新しい漫画を描き始めたぞ!

イルカ(アカリも可)が襲ってきたぞみたいな感じで。がたんごとんとん。
そうなんですよ描き始めたんですよ新しい漫画。同人誌にしたいやつ。

にとりメタモルフォーゼの新装版を頒布した2022年の例大祭の頃には、もう次回作の構想がぼんやりあって、そこからだらだらと内容を構築してたんですが、途中で頓挫しない(できない)ところまで進んだので、退路を断つ意味も込めてここで公表してみたり。

いやアイデアがひらめいた時点でもう頓挫なんてしないレベルで描きたいストーリーだったんだけど、ふとした時にしらけちゃうことがあるんで。過去にもあったし。
なので、すでにコマ単位のセリフを先に完成させて、ネームもほぼすべて完成させてあります! そうあとは四の五の言わずに描くだけって状態という。

とりあえず直近に描いたものとして、2019年まで描いてて2022年に完成したにとりメタモルフォーゼが38ページの同人誌作品。あと2022年は、ずっと放置してた名刺交換特典の12ページのweb漫画もありました。
今回描き始めた漫画も40ページ近くになりそうです。最後のシーンはまだコマ割ってないから分かんないけどコマ数的にはそんぐらいになるかと。

あとでしらけちゃわないようにキャラのデザインも固めておきます。筆が遅いのでものそく時間がかかるんですが、読んだときにページごとに髪の毛が違ったりしちゃいけないし、あとでまとめて修正とか面倒だし。

てことでご覧の通り、今度は魔理沙が主人公になります。

てかレイヤーで登場人物もわかっちゃいますね。レイヤー8さんって誰でしょうねぇ(違う

今回はオリキャラほぼいないです。にとモルはオリキャラ多すぎて、読む人によってはなに読まされてるんだろって思ったかもなぁと。今回は多分大丈夫だと思います。まぁ1人出るんですが。多分大丈夫…。

にとモルは感情の機微を表現することに注力してたけど、今回の作品は意外性を頑張りたいと思います。この普通なような意外なようなメンバーと魔理沙がどーのこーのしていきます。うまく描けるといいなぁ。

描き始めたばかりなので、↑の画像と1,2ページのペン入れ原稿しかないんですが、先述のとおりネームが8割ぐらい終わってるので、基本的にはガンガン描いてくだけって状態です。ゆっくり描いてたら読んでくれる人いなくなっちゃうかもだし、できたら来年の例大祭には間に合いたいなーと。いや1年も!?って思うかもだけど、にとモル当初版が死ぬ思いで描いて4か月だったんでね。当初版は絵も荒かったしね。

てことで、ネタバレしちゃいそうなので次の情報は本が出るときになると思います。よかったら待っててくださいねー

おっぱい

子供の頃から絵を描くのが好きだったんです。あ、おっぱい限定じゃないよ。
この目を引くだけの微妙なタイトル、後ほど伏線として回収するんで。

はい、子供の頃から絵が好きでして、なんなら生まれたときからと言っても過言ではないぐらい。
覚えてるのは、例えば幼稚園児の頃、白紙の絵本を渡されてクリスマスの絵本を作ったり。例えば小学生の頃、適当な紙とホッチキスで8ページの中綴じ本(右綴じじゃなく!)を自作し連載漫画とか読者コーナーを作って妹に定期的に渡して遊んだり。中学あたりでこちら側の絵を描くようになってからはご存知のとおりサイトを構えweb漫画をたまに描き同人を出したりしてるわけで、まぁ人生ずっと絵を描いて創作をしてるんですね。いやぁ振り返るまで気づかなかったけど幼稚園生の頃から同人誌を作ってたとは。

色々複雑になるんでこちら側の絵を描くようになった以降に絞りますが、描き始めてからしばらくは人並みに「なんかうまく線が引けないなぁ」とか「早くうまくならねば」とか思い続けてたたわけです。
やっぱり思ったものをさらっと描けたほうが楽しいし、より多くの人に見てもらえたほうが楽しいじゃんすか。

そして注目の(?)中二の時、妹がハウトゥ本を買ってきたんで、それを時々見せてもらい「そうかこうやって描くんだ!これで上達の一途だぜ!」と思ったものの、うまく吸収できずなんだかカチカチの変な絵しか描けなかった。
で、ハウトゥを叩き込むだけでは絵は上手くならないって反省しまして、教本から学ばずフィーリングで描き続けるって上達方法をとることに。
……はい、お察しのとおり全然上手くならないんだなこれが。
それでも漠然とアクセス数多いイラストサイトを見て漠然とそうなれるような気はしてたような気がします。

そこからしばらくして、同人始めたぐらいか、もしくは仕事で2つ目の部署に異動した頃か、FireAlpacaを導入した頃かはわかんないですが、めきめき上達する未来を目指さず息抜きとしてのお絵かきでもういいのかなーと割り切り、楽に考えることにして自己肯定爆上げに切り替えてきました。
ひとつひとつの絵にこだわらず、とりあえず仕上げることにし、ワンドロでどんどん絵を描いたり、それまでじゃ描けなかったページ数の漫画を描いたりもできるようになった。
自己肯定爆上げに関しては、一週間ぐらい毎朝自分の絵を見ながら「かわいいよなぁ」とか思ってたりね。自己肯定低いのもアレだけど、高すぎるのも進歩止めちゃってる感じがまた微妙だよなぁ——まぁともかく。

で、それなりの頻度でサークルの人が出るイベントに合わせてどんどん漫画を描くって状況が、その後コロナによって一段落しちゃったんですね。
コロナ突入して即その状態になったかと言うとそうでもなくて、10年以上前に描きかけてた心剣ゼミ勧誘漫画を完結させたり、去年のGWに頒布したにとりメタモルフォーゼ新装版を仕上げたり、名刺に載せてる秘密のアドレスで描いてた漫画を完成させたり、絵じゃないけどサイト改装したりしてましたけど。
その辺も一段落して、ちょっと立ち止まって考えるうちに、今まで全く感じなかったようなことを感じるようになってきたので、心境変化を半分は備忘録として、半分はブログ更新ネタとしてここに書いてみようかと。

何が描きたいの?

うちの絵には作者こだわりが込められてないんじゃないかと思い始めたんですね。描きたいものはなんなの? 表現したいものはなんなの?

