は実はちょっと前にもう達成してたんですね。なんでもDIVでくくるのはなにをくくってるのかわかんなくなっちゃうし、idとかclassじゃなくてタグに意味をもたせられたらなーと常々思ってたんでheaderとかmainみたいなHTML5で新しく増えたタグはほんと大歓迎。
そこもそうだったんだけど本の詳細を表示する仕組みに古臭さを感じてたんですよ。これまでのは、ブログとかでよくある「続きを読む」機能を流用して自前でそれっぽくCSSをカスタムしただけだったんですが──

これまでの本の詳細の表示と操作感

詳細の枠が小さい、在庫表示のアイコンが小さい、横長なのでスマホの画面にフィットしない、それぞれが独立してるんでいくつも開けちゃう、最近常識レベルで一般的になった「他をクリックしたら消える」ができない、など、2013年…に適切なレベルだったかはともかく、2013年に作ってからだいぶ経ったんで使い勝手の悪さが目立ってきててここも直したいなと思ってました。でそこを直しました。

今回の更新での本の詳細と操作感

ネット見てるとよく見かけるアレにしました。周りが暗くなって新しいウインドウが出た風になるやつ。最近なんでも自前でチャレンジせずネットで配布されてるライブラリを使うことができるようになったんでこういうのを気軽に実装できるようになりまして。remodalってやつ使ったんすけどいやー便利だよねー。簡単でいいわー。

てことで上で気にしてた枠の小ささと横長はほぼ全画面使えるんで解決。いくつも開けちゃって閉じ方に癖があるのも普通にできた。在庫アイコンが小さいのは今回改めて全部作り直したので解決。DLsiteとメロンブックスのリンク、18禁アイコンもまとめて作り直しました。

あと紹介コメントも少し直してます。みとの本も○さわの本も、うちが適当にコメントを書いてて、ものによって本を入手する前に想像で書いてるのもあったりするんですね。
今までは枠が狭かったんで仕方なかったけど今回のでだいぶ文字数行けるようになったので多少見直したり。直したコメントについては、ジャンプコミックスの表4というか次回予告風というか、中身が気になるように書いたつもりです。在庫がある本はぜひ手にとってみてほしいんでよかったらみにいってみてくたださいましー。

てことで2021年の更新は多分これでおしまいです。
2021年は毎月更新した!とは言いますが半分改装に関係するだったわけで、イラスト更新のストックもあと3枚しかないわけで、今は一枚絵よりも漫画を描いてるわけで、つまるところ2022年は、さすがに毎月更新ってことはないのかなーと。やりたいと思ってるものはまだあるんで、ふとまた見に来てもらえたら嬉しい限りですー。

同人誌印刷屋の乗り換えを考えたこと

えっ!なんか描き始めたんですか!

直近でなにか同人誌を印刷したいわけじゃないんだけど、印刷する原稿があるわけじゃないけど、時々考えるんです。今度本を出すならどんな感じの装丁にしたいなーとか。まぁ考えたところでいつも結局時間がなくて、どノーマルな仕上げと発注をしちゃうわけですが、まぁそれでも考えるんです。

で、自家製本じゃないときはいつもEditNetプリンテックってところを使ってたんですね。ただ最近変えようかなーと思ったりして印刷屋を探してて。刷るもんないのに。
で、結局見つけたんですがその過程で印刷屋に対してどんなこと考えてたかまとまったので書き出して見た次第。

自家印刷にない面白い仕上がり

レーザープリンタを持ってるんで普通の印刷なら家のプリンタでできるんですね。無線綴じができないけど、うちが持っていく部数的にも入稿の時間的にも自分で刷っちゃったほうが楽なので、そこはあんまり気にしてないっていう。
むしろこの間例大祭で出したドットアンドボックスで遊ぶ本は、漫画パートはフルカラー、遊ぶ紙は切り離せるようにミシン目を付けたり、作りたいものにかける手間は全く惜しまない質なので、そうそう普通の印刷屋じゃ満足しない体質だったりします。

