
更新が少ないこのブログはもはやこのためにあるのか、いや訪問者が少ないサイトすらこのために、いやいやただの備忘録では?? って感じの恒例企画。よんちがただ見た映画の感想を年一回まとめて書くものです。カテゴリー化したので過去のもまとめてみられるようになりました! さらに備忘録っぽくなってきましたね!
ちなみに今年のタイトル画像はgeminiに作ってもらいました。年一回定期的にやってる記事なのでこういう世相も記憶しておくかー的な。
ライオン・キング:ムファサ
小学生の時ライオンキング(初代アニメ映画)がはやってて、朝礼でその唄をみんなで歌ってた時期がありました1。
それからディズニー映画を見る機会がほぼ無いまま四半世紀以上経ったんですが、知り合いのつてでファンタジースプリングス(ディズニーシーに2024年できた新エリア)に連れて行ってもらったときにディズニー作品もいいなぁと思ってディズニー作品を見に行ったのが経緯です。ちなみにこれを見るために初代アニメ映画もレンタルで復習しました。見たことなかったんだ。
スカーが初代アニメ映画で悪役になってしまう過程が丁寧に書かれてるんだけど、スカーは一応強いわけで、ムファサを群れに入れてあげたのはスカーなわけで、スカーがそんなに悪者なのかというのも複雑なんだけど、まぁ結果闇落ちしちゃあね。ハリウッド映画ではやってけないよなぁ、なんてメタいこと思ったり。
実写寄りの映画になったことで、口パクが人の言語に合ってたり眉毛的な表情が見えたりするのは必要だとは思う反面、時々グルル…って本来のライオンっぽい鳴き声で鳴いたりするんでリアルにしたいんだかアニメでいたいのかが分からなくなるなーなんて思ってました。
ベルサイユのばら
よんち史上最強の男女比(女性多め)でした。そりゃそうか。
前からタイトルには興味があって、上映の1年ちょっと前に職場のお姉様2に原作コミックを借りて読んでた頃の上映だったんでちょうどいいタイミングでした。
その原作コミックは10巻あって、実はそれをどう2時間弱の映画にまとめるのかが一番気になってました。
その答えはマリー・アントワネット視点じゃなくオスカル視点で再編集することで本筋をはっきりさせるという脚本。マリー・アントワネットが誰にどう振り回され、どう判断し、どう死んでいくのかを書いたのが原作なわけだけど、それをオスカルがどう見たのかに限定することで、ギスギスした部分の描画がかなり減ってたし、女王の苦悩的な部分をオスカル視点で描いたことで手短にでき、逆に女王の気持ちが分からないオスカルの”女性なのに男社会にいる苦悩”が今時っぽくて感情移入しやすくなったんじゃないかな。
そしてなにより、マリー・アントワネットの死のカットですよ。エンドロール中で当時の新聞風(実物?)イラストと字幕で史実として語られるのみでした。原作でのオスカルは案外早く死んでいて、一冊半かけてマリー・アントワネット夫妻がどう殺されていくのかを丁寧に描いてるんですが、あまり現代的じゃないしそこを描くと後味が微妙になるんでいい決断だったと思います。うちは原作読んだ直後だったんであれをカットしちゃいけんだろと思うは思うんだけど、ポンポさんも現代社会に長すぎる娯楽は合わないって言ってたし。そういう意味でもオスカル視点でまとめたのは難しい判断だったかもですがよかったと思います。知らないだけで宝塚なんかはそうなのかもですが。
うちが考えるに、このタイミングでアニメ映画を作ったのは、動画配信、サブスクの時代に見てもらえるものを残そうってことなんじゃないかなと。当時のTVアニメは40話あるので20分/話だとすると13時間ちょいもみないといけないし、絵も声もなんか古い。てところに、今の絵のきれいさで2時間でさくっと見られる映像があるといいって思惑があったんじゃないかなと思います。