誰かに言われたわけじゃないけど、確かにこだわりはない。ある程度様になる絵は描けるようになったかなと思いながらも、ネットで見かけるような、どちゃくそにポップな絵とか、質感をまざまざと表現した塗りとか、まるでそこにいるような情景とか、くっつきたいと思ってるけどなかなか踏み出せない二人がいつまで経っても踏み出せないまま過ごす漫画を描きたいとか、自然な仕草を描きたいとか、うちの絵にはそういう魅力がないなと思い始めた。わるい意味で正直すぎなのでは?とか。
あ、漫画に関して言えば日常系は好きですし描きたいとは常に思ってて、ずっとなにも起きないのが日常系だと思うんで、それを描きたいものがあると捉えると「なにもない、があるのよ!」的な解釈になるような気もしますが。
まあでもやっぱ世の日常系だってやっぱり、これでもかと言うぐらい仲良し女子高生がいちゃいちゃしてたり、バンドとか冒険とかいうテーマがあったりするわけで、うちの作品はその辺り薄いよなぁと。
イラストに関しても、教科書の挿絵とか、他愛もないチラシのカットイラストみたいな絵が好きなんで、ある意味フェチを一つも感じないクリーンルームで水耕栽培したみたいな絵もそれはそれで一つの表現したいものと言える答えなのかもだけど。ただその答えじゃ納得がいかない…。

などなどいろいろ考えて、最近はイラストとはフェチを宿すものなのではと考え始めてきた。
絵を描こうと思っても描きたいキャラもポーズも無いって状態の正体に気づいてしまったんです。無くはないはずなんだけど、そこにフェチが宿ってないから「有る」と言い切れないんだ。

こだわりのある絵になりたい

こんなことを感じまして、こだわりポイントがもっとあっていいんじゃないかと思い始めたり。

てことで、とりあえず柔らかいもの(質的だったり精神的だったり)を柔らかく描きたいと思い、その一環でおっぱいがある絵を描いてみようとするんですが、まぁ手癖で描けるわけはなく「じゃあうちのPC内に良い資料になるイラストないかなー」と漁ってみると驚くほどにおっぱいある画像がない。意図的に避けたつもりはなかったけどここまで無いものかと。うーん、今までにない考えだったんだろうなぁ。

もともと描けないものは描かない主義だったんで困ってはなかったんです。なにしろ今も男が全く描けない。だから描けなかった二次創作もややありました。やや、ね。
にしても逆にいままでよくおっぱい描かずに済んでたなと最近急に思うんです。そんなにお子様ばっかり描いてたかっていうとそうでもないつもりなんだけどどうしてなんだろう。

あと感情も表面的なものしか描けてないと思い始めてきた。表情はそれなり描けてるかもだけど、表情以外にも感情が現れる部分ってあるわけだし。そういえば漫画のネームを書いてる時に人の表情とかポーズのバリエーションが乏しいなと思ってたけどこういうことだったのかも。

てことで、目だけは引くタイトルでつらつら喋りまくってましたが、以上、当初は「うちの絵に思うこと」ってタイトルだった記事でした。正解はどっちだ(タイトルの話)。

更新履歴230102・230311・230409

はい、更新履歴です。
3つまとめて。ちょっとサボってました。

230102

新年一発目、インデックスを年賀イラストにしましたー。
今回は卯年と言うことで兎の方々を。ちなみに1周前の2011年はミッフィーがよぎる感じのてゐを描いてました。
今回参考にしたポーズはらき☆すたDVD3巻でした。もし興味があったら画像検索とかかけてもらうといい(見比べられると恥ずかしいのでリンクは貼らない)んですが、元絵は水着なんですよね。よくこれを見て年賀イラストにしようと思ったもんだ。
清蘭も鈴瑚もはじめて描いたんですが楽しかったです。特に清蘭の大きいおさげと鈴瑚の帽子ね。頭にでっかいパーツが付いてるのが好きなんだ。楽しかったー。そのうちオリジナル服で描いてみたいなー。
背景は以前連れて行ってもらった大洗磯前神社の写真を利用しました。イラストになじむようにちょっと加工したんですがどうでしょうかね?写真っぽくなくなってるでしょうかね?
ここ数年はコンコレ用+余力があれば東方を描いてたんですが、今回は東方用だけでした。ちょっと東方用を力みすぎてしまいまして時間がなくて。

3月11日にインデックス絵を変えてしまったので今のところTwitterでしか見られません。多分もうちょっとで追いつくはず。

230311

インデックスの絵を更新しました。3月まで年賀イラストだったけどまぁいつものことってことで。
去年の今頃に描いてTwitterにアップした絵ですね。線の強弱って大事では??と考えて試行錯誤の中で描いた絵です。線を太くする箇所は分かるようになったんだけど線を細くする箇所は未だよく分かんないです。

あとイラスト1つ追加しました。去年のGWに描いたMac音ナナさんですね。今更唐突にあかつきごもく氏にはまってしまいました。
この絵、はじめてFireAlpacaのみで仕上げました。これまではFireAlpacaで線→人物の着色をやってPhotoshopCS6で色調補正や背景を仕上げてたんですが、PhotoshopCS6は11年前のソフトだからいつまで使えるとも限らないし、今のAdobeの月謝制を払い続けるほど趣味にいそしめてないわけで、つまるところPhotoshopCS6が終わってしまったらFireAlpacaだけで描かないといけなくなっちゃいそうなんですよね。ってことで、FireAlpacaでどこまで出来るのかと、今時点で本当にPhotoshopじゃないと出来ない工程がどの程度あるのかを洗い出そうとしたところです。描いてる途中で夢中になっちゃって忘れちゃったんですが。
とりあえず感じたFireAlpacaで出来なかった点は、(1)これまで蓄積してきたブラシが使えないこと、(2)グリッド線の自由度が低いこと、(3)画像の書き出しメニューが乏しいことぐらいですかね。
(1)はまずどこかで調達したブラシがーって話で、それはほとんどFireAlpacaのブラシストアで間に合いそうなんでそれはOK。ただそれとは別にワンドロの背景とかにほぼ毎回使っている気まぐれで調整したブラシについては同レベルに作る機能がなさそうなのでどうしたもんかなぁと。
(2)は、Photoshopは1ピクセル単位で好きな位置にグリッド線が指定でき、数値で位置を指定することも出来てたんですが、FireAlpacaはそこまではできない。
(3)は、Photoshopはweb用に画像を書き出す機能が充実しすぎてて、それに比べると劣るなーと。
いずれも十万円近くするソフトと無料で使えるソフトを比べてるって時点で相当野暮なんですが、やっぱ乗換えの検討にあたっての課題になってしまいます。
じゃ有料ソフトにすればいいじゃんってツッコミが当然あるわけですが、クリスタも(2)と(3)はさほど変わらないみたいなので、結局Photoshopの代わりを探すのは諦めてなれるしかないなーという結論に達した次第。

230409

イラストを2枚追加しました。ワンドロですねー。
そのまま追加しても悪くはなかったんだけど、微妙な場所に気づいたままにしておくのもなんだし、もともとの絵を見たい場合はTwitterを見てもらえばいいわけだしってことで、手直ししたものを載せてみました。
ちなみにチルノの方は、エラが張ってた、手と指がおじさんみたいにでかかった、足が細かった。椛の方は、顔が大きかったって感じです。どっちも参考にしたポーズがあって、参考にするときに等身とかスケールをミスったってとこですね。1時間じゃ仕方ないよね。うんうん。

てことで更新履歴は以上です。以下ネガティブ発言。スルー推奨。

ところで最近東方ワンドロが減速気味じゃないですかね??
いい感じで描けたねぇ!って思った時とかもうちょっとRTとかFavとかもらえそうなもんじゃね?と思っちゃう。いや月1回未満の分際で何言ってるんだって話だしもっといい絵描いてから言えって話なのも承知なんだけど、やっぱり感じてしまう。
参加する人が減ってきてるような気はするし、うまい絵の割合も減ってきてる気もするし、ワンドロではないけどTwitterで見かけた東方の絵に「久しぶりに描いた。懐かしいなー」て書いてあって、コンテンツとしての終わりが近づいてるのかもなぁと思ったりも。
東方の同人誌イベント行きたいなーと思い続けながら家庭的な事情で行けてないんですが、情報を見ると小さい箱での開催が増えたなぁって思うしなぁ。この間の東方合同祭事ってイベント、東方プチオンリー合同だけど会場の川崎市産業振興会館って、出せてせいぜい50スペースぐらいの箱だったはずなんだよな。大昔、さとりx映姫っていう超ニッチカップリング(失礼)で使ってたのに。
まぁでもそう考えれば15年以上衰退知らずだったわけで、これでも充分異常なんだよね。