そういう意味では、これまで使ってたところは変な紙が多くて時々選んだりしてたし、孔版印刷多色刷りもできるらしくて近々チャレンジしたいなーと思ってたんですよ。
クラフト紙とか使ってね。しかもエンボス柄がついたクラフト紙もあって、ペーパー刷るだけでも絶対楽しいと思ってたんです。それだけ面白い絵が描けなかったのと配る場がなくて後回しにしちゃってたんですがね。
そういえばあんまり紙の質感を生かした本も作れなかったなぁと。合同本はちょっと冒険しすると怖いしとか雑念が多くて。
てことでどうこう言う割にあまり冒険した本は作ってなかったんですが、ただいざとなったらはっちゃけた仕様で頼めるような印刷屋がいいなーと思ってたのは確か。

よく行くところの近くで印刷してる

諸般の事情で自スペースでイベントに出れないんで会場搬入の方法がわからないし、聞きながらやったとして搬入を間違うとサークル参加してる人に迷惑かけちゃうんで会場搬入は選び難いと思ってます。
あと、万が一届いてないとやばいじゃないすか。こういうトラブルってありえないぐらいテンパるんでそういう不安要素は取り払っておきたいと思うとますます選べない。

てことで本の受け取りはこれまで直接印刷屋に取りに行ってきました。これまで使ってたところは直接取りに行くと数百円安くなったんですよね。まぁ電車とか乗って行ったら価格的メリットはほぼないんですが。
ただ新型コロナウイルス感染症でプリンテックが店舗に受け取りにいけなくなってるってことで、使えなくなっちゃったんですよね。新しい印刷屋を探しはじめた動機としてはこれが一番だったなぁ。

その他

これまで使ってたところは上の2つが気に入って使ってみたものの、女性向けの印刷屋っぽかったんですよね。何度か店に行ってるけど男性にあったことないし、見本とかチラシとか女性向けだなーと思ってたし。多分性別ガチャしたら男はUR相当だったのではと。だからなにというわけじゃないけど居心地は少し窮屈だった。

あとところどころ思想が強いなぁと感じるところも。まぁうちもそういうところあるんですが、人がやってるのを見てわかった。だからどうしたと周りが思ってることで思想を前面に出すと、何をされてなくても面倒くさいって印象が残るってこと。

どっちも印刷には関係なく、価格も品質も満足だったんだけど、乗り換えるにはそこも考えて選ぼうと思った。

てことで探してみた

うちの二大拠点(職場・家)である世田谷と板橋近辺でないかなと思って探してみました。
まず世田谷、同人誌専門の印刷屋が多分プリンテックしかない。同人誌も印刷しますと言ってる印刷屋はあるけど、なんとなく同人印刷ってちょっと特殊だろうと思うんですよね。うちみたいな数十部の印刷って意味では学校の卒業アルバムはそんな部数なのかもだけど、締め切り感覚とか、うちがやりたいと思ってる特殊紙印刷とかは期待し過ぎちゃいそうだし、そういう一般人とのやり取りはまぁもうちょっとうまくなったり売れるようになってからでいいかなーなんて(一生こない)。

あと板橋。実はレンズと印刷の街というだけあってちらほらありましたねー。コーシン印刷は初めて探した時も検討したけどもう少し部数が多い人向けみたいだし、会社所在地が知り合いが多い辺りなのでちょっと避けたり。あと街の印刷屋でも同人誌の実績がそれなりあるところをいくつか見つけたけど、どこもちょっと思想が強かったのと、やっぱり印刷の幅が期待するほど広くないみたいだった。

と思ってたら見つけました。PrintWalk。志村坂上、悪くない。
オンデマンドは充分アリな価格だし、変な紙がプリンテックほどじゃないけど揃ってるる。しかもPP加工はこっちの方が豊富みたい。それに、ねこのしっぽとタイアップしてたぐらいだから男性客レアって感じでもないだろうし。うんうん。いいね。

てことで、そのうちお世話になろうと思います。いつになるのやら…いや直近でにとりか椛スペースで参加させてもらえるイベントで出しますよ。タブンネ。

更新履歴211030・211107

はい、もはや更新履歴を詳しく書くだけのブログに成り下がってますが更新履歴です。まぁここでこれやめたらほんとになにも書かなくなるわけなのでね。

前回の更新で改装が完了したと言ったな。アレは嘘だ。

いや悪気はなかったんですけど、ILLUSTページのコンコレのページとかアイマス記のページが未改装だったのを全く忘れてて、慌てて直そうとしたんですが、やりきる前に作りかけのデータをアップロードしちゃったんですよ。なので211030の更新時点ではコンコレのやよいのページだけ更新され、他はそのままの状態で一週間放置。他のコンコレのページとアイマス記のページが新デザインになったのは211107の更新で、実はその期間ちょいちょいリンク切れがありました。まぁあまり影響がない部分だったんですが放置しちゃったり。