名作なのは間違いないので、今の人にも楽しんでもらいたく作ったんだとしたら大成功だったんじゃないかなと。
メイクアガール
ネットで有名なクリエイターらしくクラファンかなんかで結構お金を集めて劇場版ができたそう。
天才発明少年が早とちりしてアンドロイド彼女ゼロ号ちゃんを作るところから始まり、アンドロイド彼女が期待したものじゃないと分かって距離を置こうとしたり、ゼロ号ちゃんが自分の感情がプログラムによるものじゃないと信じたがったり、うちの好きなアンドロイドものではあったんだけど、なんかストーリーが入ってこなくて。
ネットのレビューを見たらストーリーの作りの甘さ的な批判が多くありました。確かに、目的がはっきりしないままストーリー進むなぁとは思ってたし、ふたごさんと見に行ったんですが帰り道「ゼロ号ちゃんかわいい」しか言葉にならなかったのもそういうことだったのかも。まぁ実際ゼロ号ちゃんはかわいかった。色素薄い系よき。
そして続編をほのめかすシーンも。興行的にどうなのか分かんないけどやるなら期待したいなー。
Chao
2025年は春から夏にかけてアニメ映画が皆無で3ほぼ半年ぶりの映画でした。第1印象は俳優がCVをしてるってだけでその時点では琴線に触れず、次の印象は映画評論家界隈が凄まじい映画だと褒めちぎってて、その時点で見に行きました。
最初はアート寄りなキャラデザが好みと違うと思ってたけど、背景とか世界観に一貫性があるので、見てるうちに気にならなくなってました。特に人魚のお姫様の擬人化表現というかキャラデザや立ち振舞いがよかった。主人公と一緒にチャオのこと好きになれる感じ。あと細かい所まで作り込まれていて、関係者みんなが楽しんで作ってたのが分かるところのがよかったり。
ただ、とっかかりにくかったのか映画館は振るわず。まぁそれはオリジナルアニメ映画だとままある話なんだけど、ネガティブなところばかり注目されちゃって何故か見てない人のマイナス評価を買ってしまってる4のが、なんというか運がなかったというか。
まーなにしろキャラデザがなー。制作者インタビューでDr.スランプに触発されてって書いてあったけど何百万部発行されてる雑誌に載ってるのとオリジナルアニメ映画じゃ入口の門戸の広さが全然違うわけで。うちだって結果的に好きになれたけど、公式サイトとかポスターの絵の段階ではそんなにだったし、世間的なハードルもそれなり高かったんじゃないかなと。ラブストーリー推しだったけどDr.スランプの触発されたキャラデザはギャグ推しでは?と思うし、ウエイトはギャグの方が強めだった気がする。声優も芸人多めだししっかり芸人達は味を出してたし5。
色々書きましたが、アート作品だと思えば充分キャッチーなのでサブスクで化けてほしいなーと思います。
不思議の国でアリスとDive in wonderland
夏に上映してた映画なんですが、夏風邪のような映画でした。
題材はタイトルどおり不思議の国のアリス6ポスターからはそれの現代版って情報が読み取れてはいました。あと絵が好みだったので。Chaoを2回見に行っちゃったせいでこれも終わり間際になってしまい、日曜朝8時の新宿ピカデリーで見てきました。
話の軸は全編不思議の国のアリスなんだけど(多分)、出だしは缶チューハイと宅配ピザとプリンを並べた女子大生宅飲み7のシーン。主人公は就活で不採用を連発してる。この題材で子ども向けじゃないんだなぁと思ったところでDive in wonderland。基本はアリスの不思議な国を歩き回るんですが、主人公本人が気にしている性格をチクチクつつき続け、時々回想シーンでリアルに戻る。そんな感じで没入できそうになると現実に戻されるというのが何度かあったり。あと最後のは納得いかない! 「ずるいじゃんかよぉお別れで泣かすなんてぇぇ」って感動したのに! んー!!