なんかなんでも人のせいにしたくなる悪い癖が出てしまいましたね。よくないな。
そんなことより、今温めてる長編漫画を早く進めてオンリーイベントが存在するうちに頒布しないとな! がんばろう。

この映画を見た2022

しれっと2023年になってます。ってことで相変わらずのこの映画を見たコーナーです。
ごちうさ風タイトル画像(に見えます?)で妙に箔がついた感じを醸し出してますが、「〜がすごい!」とか「〜が来る!」とかそういうのではなく、とりあえず見たことを報告するコーナーです。

四畳半タイムマシンブルース

そうなんですよ。この時点で既に10月。全然映画見れなかったんすよね。
ちょっと調べたら1月〜3月には結構いろいろやってたらしいんだけど年度末で行けず、その後めぼしい作品がずっと無く、映画見たいと思って検索かけても足を運ぶような作品がなくて諦めること数回。夏頃から急に「雨を告げる漂流団地(9月)」「夏へのトンネル、さよならの出口(9月)」「ぼくらのよあけ(10月)」「僕が愛したすべての君へ(10月)」「君を愛したひとりの僕へ(10月)」と、この四畳半とわたてんが一気に上映になったという。さすがにこれはタイミング考えてよって言いたかった。上映時期を5月から10月に散らしてくれればもしかしたら全部見に行ったかもしれなかったのに…。

で、その中で四畳半タイムマシンブルースを選んだわけですが選定動機として、まず漂流団地は2週間限定上映だったので既に終わってて、わたてんとぼくらのよあけはまだ上映が始まってなくて、僕が愛した…と君が愛した…は多分わりとロングラン上映になるだろうと踏んでのチョイスでした。後になってみれば四畳半…が年末ぐらいまで上映してるロングラン映画だったという。

てことで四畳半タイムマシンブルースです。あいかわらず原作も映画の宣伝もノーチェックで見に行きました。あ、動画広告は結構流れてたかもだけど、その印象はキャラデザが趣味に合わないかもしれない、みたいな雑なものだけでした。
そんな第一印象だっただけに最初の方は何が目的なのかもどう面白いのかもよく分からない駆け引き(?)がしばらく続き、どうなっちゃうんだ?と思ったりしてました。ただ映画を撮り始めたぐらいから、なんかわかりやすい伏線が張られはじめ、どんどんわかんなくなってました。もう最終的にはキャラデザとかどうでもよくなるような作品でしたね。いやキャラデザよかったね。作品の雰囲気にぴったりでした。やっぱりなにも知らないで見に行く映画はおもしろいもんですねぇ。
時空モノって大好きで、一応最初の方は分かってたつもりだったんだけど、気づけた伏線の裏側でまた別の伏線が敷かれているという。恐ろしい作品だった。
タイムマシンっていうモチーフだけであんなにいろんなことが起こせるの?っいうすごさと、ほぼ出来事の舞台は基本的にワンルームアパート内でしか起きてないというコンパクトさに、ぐうの音も出ない。話作り上手すぎ。いやまあプロな訳だが。

うちの漫画のバイブルのひとつ「宇宙賃貸サルガッ荘」も物語のスケールはクライマックス以外はワンルームアパート内での出来事にほぼ始終するんですが、クライマックスの合間のちょっとした休憩シーン(かつ重要なシーン)で主人公が「なんつーか広すぎンだよ。オレみたいなミジンコには。口ばっかで結局何もできてねぇ」「四畳半もありゃ十分かなって。ホラこんなに狭くてもおまえにすら届かねぇ」なんて会話があって。前後のシーンがわかんないと何のこと言ってるか分かんないと思いますが、うちが言いたいのは、スケールが狭くたって面白い話や深い話は描けるんだなー、と。
サルガッ荘を読む前は、FF的なゲームだったりワンピース的な冒険モノ漫画だったり摂取してて、面白い作品はスケールが大きいとか壮大みたいな固定概念があったんで、それを覆されたことでバイブルとなったわけですが、四畳半タイムマシンブルースはそれを再確認+α(狭い舞台だからこそ伏線やトリックが深く展開していく的な)させてくれる作品でした。

私に天使が舞い降りた! プレシャス・フレンズ

ふたごさんに「早く見に行かないと終わっちゃいそうじゃね?」って言われた流れで一緒に行きました。上の四畳半タイムマシンブルースとは真逆の、何も起きないのがいい映画でした。ただ秩父に行って川遊びしたりお祭りに行ったりするんです。まぁ川遊びもお祭りも行けばそれなりのことは起きるわけですが、あくまでそれなり。ついて行けなくなるような展開も、戸惑うようなクライマックスもなく、結局みんなかわいいってだけで充分な映画でした。

すずめの戸締まり

これこそ年明けてからでも上映してそうな作品でしたが、もらったチケットの関係でこのタイミングに行くしかなくなって、ほぼ上映開始直後に見に行きました。
いろんな意味で安定の新海作品でしたよね。まず背景の色使いはきれいだった。ほんと自然と空を描かせるとそうそう横に並ぶ人はいないですよねぇ。最近新海作品に触発されてかボラスがアニメでCM打ってるんだけど、絵コンテが上手くなかったり色指定がいまいちなんであんまり惹かれないもんなー。大成建設はしっかりした所に頼んでるってことかーなんて思ったり。
あと社会の明るくないところもあえて隠さず描くとこも新海監督なんだろうなと。天気の子の時も賛否が分かれてた気がしますが、うちはあえて隠すことはないと思ってるんで、ああいう著名な人が切り開いてくれるってのはいいことだなっていう肯定派です。子供の時に気になってたもん。いつ見てもcloseって札がかかってる窓のないお店、スナックって書いてあるけどなんてお店なのかなースナックだからお菓子関係かなーとか。それをどう受け止めるかは子供が考えればいいと思う。

今作は時空モノ的な宣伝が打たれてるみたい(今見た)ですが、うちの時空モノ好きの琴線には触れず、どっちかというと扉を中心に描かれる家族とか帰る家とかいうモチーフを大事に作ってるように感じたんですよね。
うるさいお母さん(?)と一緒に暮らす家にも扉があるし、後戸だって扉だし、今作は扉が分けるいろんな線をそれぞれ表現してたように感じました。
観覧車の扉だって転落しない安全柵ってだけじゃなく遊園地で二人の密室を作る非日常的な空間っていう線を表すものだし、居候したスナックの扉だって子育てママの住居と夜の仕事場という空間の役割的な意味とか母親の顔と仕事人の顔を使い分ける線を表していたし、ルーフが出ないスポーツカーだって走り出してしまえば逃げ場のない密室になる、あれはむしろ転落して扉がもげ落ちるところに不穏なシーンが始まる予兆を表してたのかな。考えすぎかもだけど、ドアノブを握るシーンと鍵をかけるシーンはよく描写されてたから何かしらの意味は込めたかったんだと思うし、当たらずとも遠からずってとこかなーなんて。
それと繰り返す出会いと別れそれぞれに挨拶のシーンをちゃんと書いてるのもいいなーと。うち自身かなり大人になるまで挨拶の意味って分かってなくて………というか意味がないからしなくていいぐらいに思ってた人だったのでややこそばゆかったり。
総じて、設定は難しかったけど設定語りに没頭しすぎず、でも難解さはあまりなくて、むしろ設定とか気にしない人でもおそらく敵を倒すぐらいの認識で楽しめる作りになっててすごいなーなんて思いました。

はい。ってことで、3本です。何という少なさ。いやほんと見に行きたい時期と上映スケジュールが合わなかったんだよなぁ。
2023年はもっとたくさんみたいですね。ほな。

更新履歴221208

はい、更新しました! うぇーい!