今度こそほんとに改装完了しました! ほんとです!
でもアイマス記は機械的に新しいHTMLに移行しただけなんで、現状すごく読みづらい状態でして、暇な時かなんかに整形したいなーと。

てことで211030の更新は以上です。これ以降は211107の更新ですねー。

ILLUST2つ追加

なんだかんだほぼ毎月更新してた割にはILLUSTの更新を忘れてて、相変わらず今年の年賀イラストを今更追加しました。
片方はコンコレ用でサイトのインデックスになったり、コンコレのプロフィールにURL貼ったりしてた絵です。みそのさん、当初は描きにくいキャラだなーと思ってたけど、正面顔にしなければ難しくないし、キャラ設定がいい感じに軽いんで色んな事させられるんで、こういうぽっとした用途で使いやすいいいキャラだなーと。なぜ他人事な考察なのかっていう。
あともう片方は東方の鬼人正邪なんですが、Twitterに数分だけ載って取り下げた幻のイラストだったりします。まぁ幻っていうかただのボツというか。
こうして2021年の年賀イラストをサイトに載せながら、もう少しで2022年の年賀イラストの時期なんだなぁと思ったり。

その他の細かいところ

●サイトのアイコンfaviconが古いデザインのままになってたので更新しました。お気に入りでアイコンとして表示されたり、タブブラウザーに表示されたり、

こんな感じに変わりました。意外と色んな所でお目にかかる機会が多いと思うんですよ。

ロゴが変わったのはもちろん、ちゃんと看板を持つ看板娘も登用しました!
これ、すべてのページを修正したのでかなり大変でした。去年改装してる最中に気づけばよかったんだけどね。

●直リンク用のバナーの画像を更新しました。誰かが使ってるのを見て「うおー! 自分じゃないサイトにうちの画像が貼られてるぜぇー!! すげぇー!!!」って思ってから変えようと思ってたんですが、いい加減古いから変えるかぁと思って確認したら5年以上使ってたらしいです。うーん、やっぱり200×40のバナーってのがもう死滅した文化ってことなのかなー。寸法の良し悪しはともかくバナーって面白いと思うんだけどなぁ。

●イラスト要素ゼロのリンク用バナーのロゴが古かったのでこちらも修正。っていうか半年前に直してたのアップし忘れてました。今どきバナー使ってリンクしてくる人、かつてんてこまいまいにリンクしたいのにイラストバナーじゃ恥ずかしいと感じる人って条件に合致する人がどれほどいるのか。多分天文学的な人数しかいないんだろうなー。

●googleが検索キーワード集めの参考にしてるsitemap.xmlを1年更新し忘れてたので更新。SEO的に大事らしいのにILLUSTとかCOMICとかアドレスを再編成してたのをなんにも反映してなかったっていう。まぁSEOって内容じゃないし、これといった不利益はなかったとは思うけど一応。

この映画を見た2020

やり忘れてたので今更ですが毎年恒例、よんちが見た映画の感想を一年分まとめて書くだけのコーナーです。このラノベがすごいみたいなタイトルですが「すごい」んじゃないんです「見た」だけなんです。
毎年ロゴ画像を作ってるので今回も用意したんですが、結局オリンピックのプラカードパロでお茶を濁す感じにしたり。まいいじゃないですか。コロナで2020年から2021年に延期されたオリンピックと、書き忘れてて2021年になっちゃったこの記事。似てますよね。似てませんかそうですか。

メイドインアビス 深き魂の黎明

もともと1月に上映されてたのに気づかないまま春になって「終わっちゃったかぁ」と思ってたら、コロナの合間の6月になんか映画館でやってたんで。原作はこの映画のパートの直前まで持ってるんで、そこまでのあらすじは分かってるも内容は知らない状態での鑑賞でした。にしてもなんでこんなひどい作品が作れるのか。なんともだけど。いやいやいやいや素晴らしい。