という見た直後の高ぶった感情は一旦置いといて。少し気持ちを整理した感想は、作中でシャム猫が言ってた「あると思えばあるし。ないと思えばない」に尽きると至ってました。アリスと言えばアリスだし、リアルだと言えばリアル。ストーリーも理解できるといえばできるし気になるところもある。あくまで好みだけど、好みではないストーリーでした。
……などとこのブログにしては珍しく内容を直接ネガティブに書いてますが、間違いないのは主人公とアリスが一緒にいるだけで尊いということ8。難しい設定とか演出とか一切いらないからずっといちゃいちゃしててほしかった。
直後の感想がまとまったあと来場者特典のカードを見たところ「あなたの好きを大事にしてね!」と書いてあり、ああこれが本当に伝えたかったことなんだなぁと。好きじゃないシーンのことなんか話してないで好きなシーンを楽しむといいんだよね。やっぱりシャム猫の哲学を体感する映画だったのかも。キャラデザ最高だったし主人公達が歩いてるだけでほっこりするー。
ネットの評判9をみたらそんなに悪い評価じゃなかったので、うちがどうでもいいことを気にしすぎてるだけなのかもしれないです。人の評価を真に受けずに、あなたの好きを大事にしてね!10
劇場版総集編ガールズバンドクライ前編・後編
ここから急に見たい作品のラッシュが始まります。
ガルクラは去年辺りにテレビでやってて話題には聞いてたものの未視聴でした。その程度の興味といえばそうだったけどせっかく劇場でやってたので見に行こうかなと。
とにかくアツい作品でしたよねー。強い自己表現は衝動。みんながぶつかりながら仲良くなってくところとか、体質的に真似はできないけどそういうのもまた羨ましいなぁと思いました。
あとモーションキャプチャーではないMMD的な動きをする3Dモデルもよかったです。モーションキャプチャーの方がリアルなのかもだけど、アニメの動きってリアルかどうかとはまた違う何かがあるとうっすら思ってて、ガールズバンドクライはそれを顕在化させてくれた気がします11
スタンスも姿勢も全然違うんでおこがましいけど、一応創作をしてる身として、やりたいこととウケるものの違いとか、思った評価がされないとか、結局露出度で決まる部分が多かったりとか、合理と不条理と信条で揺れる感じ、分かるなーとか思っちゃう。そうかクリエイターモノも好きだったのか(今更)
ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス
2を見てないのに行きました。まぁ全く見たことない続編見に行くこともあるし、無印ゾンビランドサガは見てるんで大丈夫かなーと。
「ゆめぎんがパラダイス」ってなんなん?と思ったら佐賀にゆめぎんがって施設があるんですね。背景がしっかり書き込まれてたのも実際の施設だからなのかぁ。
いい感じに無茶苦茶で、いい感じに盛り上がって、いい話で、あんなにバランスよく盛り込めるものなのかと。いや2期見てないしっていう「ちょっとは楽しめなくても仕方ない」みたいな遠慮した感じで行ったんだけど本気で楽しめちゃいました。リリィかわいかった。
羅小黒戦記1・2
映画館に貼ってあるポスターと1をリバイバル上映するっていうので見に。
多分女性向けなんだけど、小黒かわいかったんで気になりませんでした。いい程度にガキンチョで動きもよかったです。
あとアクションが動く動く。1も2も。大陸の勢いなんでしょうかね。圧倒。
1を見た後に2の予告が流れるわけなんですが、対戦相手が武装した人類って内容で、1を見た直後ってのもありせっかく気を許せた人間と戦うことになるなんて…いくら物語とはいえこんな展開許せんぞ!!と思わざるを得ない予告だったんですがいい話でした。人間関係ははそんなシンプルではなく、あくまで小黒はちゃんと信念を持ってほんとに悪い敵と戦ってました。まぁ2はちょっと成長してたのが残念だったけどね。
1から2で敵対勢力の攻撃力のインフレ具合が半端なかったけど2のムゲン強すぎ。1も大概だっけど。
ラブライブ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会完結編第2章
トラペジウムの例のシーン好き12的には第1章けろりら作画好きだったんだけど、世間的には評判良くなかった感じでもとに戻っちゃいましたね。残念。虹ヶ咲のこれまでのラブライブシリーズの常識を崩しに来る精神、割と好きで作画もその関係かなと思ってたんだけどな。
卒業後の悩みパートなんてありましたよね。これも今までのラブライブではなかった切り口だなーと。スクールアイドルなんていうぐらいだから学生限定なんだけど、運動部にしろ文化部にしろ高校を卒業したからやめないといけないなんてことはないとはいえ、アイドルだと少しそこは違うのかも。うち自身帰宅部だったんで分からないけど普通に運動部とかでもこういうのがあるんでしょうかね?