今回の更新はイラスト3枚です。いつも2枚ずつにしてるんですが、今回は前回の更新後に用意しておいた2枚にプラスして、1つ描き下ろしのができたのです。あらかじめ振ったページ番号を入れ替えるのも面倒だったので3枚更新ってことにしました。

1枚目、2枚目はTwitterでほぼ1年前にアップしたイラストですね。そんな前のイラストに2022-12-08なんて書いて更新するってのもなぁ。

1つ目はでじこですにょ。いやぁ時々描きたくなるんですよね。当時結構練習してたんでパーツを覚えてて何も見なくても描けるのが楽で。
イラストページの方に書いてますが、でじこの誕生日のハッシュタグがあったので便乗。さすが大手ショップの現役看板娘だけあって色んな人が描いてましたよね。末席を汚させていただいた次第です。
影が真横に出てるのは無印OPのオマージュのつもりです。誰がそんなの気づくか。

2つ目は椛ですにょ。こちらも手癖で描けるのでよく描いちゃいます。というか、そもそも公式設定がつい最近まで小さいドット絵しかなく、最近もZUN公認のアプリに出てるというだけで、これだって各絵描きのイメージだけで描かれているという。結局どう描いても大雑把なシルエットと色が合ってればいいわけで、手癖で描けるというのもちょっと違う気はしますが。
で、デフォルメですよ。ほんと改めて描いたことないんですよね。漫画の小さいカットで似たようなものは時々描きますけど、収まらないから小さく描いてるわけなので全身描くことはないですし、ここまでキチッと描かないし。
描きたいデフォルメとはぜんぜん違う方向性であんまり納得はいってないんだけど、その割にちゃんと完成させられてるのでサイトに載せました。記録しておくといいと思ったってのもあり。

で大事なのは3つ目。サイト用に描いた絵、しかも複数枚!! 8年ぶりだそうです! ほんと時間の流れがゆっくりなのな。
ついにAIが絵を描く時代が来てしまいましたね。一年前は遺伝的アルゴリズムでえっな画像を作ってたというのに(2015年にはあったらしいけど知らなかった)。しかもプログラムとか全然わかんないよんちがLINEで遊べるっていうところが特にすごいですよね。特別な技術or機材を兼ね備える人だけが楽しめるものじゃなく、誰でも使える、というか誰でも遊べるっていう。
てことで遊んでみつつ、誰に頼まれたでもなく張り合って何枚か絵を描いてみました。

AIの絵の面白いのは、AIに人を描いてるつもりは一切なく、流し込まれた大量のイラストっぽいイラストを生成してるだけなので、指の本数が変とか顔が溶けてたりところだと思うんですよ。
それは字面通りギャグ的に面白いってのもそうだけど、今回うちが描いた絵も襟とリボンが合体しててスカーフを付けてたりとか、左右で体の向きが違うせいで結果的に左右非対称の服を着てる風になってたり、自分の中の常識に照らして人を描いてるうちは到底思いつかないアイデアめいた間違いが生まれるのが面白い、というか興味深いなと思うんだ。いやほんと黄色いシャツは設定が広がったよねぇ。なんのことかはILLUSTページを見てくれよな。

ちなみに最初はこのBLOGに載せるネタにしようと思ってたんだけど、BLOGだと流れちゃうし、最初想定してたよりも気合い入れて描いちゃったので、ILLUSTとしてちゃんと残そうってことにしました。
うちの2022年時点の絵って記録もさることながら、一般化したAIの2022年時点の絵って記録としても価値がありそうな気したし。

さてさて。絵は描かなかったもののほかにもいくつか生成したのでこちらに載せちゃうぞー

オーダー:東方Projectの新キャラクター

そのうち東方の新作でこれと同じキャラが出たらすごいだろうなぁと思って入れたキーワード。
最近の東方シリーズの感じじゃないけど、なんかいかにもな絵が生成されたなぁ。右の赤みの強い魔理沙風の子、髪にフリル付いてるのめっちゃ前衛的だよね。これだからAIはすごい。何にも囚われてない。

オーダー:兎鞠まり

これ最初何が起きてるか全然わかんなかったんですけど、縦書きで左から配置されてるんですよね。「兎」と「鞠」と「まり」が。ダジャレか!!
そして相変わらず微妙にエモい背景。緑のシャッがなんかいかにもっぽいですよね。

オーダー:ボブカット黒髪褐色ビキニアーマーのバトルシーン

多分「褐色ビキニ」「アーマー」って解釈され、バトルは顔つきにだけ現れたんでしょう。

オーダー:狼耳で白髪で赤目のツリメの女の子が白と赤の和風の服を着てて、剣を持ってるイラスト

んー! ただの椛!
カッコつけてるけど刃の方握っててただの危ない人みたくなってますね。
微妙に着物に模様入ってるか所がありますね。柄付きってイメージなかったなぁ。いいですねぇ。

と、こんな感じでした。
なにげに絵かきのみんなが逃げたがってる手とかみたいな細かいところはAIも逃げたがってるってのが面白いなーと思いますよね。投入された絵の傾向なんだろうけど。

なので、そのまま使用するにはやっぱりまだまだ未熟なんじゃないかなと思いますよね。ただうちがこの一連で出力された画像に感心してるような常識にとらわれなさがアイデアになって誰かが描く絵の参考になるってのがいま時点で最良の使い方なんじゃないかな。

まぁ手が描けないとかポーズが単調とかも数年で克服するんだろうけどな。AIイラストにポーズのデータベースと連動させるとか3DCGにおけるボーンと連動させるとか、投入する要素のアプローチを変えれば結構簡単に解決できちゃいそう。

てことで多分年内の更新はここまでになるかと。2010年代の全く更新してない時期よりはしてたとはいえ、タマもあったんだしもう少し頻繁に更新しても良かったなーと思ってしまいました。まぁ夏は忘れちゃうんでね…季節のせいじゃないんだけど。

ブログはもしかしたら映画レビュー載せるかも。

更新履歴221120

前回の更新履歴の投稿忘れをどうやって気づいたか? これを書こうとしたら更新されてなかったからなのです。いやはや。

てことで更新履歴ですね。
今回もイラストを2枚アップしました。

まず2022年年賀イラストですねー。ここんとこその年の秋に年賀イラストを更新するみたいな流れがあってよくないなーと思いながら、春を過ぎると更新を忘れてしまいこの時期になり続けてたり。
2022年はコンコレ用とその他用の2種類作りまして、コンコレ用はTINAMIだけにアップしました。ログインしなくても見られるからよかったら見てみてね。
イラストページの方も描きましたが、下書きがするする描け、最後の仕上げまで一気に描けたんですよね。特に目はポーズを参考にした絵にも流されずいい感じの下書きが描けたのでペン入れはむしろピクセルレベルで下書きに忠実に描いたほど。