ミッドナイトスワン

はい。なんと実写映画です。ここに出てくる作品がアニメ作品ばかりなので「実写映画は書かないスタンスなんだろうな」と思ったそこのあなた(キラーン)。ほんとに実写映画を見てないんですよ。映画館で観た直近の実写映画を思い返してみたところメン・イン・ブラック2(2002年上映)以来だったのでほんとに18年ぶりでした。しかも実写邦画を映画館に観に行ったことは一回もないんですよね。いや興味がないとかじゃないんですけどね。予告編とか見ると気になるなーって作品はあるんでけど、そんなに映画館に頻繁に行かないし、やっぱりアニメのほうが優先順位が高いもんで結局見たいと思ってるうちに上映が終わってしまうんですよね。そんなうちが実写映画を。

もともとは職場の人のおすすめだったんですよね。ただその人も「草薙がニューハーフの役をやってる真面目な映画って時点で面白そうだし実際興味はあるけど、前評判によるとだいぶエグい内容らしくて、映画館に観に行っていいかBlu-rayかなんかで家でじっくり見たほうがいいかを教えてくれ」と言われて見に行ったという。職場の人に教えてもらった映画ではあるけど、色々聞いた中で自身の興味とかから行くって決めたわけなので、もちろん楽しみにしてたし楽しんできました。

まず日本映画のあの静かさと間が新鮮で、しかも映画館なので没入感が半端ない。また発言は全然ないのにそれ以外のところで色んな感情を訴えてくる。役者の力はすごかった。
性の多様性が一つのテーマだったと思うんだけど、たしかに世の中はまだまだデリカシーがないなと思うし、そう思いながらもそれを商売にしていくしかない人ってのも難しいし、色んな余韻が残る映画でした。

魔女見習いをさがして

おジャ魔女どれみが映画化!?ってことで行ってきました。仕事のスケジュールが正気じゃなくて、行った当日も全社会議みたいなスケールの会議でろくに整ってない資料を付議したら偉い人に丁寧かつオブラートに包み「この程度の進捗で会議開くとか君は呼んだ人らのことをそんな暇だと思ってるの?」みたいなことを言われつつ、その夜見に行ったっていう流れでした。開始早々仕事がうまく行かない今作の主人公たちの様子が映り、アンニュイにリミックスされた無印OP曲が流れてて、そんなのを見てたら全然泣き所じゃないのにボロ泣きしてた。映画館内においては人生最高の感涙だったなぁ。泣き所じゃないのに。
作品としてはおジャ魔女どれみを小さい頃に見た女性3人が偶然出会ってから飲みに行ったり旅行に行ったりする話で、映画のキャラとおジャ魔女どれみの思い出話をするみたいなイメージの作品だったのかなと思います。当時はあいにく無印しか見てなかったんでわかんないところもありましたけど、うちもこんな事考えながら見てたなーとかそんなことを思いながら観てました。

ただ各主人公たちがなかなか夢がない日常を過ごしてて、夢ばっかり観てられないっていう悲しい空気感はただよってて、大人ってなかなかねぇ‥みたいなところもそれはそれで共感できたり。まぁ上司に理不尽に叱られて酒に逃げるシーンを見ても、おジャ魔女どれみを観てた当時は多分共感はできなかったろうなーとも思うあたり、大人を否定するばかりじゃなくて、それはそれでいいじゃないかと言ってくれてるような気も。
なんか、同じさとじゅん監督作品であるたまゆら卒業写真もそうだったけど、主人公たちの機微を眺めながら自分に照らしたりできつつ、主人公に感情移入と言うか、主人公の横にいて応援をしているようなと言うか…んー難しいんだけど、映画を観てるだけじゃない、何かを揺り動かされるようないい作品を作ってくれますよね。さとじゅん監督。などなど、総じて色んなものが丁寧に描かれてるゆっくりしたいい作品でした。

映画を見終わったあとにレビューサイトを見に行くことがたまにあるんですが、そこに主人公の一人がガールズバーで働くことになるシーンがちょっと物議を醸してて興味深かったなと。たしかにそういうシーンあって、リアルタイムで見てても「これまた妙なリアリティ推してくるなぁ」ぐらいしか思ってなかったんですが、何かのコメントに「世の中ではあまりしっかりした職業と観られてなく、もっとまともな仕事に付きなとか言われるけど、映画の主人公が笑顔でガールズバーで働いてるのを観て、みんなが言うほどいけないことじゃないんだなって思えた」みたいなことが書いてあってなるほどなぁ、と。こんな奥深いメッセージがあったなんて。しかもそれがちゃんと届いてる。すごい。

はい、こんな感じでした。てことで2020年は3本観たわけですね。んー、6→4→4→3なので減ってはいますが、まぁ2020年は新型コロナウイルス感染症の関係で映画館にもなかなか行きづらかったり、そもそも上映が延期になったりもしましたしね。あと魔女見習いを探しての中でも書いてますが仕事がやばかったりもしたしね。
こんな世相だったので制限された中での制作だったろうし上映数も少なかったんじゃないでしょうかね?調べてないですけど。2021年はもっとどんどん映画を見に行きたいなーと思いますー(なお執筆は2021年8月)。

更新履歴210909

はい、更新履歴です。

COMICに2つ漫画を追加しました。東方の同人で描いた漫画ですねー。
今回追加したのは、チャー研東方合同2に載っていた「燃える毒キノコの家」と、みとの本ちょっとふたりででかけませんかに載せてもらった「こいの魔法は魔理沙におまかせ」の2本です。どちらも2011年ってことで10年前の漫画ですねぇ。えぇ…10年ですって…!?
ちなみにCOMICは発表順で並べようとしてるんで、2つとも東方カテゴリの中では結構下の方にあります。

それぞれの漫画を書いたときのいろいろはCOMICの各ページとか当時のブログを発掘してもらえばってことで割愛。
なぜこの2本だけ載せるのが遅れたのか。チャー研東方2の方は、版権作品のパロディなのでTINAMIにアップできないらしくてこまいにアップするしかなかったわけですが、てこまいのcomicページの問題を解決してからアップしようと思ってたら遅れちゃったって感じです。このたびCOMICページの改装も完了したんで載せた次第です。
こい魔理の方は鉛筆一発描きの汚い漫画だったんで、全部パソコンでなぞりなおさないと公開できないよなーと思ってたというのがひとつ。これについては過去作品の補正に時間を掛けるより新作描いた方が、と切り替えて気にせずアップしました。あとみとがDLsiteで販売してる同人に載っちゃってる可能性があって、今なお金をとってる漫画を無料で公開するのはなぁと考えたりしてたのも一つ。これもDLsiteの読者はみとの漫画に金を払ったんであってうちの漫画はただのおまけと割り切ってアップしちゃったという。つまるところ最後はえいやー!って感じで。

そうそう。TINAMIじゃないてこまい掲載漫画もビューアー風にしたんですよー!!

使ってるツールはslickでILLUSTの拡大表示のアレと同じ物を使いました。で、画面幅によって2枚表示にしたり1枚表示にしたりって感じです。これでとりあえずスマホの縦長画面とパソコンの横長画面を両立させられたかなと。
ちなみに左右の矢印のクリック(タップ)のほか、下の点をクリックしてもそのページに飛べますし、画像の端の方をスワイプ(ドラッグ)してもページがめくれますし、それらの操作を1度すればその後は矢印キーボードでも操作できます。いゃぁプラグイン楽でいいっすね。こういう便利ツールが気軽に使えるなんていい時代になったもんだ。
ただそうは言っても、画像少し小さいかなぁとも思ったり。以前よりは大きくしましたが幅600pxはまだ小さいような。特に昔描いた漫画は吹き出しが小さくて文字が多いんでどっちにしろ読みづらいかもなぁなんて思います。でもこれ以上大きくするとフルスクリーンにするしかなく、そうすると当初オシャレになりすぎてつらくて挫折した漫画ビュアーを導入することになってしまい…。うーん、見づらさがうちの中で限度を超えたら導入を考えよう…。