あとらんさまのセーラー服ですね。うちにしては胸が大きいイラストに仕上がりました。これでもね。
主線の色を対象ごとの色にするのがすごい久しぶりだったんですが、前回やったのが橙と藍様がたわむれてるイラストで、藍様描くと線を塗りたくなるのかもしれないです。多分というか大いに天使のしっぽのアカネの影響だと思います。いや別にアカネも線は黒なんだけど、影に明るい色が指定されてるのがミステリアスだなー→狐だなー→髪の線の色を明るくして狐っぽくしたいなーみたいな連想がある気がします(自分でもわからん)

イラスト追加はそんなもんなんですが、さりげなくILLUSTページを分割したっていう地味だけど大規模な更新もしたりしてました。
そもそも改装直後からずっとILLUSTページの縦長具合が気になってたんすよ。今回の更新直前で87枚の絵があったんです。サムネイル15KBとしてILLUSTページを表示するだけで1.3MBのロードが生じるわけで見に来てくれる人の通信量負担もあるだろうし、それを差し置いてもページが縦長すぎて見づらいし。
これまでは微妙な絵を少しずつ消してしのいでたんですが、もうそろそろ消せる画像もなくなってたってのもあり。サイトの趣旨からすると、Twitterみたいな刹那的なツールとは違いいつまでも全部見られるのがいいんじゃないかなと思うし、それに照らすともうこれ以上は削除できないかなと。
ちなみにナンバリングは消す前の番号をしっかり踏襲してまして、今回の更新直前で137、絵は87枚。50枚は没でもう削除されてたり。昔はチラシの裏の落書きみたいなのも更新ネタにしてたからね…多少はね…

てことでイラストページを2分割しました。
どこで分割しようか悩んだんですが、2015年まで・2016年以降に分けることにしました。
今の時点で枚数が47枚・42枚でまぁまぁちょうど良かったのと、2016年からワンドロイラストが出てき始め転換点的な意味合いもややありといった感じです。
ちなみに没の削除前の数字で比較すると2015年まで(13年)で94枚=7.23枚/年・2016年以降(6年)で43枚=7.16枚/年と、なんと年平均枚数はほぼ一緒らしいんです。ええっそうなの!??
絶対勤めだしてから減ってるよなーと思ってたんでちょっと驚き。

これからは没を削除しなくてもどんどん絵を公開できるね! ──とお思いのそこのあなた(キラーン)
消したい絵は次の更新辺りでいくつか消しそうな気がします。見たからどうなるようなもんでもないけど、ご興味ある方はよかったら見ておいていただければ。

更新履歴220713・220815

3ヶ月前に仕上げたのにアップし忘れてた記事という。一晩寝かせて読んでから公開しようと思うんだけど、一晩寝たらそれを忘れちゃうんだな。意味ないじゃん。

220713の方

インデックス絵の更新だけですねー。
直前の記事でも書きましたがてこまいが20周年になったということで、インデックスを20周年っぽい絵にしました。
描くキャラクターは最初からまいさんにしようと思ってたんですが、ポーズにやや悩み、最初ははじめて描いたポーズと同じにしようとするも11周年の時にもうやってたので没、結局Mac音ナナEnglishのポーズで描き始めたもののなんかワザとっぽいなーと思って没、同じポーズのまま右斜め下から描いてみたらいい感じになったので、という流れでした。
夏だしさわやかそうな感じになるといいなーと思ってフード付きノースリーブで麦わら帽子、強めの日差しっぽくなるように肌色も普段使わないようなきつい色を選びました。あと影もくっきりさせたり、水しぶきを描いてみたり。あっあれあくまで水しぶきであって、つばじゃないですからね! 口の周りに描きすぎたなと思ってたんですがあくまで水しぶきですからね!
あとロゴについては、ガッツリ作り込もうかなと思ったんですが絵の主張が強めなので軽い感じでいいかなーと思いああなりました。Futuraですね。思えば10周年の時はCentury Gothicでロゴを作ってました。あの時はCentury Gothicのまんまるな感じがとてもロゴ向きで気に入ってたんですが、今回はうちのパソコンにちょうどCentury Gothicが入ってなかったってのもありFuturaにしました。そんな適当な理由だったんですが、Futuraいいですねぇ。気に入っちゃいそう。
そんなこと言いながら調べてたらFuturaは1927年に生まれた書体なんだそうですね。つづりの雰囲気が未来っぽいなーと思ってたら名前の由来がまさしくそれだったそうで、95年経っても色褪せない未来感だよなぁなんて。ん、てこまい25周年とFutura100周年が同じ年じゃないか。5年後…まだ続いてるのかな。もし続いてたらなんかやろう。

インデックスの配置については、2年前にした改装のおかげで普通にイラストをアップするだけでもさまになったなーと感じてます。
言うだけじゃわかりにくいんで比較画像をちゃちゃっと作ったぞー!
まず現在のインデックス。

もう見慣れましたね。さまになってます。面積が大きいので切り抜きやすいのもさることながら、ほぼ正方形なのでどんな縦横比の画像も素直に収められます。

そして旧インデックス。ある時撮ったスクショにはめ込み合成したのでカウンターとか更新履歴は古いです。

懐かしい。スクロールしないでもすべての要素が収まってるけど、今思えばそれぞれのリンクが近すぎてスマホとか小さい画面のタブレットPCだとアクセスしづらかったかもなぁ。
そして画像の枠が狭い、と。こう比べてみると、他のごみごみした感じが相乗して絵のスケールがサイズ以上に小さく見えるねぇ。
あとなにより横長長方形なので人体を大きく映せないんですよね。まぁこれはバストアップしかかけなかった時代にレイアウトしたインデックスで、苦手な肩より下を描かないというライフハック的な計らいだったわけですが、今回は逆に吹き飛ぶ麦わら帽子があってこそのきつい配色&影とか、服チョイスとか、見てほしい範囲が広い絵だったので窮屈に感じました。
10周年のときに5つのインデックスを作ったのも「もっと絵を中心にしたい」と思ったらなんだろうな。でも改めて見ると5つともスクロールしないで表示できる範囲にインデックスの要素がレイアウトされてるってのを大事にしてた感じもあり、「15インチ以上の真四角の画面で全部込み情報を見せるレイアウト」から「スマホの縦長の画面でスクロールしながらパーツを見せるレイアウト」っていう時代変化はうちのなかではまだ来てなかったんだろうななんて分析したり。

220815の方

イラスト2枚更新しました。
まず1つ目はいつものワンドロですね。相変わらず更新が遅くて1年ぐらい前に描いた絵だったりして、描いた時のことはもうほとんど覚えてないんですが、去年は何度かホテルのデイユースを使ってイラスト系作業をもりもり進めたりしてて、この布都ちゃんはその日の家に帰ってから家で描いたものでした。筆がのっちゃって家に帰っても止まらなかったんだなぁ。
ポーズはパソコンの中にあった何かの画像を参考に、背景は時間がなかったのでサメの擬人化したときに使った背景画像を流用しちゃってたりします。汎用性高い素材ほんと助かる。

あともう1つは20周年イラストですね。ILLUSTページにあるのは当初描いてたフルサイズのものです。インデックスは見栄えを考えてやや切り抜いたものにしていましした。

めっきり更新減っちゃってるけど、描いた絵はじわじわたまってるんでほんとはどんどん更新しないいけないんですけどね。

気持ちが変化して漫画を少し手放した件

久しぶりですね。なんか改装が一段落してサイトいじる欲が満たされてしまいまして。2021年に比べると穏やかですが、それまでと同じぐらい…だよね?