ちなみに、今回リサイズするにあたり、従来の画像が汚すぎた作品はスキャンからやり直し、レタッチ、セリフ入れをしてます。

いやーすごいがんばったよ。さっき過去作品の補正に時間を掛けるより新作描いた方がとか言ってた人とは思えないぐらいがんばったよ。
昔の補正は鉛筆の迷い線で目とか輪郭とか判別できなくなってるところを単色ブラシで消してただけで、消してないところは多かったし、鉛筆で濃淡つけてるところは裏が透けたままになっちゃってたり、あのときなりにレタッチしてたけどこんな長くサイトに公開され続けるならもっとしっかりレタッチしないとですよ!
線ではない全箇所を真っ白にして、鉛筆で濃淡を付けたところで透けちゃってた裏地も今回ちゃんと消しました! 上の例だと下の文字の「れま」とか「今回」の背後で頭を抱えてる人の鉛筆グレーのところ。裏地も表を消しました。まぁでも今思うとなんでこんな裏透けが強烈な紙を使ったのかですよね。
これを大昔のオリジナル漫画全てでやってたんすよ。8月中はずっとこれやってて、気づいたら8月終わってたっていう。

そんなこんなで、ついにてんてこまいまいすべてのページのリニューアルが終わりましたー! やったー! 2020年7月27日から今日まで未完成状態だったんで、14ヶ月間過渡期だったと言うね。まぁ先述のCOMICの再レタッチもそうだし、そういえばILLUSTも元データがあるものは再出力したりもしてたし。
次はすばらしき青空の会のサイトをHTML5化しようかなーと思っていじってます。見た目は変えないんだけど、DIV一辺倒だったHTML4から5になってHTML書きやすくなったんで、古いところを見直しつつソースも構築しなおしてたり。

あー、インデックス絵も新しくなってましたね。コンコレのキャラクターみそのさんの新作換毛(グラフィック差分)になるはずの絵ですー。

東京オリンピック雑感

※この記事はタイトルに反して家族の愚痴で構成されています※

始まりましたね。なんだかんだ新型コロナウイルス感染症の押さえ込みができず結局無観客でやってますが。

うち自身スポーツを一切しないんで別にオリンピックしてくれなくていいんだけど…とか思ってはいるけど、開催が決まって会場の整備がされちゃった以上、金をかけた価値があるぐらいにいい大会になればいいかなーと思ってはいました。なので無観客になっちゃったのは残念だなぁと思ったり。
それとはまた別に、いい功績を収めたくてスポーツをしてる人たちは4年に1度の晴れ舞台なわけだし、人生のピークのタイミングでオリンピックが開催されるかどうかでその人の地位とか名誉が変わるんだろうから、記録会感覚ででもオリンピックは開かれてあげられればとも思ってました。てことでこんな形でも開催されてよかったな、と。

ただ、今からでも中止にすべきって言う人もいるみたいですね。
いや今やめたって既に選手は日本に来ちゃってるし、メダル授与式まで到達できなかった競技に参加する選手はお出かけ損(≒持ち込まれ損)になっちゃうわけだし、そこまでしても今中止にするって結論がどういった見解から出たのかがわからないなと。訊いてはないんだけど。
感染が増えるからって主張にはならないと思うんですよ。オリンピックが開かれる前から増えてたし。開催にかける費用を国民に還元するためってのもないと思うんですよ。中止で浮かした金なんて放映権の違約金とかの返金で簡単に消し飛ぶだろうし。選手や各国関係者がルールを守らず市中にウイルスを拡散してるからってのは言っちゃいけないと思うんですよ。外国人にだけ性悪説を唱えられるほど全日本人が品行方正に行動してるのか、いやない(反語)。

すみません。他人みたいな書き方してましたけど、うちの家族がそのタイプの人でした。

うちの家族はみんな偏屈者で天邪鬼なんですね。うちもアイマス始めるぐらいまでその異常さに気づかなく同じスタンスでいたんですが、なんでそんなことに怒ってるの?その不満は誰宛のものなの?謎の怒りを独りでループさせてぼやきの永久機関みたいになってない?などとうちんちに対して思うし、なんなら昔のうちに対しても思う。心剣ゼミを完結させたときに古いブログを遡って公開時期を調べてる最中「うわぁ、なんていうかぼやくのに忙しそうで大変ですね。早く楽になれるといいですね」みたいな感じになる記事がたくさんあったり。30代半ばともなるともはや幼なじみなのではってぐらい長い付き合いのみとにも「よんち、昔はwindowsに親でも殺されたのかってぐらい、windowsを目の敵にしてた。最近windowsパソコン買ったとか言ってて四半世紀がかりで和解してて草」みたいなこと言われます。ほんとそれな。
ちなみになぜアイマスを始めるぐらいなのか。うちの人生を変えたマンガ(←広義)キャラ3人の1人、高槻やよいとの出会いでした。あんなに小さいのにこんなに頑張って…すごいな!!みたいなね。あと2人については機会があれば。