さて。先日ブックオフで漫画売って来たんですよ。あー即売会の頒布じゃなくて商業誌を中古に流したって意味で。

妙に幅広い作品群

なかなかなレシートですよね。
よつばととSPYxFAMILLYは、妹も買っててダブってたので手放したやつだったり。SPYxFAMILLYはアニメ化真っ只中だからか結構いい値段で買い取ってもらえました。あざっす。

で、ほかの本は見ての通り。5円かぁ。まぁ確かに今更買わないよねって思う。だとすると逆にブックオフよく買い取ってくれたなぁとも。
ちなみにこのほかに「在庫状況の都合で値段がつかないので、持ち帰るか紙資源としてリサイクルするかなんですが…」と言われてリサイクルしてもらった本が、ひとひら1巻、これが私の御主人様1巻、天正やおよろず1,2巻。在庫溢れてるんで0円だとすると5円の本たちは5円出しても欲しかったってことなのか…? まぁそういうことなんだろうなぁ。

と書きながら「販売の方のブックオフを見ると、ブックオフとしての需要が見えてきたりするかも??」と思って調べると、ガンスリより天正やおよろずの方が在庫が少なそうだったり。
きっと需要も基準に入ってるんだろうなぁ。すごい買取システムだ。

──なんていう日常といえば日常な出来事なんですが、うちは漫画を売りに行くとが今まであんまりなかったんですね。
売りに行ったのは今まで1回だけ。今回売ったのは「まぁ持っててもいいんだけどね」と思う本だったけど、そのとき売った本は買った時点で内容が期待外れなもん数冊で、いらなさ度合いが全然違った。まぁその一回だったんすが。

さて、だとすると今回はそのとき売らなかった本、かつ種類もまあまあ幅広いわけで、今回手放した心境変化はなにによるものなのかと思ったりするわけです。
思い返してみると、今までの買った漫画は、今回売った漫画たちも含め、なんだかんだ2,3年に1度は読んでたなぁと。もともと忘れっぽいんで読むたびに「これからどうなってしまうんだ!?」と思いながら読めるというお得体質なので毎度毎度楽しく読んでたし、そうでなくても「せっかく持ってるんだからまた読もうかな」みたいに思って読んだりもしてました。いやー安上がりな性格だなぁ。
でも最近は、漫画とか音楽だとかいうメディアの類いを短時間で消化できる人間になってたんですね。vocaloid動画、当時からいい曲多いんだろうなーと思ってたけど動画の探し方が分からなくてとっかかれず、チュウニズムで遊ぶようになってからいろんなタグ・Pを端から聴いてます。やっぱいい曲多いよね。気に入った曲は保存して持ち歩いて聴いたりするし。ただ聴きたいタグが膨大すぎてなかなか消化できないんで全体的に数回しか聴いてないと思う。で次第にiTunesのライブラリ(=昔から何回も聴いてる曲)を聴かなくなってくと。それまでは年に10曲程度しか増えないライブラリをランダム再生していたというのに。漫画もそうで、pixivコミックとかマガポケとかでいろんな漫画を読むようになった。週刊誌買わない側の人間だったんだけど、週刊誌みたいな消化の仕方を覚えたみたいで、前ほど棚の単行本を読まなくなってきてた。

実際、今回売った漫画は全然読まなくなってたし、そもそも完結まで揃えてないんで人に勧めることもできない、というか勧めるほどはまらなかった漫画っていう。

さらに、最近電子書籍に手を出しまして。なんか昔気になってた漫画がどんどん半額セールで売られてるんですよ。値段で言えば中古の方が安いんだけど、一応作家めいたこともする身として作者に還元されない買い物は敬意がなくて好きじゃない(電書が還元されてるのかは知らないけど)し、漫画でいっぱいの部屋なんて憧れたところでそんなスペース確保できず、それはもう半額セールの限界まで買い込んでまして、猛烈な量の積ん読が貯まってたりします。買いあさるにあたって端から端まで検索をかけると気になってた少女漫画とかもあって、いい世の中だなーなんて。

もちろん、今でも時々冊子の漫画を買ってきてるわけで、今回売った本はますます読まなくなったなーって、なんならもう一生読まないだろうなーなんてのもあり手放しました。

本当はメルカリで売りたいものが色々あるんで、その練習で本を出そうかなと思ってたんだけど、難しそうだったんでやめました。周りには簡単だよって言われるんだけど、配送方法で値段が変わるとかが難しいし、本ぐらいの単価のものでその辺見誤ると原価割れするし、適当に発送とかして低評価が付くと後に影響しそうだし。数年考えてたけど面倒くさくなってたんでやめました。メルカリくん。こう思ってる人多いと思うぞ。がんばれ。

今回ブックオフで売ったことで、意外となくなっても気にならないってことが分かったんで、半端にしか持ってないのもどんどん手放しちゃいたくなってきました。逆に途中で買うのをやめてた漫画の続きがほしくなったのもあるんで買ってもいいと思うし。

まだ売ってない漫画だってもちろんたくさんあるんでね。一つの作品をしゃぶり尽くすって発想を完全に捨てたわけじゃないし。
ただ変わったなーと思ったんで、ブックオフのレシートを見ながら書き起こしてみた次第です。

20周年の日!


てんてこまいまい、20周年になりましたー。
継続して更新してたりそういうことをしてれば「継続は力なりっていいますが、20年ってとてつもないですよねー」とかいえたんですが、あいにく放置かましすぎてまして、「閉じなかっただけのサイトで20周年って言ってもなぁ」と捉えた方が正しいような気がしなくも。

まぁどうにしても20年ですよ。もうアラフォーのおじさんになってしまいましたが、このサイトを起こしたときはまだ高校生でしたからね。
ちなみにこういう時に振り返りやすいように(=勝手に感慨に浸れるように)、てんてこまいまいにはサイトの歴史をまとめたサイト沿革なるものがあったりします。自分のことよく分かってるな。

それを見ると、てこまいの開設動機はそのとき運営してた版権作品のファンサイトでは載せられないような絵をアップするサイトとして開設したそうです。
高校生の7月27日というと、一学期の定期試験が終わって、版権作品のファンサイトの方でやりたい更新をひとしきり終えて、なんとなく手持ち無沙汰になったときにサイト作っちゃおうかなと思って、完成させたぐらいのタイミングですね。
ただ翌日にBBS(web掲示板。来客者が言いたいことを書き込めるページで、Twitterのリプライみたく書き込みに対しての返事もできた。2002年頃だとサイトを構えた人以外がネットに情報を載せられる場といえばこういう掲示板しかなかったんで、イケてるサイト三種の神器みたいな感じだった。)を作っただけで、夏休み期間中はインデックスとBBSしかないまま終わり、9月に入ってからイラストをアップしたみたいです。結局なんのつもりだったのか。

その後、有料サーバーに乗り換えて、看板娘をこさえて、アイマスにはまって、同人誌を作ったりしながら10周年を迎えました。
10周年の時はこれまでにいろいろお世話になった作品のイラストで特別なインデックスページを作りましたねぇ。リンク貼っちゃおっかな。天使のしっぽVer.瓶詰妖精Ver.アイドルマスターVer.東方ProjectVer.看板娘Ver.とな。
あのときの通常インデックスページって大きい画像が貼れなかったんですよねー。だからって毎回インデックスごと作るとは。都度都度ページを作る元気があったんだなぁ。

その後はというと静かなもんで、11周年の年に手書きフォントを公開して、12周年の年に今のサーバーに移転して、18周年の年に今の状態へ改装しただけという。
惰性でサイト構え続けてるけど、やっぱり個人のホームページの時代って終わったよなぁと思ってしまいます。今時個人サイトを構えるって、いいアドレスでバッチリSEO対策されたお小遣い稼ぎブログとか、自営業イラストレーターのポートフォリオぐらいなもんなんじゃないですかねぇ。
絵を描いても実際Twitter、Pixiv、TINAMIで公開して、てこまいはアーカイブ的な立ち位置なんですよね。ここじゃないと見れない絵ってほぼないという。

でも、それでもやっぱり自分で並べたいように絵を並べたり、広告が割り込んでこないのはいいよなーと思うし、たまにHTMLコーディングしたくなるなどといった理由で閉鎖せずにちまちま更新し続けようと思うわけです。

いやーすごく分かりますそれ。たまに買うだけで知り合いでもなんでもない人なので絡みにいったりはしなかったけど、ほんとそれ。
あ、でもweb3はGAFAみたいな巨人の中央集権を撤廃するみたいなこと言ってる人いるし、そうしたら意外とみんな個人サイト展開し始めるのかもしれない…かな??
まぁ撤廃は到底無理だろうけど、誰がなんと言おうとも個人サイトは維持するだろうと思います。

てことで、相変わらず低頻度更新だと思いますが、今後もよろしくおたのみもうしあげますー。

にとりメタモルフォーゼのウラバナシ2

書きたい気持ちを抑えられず2となりました。

タイトル

「いがいと」より前に作った本は表紙絵やタイトルが抽象的というか情報がないというか、手に取ろうと思ってもらえないものになっちゃってて、この辺りのチョイスには慎重だったりします。実際「いがいと」の時は納得いく程度にうまくいきまして、やっぱ大事だなぁと。タイトル効果じゃないかもだけど。

てことで最初は「あなたのせいだから、なんてね」なんて仮タイトルだったんですが、パスピエの歌詞のひとつなんですが、誰が何をするのか分からないのはよくないなと思って早々に「にとりメタモルフィス」になりました。おしゃれなタイトルは売れっ子になって作者買いしてもらえるようになったらにするわ。

ちなみにまだ微妙にタイトル違いますが、最初「そもそもメタモルフォーゼであってるのか??」と思って調べたらドイツ語で、英語的にはメタモルフィスだったからなんですが、正しくても馴染みがないとわからないかなと思ってメタモルフォーゼに直したのでした。まだ頒布できるか自信がなかった頃のTwitterの宣伝では「にとりメタモルフィス」になってたりします。こんなギリギリにタイトル替えたのか…。

背景

今回の話は人里と妖怪の山の境目にかかってる吊り橋が一つの舞台になってました。そこでの出来事が多かったので背景決定もちょっと細かめに作ってたりします。

例の橋。境橋って名前つけたの自分で忘れてた。

人里と妖怪のエリアを分けてる川で、境目としての機能が壊れてしまうといけないので、石積みの護岸が作られてます。妖怪の山側は元々の雑木林が生い茂り、人里側は雰囲気重視で柳の木が植えられました。橋の建造は、人の行き来はないはずだけど、万が一迷い込んできた人間を帰すための道、かつ逆に怖いもの知らずの人間を誘い込むために、妖怪が作った吊り橋という設定。橋をかけたのは河童で、石造りの立派な橋をかけるような組織力がないってのもあるけど、山側と行き来がしやすくなって人間が山側に定住するのも本意じゃないんで、簡易な吊り橋がかかってます。河川内の支柱が最小限なので豪雨で流される心配も少ない、みたいな。

そうなんです。こういう場所一つとっても、このレベルの必然性がほしいと思ってしまう。時々人物よりも背景描く方が好きなんじゃないかと思うことも。まぁでも背景はあんまりうまく描けたって思うことがないんで、描き始めたら人物描く方が好きです。

そういえば〇さわに「背景トレスでしょ」って言われました。完全に手描きだったんで嬉しかったです。今の日本に大きい石がこんなに少なく(=下流)護岸が低い(=都市化されていない)場所はない気がしててリアリティ出てるか少し不安だったんで、写真感が少しでも出てたならよかったです。

あと、劇中に何度か出てくるにとりの家も設定があります。

下の説明と手書き文字が違うのはご愛嬌ということで


こちらも色々語りたくてですね。あんまりアングルにこだわれなくて正面からしか描けなかったんでただのへたっぴな家にしか見えないんですが。
最初はただの廃墟の平家に住み着いただけだったんですね。その時の面影は左側に残しました。それからガレージが欲しくなり右側に天井の高いシャッターのガレージを増設。クレーンを付けたり、狭いながらもまあまあ本格的なガレージです。家にくっつけて作ってます。失敗作や拾ってきた鉄クズをガレージの中とか家の前に置いてたらスペースがなくなってしまったので、ガレージ2階の高さに合わせた物置を増築。今の形になりました。
ほんとは増築なんかしないで面積を広げるんだろうけど、あんまり無限に展開するのも違うかなーと。狭い所に住むのが好きそうだなーとか、あまり展開すると研究所感がでちゃうかなーとか。
ちなみによんちの過去作「ハロハロウィンウィン」で2人ががっかりするちゃぶ台、「いがいと」で椛が回覧板持ってくる玄関は踏襲しました。一応ね!

シール

にとりが拾ってきたシールを作る機械ですが、ダイモといいます。検索すると画像が色々出てくると思いますが、見たことありません? うちの職場だと更衣室のオンボロロッカーに備品管理番号みたいなのが貼ってありました。テプラが出る前はみんなこれだったんですかね。歴史のことはわかんないですが。

ほんとは本と一緒になんかしようと思ってダイモ一式を買ってたんですが、何しようか思いつかなかったのと、持ってき忘れたんで日の目を見ず。部屋の棚に分類ラベルを貼るという本来の使われ方をしてます。

田丸みの

にとりがテープで化けたのが田丸みのです。ほんとの最初は映画「カッパのクゥと夏休み」からクゥって名前にしてたんですが、なんとなく馴染まないような気がして今の名前に変えました。実は初版でクゥのままになってる誤植がありました。新装版では多分全部直ってるはず。
ちなみに田丸みのの名前の由来ですが、にとりオンリーが2回開催された福岡県のかっぱ伝説の地である田主丸と、近くのにある未納連山(みのうれんざん)から拝借しました。
ビジュアルですが、バレちゃいけないけど気づかれたさもある葛藤から、にとりのアンデンティティがところどころ残っているという設定です。服装はお祭りはっぴを羽織ってることにしてて、村人の服装に興味がなかったんで雑にそれっぽい服をチョイスしたという設定です。