そんな家庭なので、うちではオリンピックは死んでも見ないってルールが敷かれており、まさにオリンピックに親でも殺されたのかと。
まぁ冒頭で書いたとおりうちもスポーツは好きじゃないんで、一日中スポーツ中継見たりとかはしてないんですがね。でもお祭りなんだしみんなで盛り上がっとけばいいのにねぇ。ちなみにうちは自分の部屋で見たりします。

開会式の4連休、家で過ごしてたんですけど昼間のニュース(ワイドショー?)はだいたいコロナやオリンピックの不安や不満を共感し合い続けててたんですね。で気づいた。なんとなくテレビがばらまいてる漠然とした不安を、うちの家族はお裾分けされちゃったんだなと。解決に向けた具体的な議論に展開しない愚痴りあいを毎日毎日吸収してしまっていたのですよ。
こういうスタンスながら一緒に見てたわけですが、その番組の面白いところが、しばらく前に見たときに日本の防衛費が上がってて「防衛のためとはいうがそんなに戦闘機を買いそろえる必要があるのか。企業との癒着を疑ってしまう」みたいな妄想をたれてたのに、東京上空でブルーインパルスが飛ぶのを見て「こうやって人々に感動を与えられるブルーインパルスの技術や装備に誇りを感じる。ありがとう」とか言ってて、その直後感染者数のグラフを眺めながら「オリンピックが開催できると思ってる日本政府の神経が分からない」とか言いつつ「自国開催の今回のオリンピックは是非メダルを最多獲得で」みたいなこと言ってて。情緒不安定すぎだろいくらなんでも、と。
ただそれをまるっと真に受けてしまう人がいるのも事実。しかも家族。

まあいろんな考えがあるのはいいと思うんだ。立場も違えば見据えてるものも違う。ただやっぱりそれは自分の中で考えた上で持つものだと思うんです。人の考えを鵜呑みにする前に、それをどう吸収するか一旦考える必要があると思うんです。頭空っぽにするのは夢を詰め込む時だけにしろって影山ヒロノブが言ってたしね(違)。

米印での注釈は3段落目ぐらいを書いてる時に書き足したんだけど、その頃の想定以上にオリンピックに関係ないことを書き続けてしまったので、とってつけたようにオリンピックの雑感を書き綴ってみたり。

■開会式は全部見た。直前で関係者が2辞退に追い込まれてて、どっちもあまりに謎なソースから炎上したんで、これは金に困った大会委員会が民意主導に装ってコストカットのためのリストラをしたのでは?なんてSFを空想したりする辺り、蛙の子は蛙だよなと思わずにいられない……ってのは脱線ですが。ブラジルの閉会式の演出を見てるので、もっとオタクカルチャー寄りの開会式になるのかなと思ってたんですが、少し期待と違ったかなーなんて思ってたときに、選手入場の曲が聴いたことあるゲームの曲でおおっ!!って思っちゃいました。ドラクエとFFとモンハンまでは分かったけどその他はわかんなかったな。ただFFのエンディング(?)の曲って昔から弱くて、唐突にかかったもんだから泣きそうになってしまいました。それでいて映像はテンションが高い国が暴れながら入場しているという。一人で見てたとはいえ、泣き所が意味不明すぎでしょや。
■首都高が1000円ぐらい高くなったとかで、うちの職場の近くの国道の交通量があからさまに増えてて、現場に出かけるのに支障してたり。しかも10kmぐらい離れた現場に向かう途中で3箇所も事故による交通規制が敷かれてて、慣れない下道で急いでミスっちゃったんだろうけど、なんていうか警察も忙しくて大変ですね。この辺を見てる分には、もし観客動員して開催してたらさらに混乱だろうと思うと、無観客開催でよかったのかもしれないですよね。
■オリンピックマスコットのデザインが実は好きなんだけど、警察のパンフでガードマンっぽい反射材のチョッキ着てるのがいたり、セブンイレブンのコラボ弁当のポスターでシェフの格好してたり。眼福ですやんかー。
■昔よく言った公園がオリンピック会場になってて、出かけたときに周りを一周してきたんだけどその頃あった景色とは全く違う公園に変化してて驚愕。花見をした桜並木の道とか3mぐらいの高さしかなかったスタンドとか、そういうものは全部なくなっていっちょまえのオリンピックスタジアムになってた。ひぇー。あまりに立派すぎて観戦したかったなと思っちゃったよ。ところで、オリンピックが終わったらあのスタジアムはどうなるんだろう。アクセスがよくないんでそのまま残っても充分に活用されなさそうな気がするけど、アレを活用した競技とかイベントとかが逆に開かれてく未来を期待したいと思います。

更新履歴210727

はい、気づいたら19周年の日になってたので勢いで更新しました。

フォントアップデート

今回はてがきフォント「まふまる体」のアップデートでした。収録文字数2055文字ってことで、前回から119文字追加、おそらく教漢完全対応を達成できたんじゃないかと思います。ちゃんとは確認してないけど小六漢字は書ききったはず。
それと全角数字を追加しました。相変わらず使わせる気が全くない全角文字にしましたよ。唐突だけどみんな英数は半角を使おうぜ。うちの職場の特定の部署に1桁数字は全角ってルールがあるんだけど文字コード的に読みにくいのでやめてほしいんだよな。まぁそういう人たちに限ってプロポーショナルフォントを使ってるから結局文字の位置が合わないとか、wordの自動調整のせいで原稿用紙的なレイアウトはどのみち無理とか、意義を忘れてルールに拘束されてるだけっぽくてほんにょこにょなんだけど。あ、脱線脱線。
ちなみに今回の更新からってわけじゃないけど、Fontページに試し打ちができるフォームをつけてみてます。この字あるかな?とかどんな字形かな?みたいな時に使えるんでよかったらどうぞ。テキストフォームを使ってますが一切CGIとか連動させてないので、打った字が勝手にどこかに送られる心配とかないのでお気軽にー。

てとこで文字の拡充に一区切りついたんですけど、まふまる体に関しては前々から自サイトでの配布だけじゃ拡散力に欠けるなーと思ってたりしてます。
でタイプラボのメールマガジンを見てるとBOOTHで¥0ダウンロードとか気軽に展開できそうだなーと。まぁでも収録文字数が貧弱じゃ今時お粗末だよなぁとも思ってて、とりあえず教漢を達成したら考えようと先送りにしてました。
まふまる体自慢の謎の漢字バリエーションはこれからも拡充していきつつ、BOOTHも調べ始めてみようかなーと。

てことで、リニューアルから1年が経ったんですが、

COMICページは間に合いませんでした。とほほ。
表示させる機構の準備はできたんだけど、原稿から画像を取り込み直す作業をしててそれで間に合わなかった感じです。
いやね、元の画像が低解像度だったのはまあ数歩譲っていいとして、裏紙の裏面が透けてるのがねぇ。いや裏が透けてるだけならまだ百歩譲っていいとして、鉛筆で描いてたんで絵が見づらかったわけで。しかもあの頃は絵を描いてから吹き出しを描いてたので文字数に対して吹き出しが小さく字が読みづらいってのがまた。
それでまた良いのか悪いのか、当時の原稿がまだ残ってて取り込み直しができちゃったので、こういう機会だし載せるならできるだけ綺麗にしないとなと思ってスキャンとか補正とかこつこつやってます。
それにしても15年とか前に描いた漫画をスキャンして、迷い線を整理したり消し跡を補正したりしてるわけですが、コマ割りの法則を少しずつ掴んでいってるなーとか、前もってストーリー考えずに惰性で描いてるなーとかいろいろ感じますよね。15年前だからこその未熟さに気づいたり、15年前の情熱にちょっと圧倒されたり。

おそらく次の更新でこの辺アップできると思います。