印刷

初版は描き上がったのがイベント3日前だったので自家印刷でした。ページ数が多かったんで大変だったなぁ。
で、新装版の前にもう数部必要っぽかったのでまた自家印刷で出したのが第二版で、この時は本文用紙を藁半紙にしました。軽くてぱらぱらめくれて特殊紙っぽくてよかったんですがプリンタに合わなくて失敗したりかすれたりして大変でした。

そして新装版である第三版は印刷屋に刷ってもらいました。以前のブログで書いたとおり印刷屋を乗り換えまして、プリントウォークってとこにしました。その記事で書いたとおり印刷屋が近くて特殊紙や特殊印刷で遊べそうっていうチョイスです。ってことでいきなりオプションつけまくりました。

まずPP加工。前の印刷屋は地球環境に執着しすぎてて、行っても真っ暗だったりホチキス中綴じをお勧めしてきたりだったんですが、表紙PP加工もとても消極的でした。ちなみに消極的でも使えたのでは?と言われるとおっしゃる通りなんですが、質感重視の特殊紙を表紙に選ぶことが多かったのでPPを選べなかったって理由もありました。
こんどの印刷屋はその辺普通なのでPP加工全然OKだったのでやってみました。ツルツルテカテカしてていいですねー。色が綺麗に見えるし、印刷屋に刷ってもらったなーって思っちゃいますねぇ。
さらに今回のPP加工は模様付きのやつで、ホログラムっぽくキラキラ光るのです‼︎ だってにとりの変身願望を満たす漫画ですよ?変身っていったらキラキラでしょ(理由薄い)。
あと本文を黒でなく水色で印刷してもらいました! だってにとりだよ? 水色でしょ(理由薄い)。

…などとしたことで印刷費がかなり跳ね上がってしまいまいした。どっちのオプションも100部までは一律で、それ以上は上がり幅が詰まっていくんですが、認知度ほぼゼロの泡沫作家なのでそんな刷るわけなく、最初は30部のつもりだったんですが、一冊あたりの単価が900円とかになってしまいました。キリも数字も悪いので1000円にするとして、1000円じゃ買ってもらえないよなぁ、と。
みとから「1000円でも欲しがってくれる人はいる。買ってくれる人に買ってもらえればいいじゃないか」と言われたけど、過去に値段で売れないを経験したことがあるんで、そう割り切れず……。
てことで印刷部数増やしました。40部刷ったら700円で頒布できる価格になりました。

表紙

表紙は新装版で書き換えたので2種類あったりします。

スポイトで同じ色使って描いたはずなんだけどな。なんか色が違う。

新装版だからってこんな全然違う表紙にしなくても…
初版の表紙はトランプみたくしてみたところです。変身だしね。にとりが変身するんだぞっていうのを表紙で伝えたかったんです。タイトルと一緒で、表紙もあまり意味のない絵を描いちゃいけないって思ってそうしたんですが、改めて考えると中身を読まないとわからないオリキャラは意味のない絵だったなぁと。
ちなみに表紙に出しちゃったことで田丸みのの配色がここで決まったわけですが、最初はさとこい方式で補色を当ててピンクの帽子と茶髪で一回塗ったらびっくりするほど似合わなかったので髪と帽子の色を逆にしました。

話を戻しまして、新装版の表紙に必要な情報はにとりが出ることと変身することが第一。あと個人的に椛を表紙に描きたかったので同じぐらい登場する慧音もちょっと出すのが第二。さんしがなくてごにオリキャラって感じで配置しました。てことでニンニン。自分で言うとアレだけどいい表紙だよね。うむ。

あと題字は、初版の方は「人物に被ることを恐れないで題字を配置してみよう」と思って入れました。太めのゴシックは、考えて選んだというよりはどれがいいのかよくわかんなくなっちゃって無難なゴシックって感じのチョイスでした。思えばこの時点でだめな表紙だと思いながら作業してたんだろうなぁ。

新装版もいろいろ考えたんですが、テープで変身って雰囲気を取り込めないかなと思って、最終的に手書きで作ることにしました。
ピンとくるフォントが見つからず、「こういうのがほしいんだよなー」って書き出したイメージが悪くなかったので、手直ししながらそのまま題字になっちゃったって感じでした。
文字の配色はダイモテープの基本色にししました。黄色が薄すぎたんで少し色変えてますが。
下のアルファベットはCGですがダイモテープの印刷を再現してみてます。
ちなみに背景の長方形のつぶつぶもテープ編をイメージしてます。こっちはPhotoshopのランダム色ブラシで塗ったのでなにかに忠実な色というわけではないです。
あと裏表紙は本のあらすじをつけてみました。ジャンプの単行本の背表紙に付いてる数行のあらすじ文みたいなことがしたかったんです。できてたかな?

発注直後のいろいろ

本の中身的にはこんなもんなんですが、ここからがまた色々ありまして。
新装版完成直前まで気付いてなかったんですが、この本奇数ページだったんですね。そうだっけ?と思って初版を読み返すとあとがきと奥付が表3に入っていて確かに奇数だった。
1ページ余らすのもダサいなぁと思って本文に表紙を挟むことにして一旦解決。ちなみに寺子屋に転入する前に挟んでました。
その後、印刷屋に納品できるデータに出力してる時に初めてうちんちのプリンタサイズで原稿を作ってることに気づくという。このままだと左右にダサい余白がついてしまう。って事で全ページ修正。まぁ塗りたししてるページがあまりなかったんで被害は少なかったですが全ページ書き出ししなおしは面倒でした。

こんどこそ注文だー! と思ったら、注文時になにを勘違いしたか2ページ少なく注文しちゃって、それに気づかずお金まで払ってしまった。なにを勘違いしたのかというと表2と表3を数え忘れたっていうケアミスでした。しばらくイベント出なかったから忘れてたね。
締め切りまで数日あったんで言えばどうにかなったんでしょうけど、追加の支払いがーとかシステムの再登録がーとか…あるのか知らないけど、はじめて使う印刷屋でそういうことでばたばたするのも面倒だなーと思って2ページ減らすことに。
1ページは偶数化するために挟んだ表紙を削ればいいとして──また書き出し直しだったけどいいとして、あと1ページはどうする…。うーん
ってことで仕方なく本編の最後のページとあとがき・奥付ページを合体させてしまいました。本編の最後のページにはごちゃごちゃした情報入れたくなかったんだよなぁ。しかもあとがきスペースも減っちゃったので色々書いたのに削らないといない。

で、入稿はとりあえずできたんですが、仕事中に電話がかかってきて表紙の塗り足しが足りなくてリテイクが入ったり。一晩作業してこんどこそ完成、と。

などということがあって出来上がりました。漫画の内容に関係ない部分と見せかけて事務量が多かった&やり直しが多かったんでかなりしんどかったでした。すべて自分のせいなんだけどね。

たしかもう言いたいことはないはず!!

多分ね! っていうか2つ目もこんなにたくさん書いたらもうさすがにないだろ。…でもなんか思い出したら多分加筆します。

あとがきにも書いたとおり長編を描きたいと言い続けて10年以上経ってやっと描けました。ちなみに描きたいと当初言っていた作品はもちろんこれではなく、オチの付け方がわからなくなって放置されてます。最初数ページが鉛筆でもう書き上がってるんで仕上げたさもなくはないけど…優先順位低めかなぁ。
それとは別に今魔理沙中心の長編のプロットを作ってて多分30ページぐらいになると思います。これも多分2,3年かかると思うけど、世に出したいんでまたよろしくね!!