るなるー大活躍で満足。
果てしなきスカーレット
これ、世の評判に反して好きなんすよねー。
世間的にはなんだか意味がわからないとか面白くないって言われてるみたいだけど、まぁそれは予告の打ち方がよくなかったというか。いい予告とは、多くの人が映画館に来ることであり、予告と映画が違うなんてことはなんなら大した問題ではないわけで、予告の作法としては間違ってなかったんだろうけど、盛りすぎだったよねぇ。
うちはそういう意味では予告とか前評判を排除して見に行ってるんで全く関係なく、むしろあの作品を作り上げた細田監督の成熟具合とか環境を評価したいとすら思ってます。細田監督は年齢相応にいろんな人を見てきていて、その中で様々な人生観があることに面白さを感じで、その中で死に向けた生き方をまとめたくなったりしたのかなと。日本に住んでると思想とか宗教って面倒なものに扱われがちで、そういう思想強めのレッテルを取り除いた「いろんな生き方があるけど真面目にやさしく生きることを大事にする宗教もあるし、人をひたすら信じる思想で得られるものもある」というのを伝えようとしてるんだとしたら、ファミリー向け映画と見せかけて13すごいもの作ったなぁ、と。
どういう過程を経てあのストーリーでGoを出したのか、いかにもお金がかかった細かい絵で仕上げきったのかある意味興味あるけど、おそらくこれまでの細田監督ブランドへの信頼感もしくはスタジオ地図の貯蓄で作れた作品だったのかなと思うって意味で細田にしか作れない作品でよかった。後々でもいいから評価されてほしいなぁ。
てことで2025年は12本の映画を見ました。
途中でも少し書いてますが2025年11月がうち史上最多鑑賞数でした。ガルクラ後編・羅小黒戦記1・2・ゾンビランドサガ・虹ヶ咲第二章なので5本です。毎週末見に行ってる計算。
今までも見たい映画がこれぐらいの本数集中することは何度かあったものの、今まではどれか諦めたりしてたんですね。ただ今回は続きモノが多くどれも人を誘って行ってる作品だったので「見逃してはなるまい」となったのが最多の秘訣でした。
どれも見たかった作品なんで見れたことは満足してるけど内容が思い出せなかったりと、鑑賞体験をないがしろにせざるを得なかったところがあり、どれも中途半端になっちゃって良くはなかったです。
今回のコメント、いつもよりはシンプルだったかもです。
まぁ毎年この本数見てるわけだから新鮮な感想じゃなくなってくるのは仕方ないよね、ってことで。
無理して感想書こうとすると技術的なところでケチつけたりすることになっちゃったりするからね。本質は物語だと思ってるんで技術の話ばかりするのは野暮ってものだし、物語に関してはつまらないって感想になることはない14んで、感想短い作品は素直に面白かった作品だと思ってほしいです。
ちなみに今後に期待的なコメントが今年は多かったんですが、最近サブスクで出回り始めてから評価される作品があったりするんで、上映期間中にふるわなかった作品も化けてほしいなぁと思ってそういう書き方をしているところです。
あえて抽象的に書きましたが、トラペジウムがサブスクで出回り始めてから評価されてるみたいで。いやトラペジウム、当時から熱狂的なダイマ結構されてたんすよ。当初の見立てより長く上映されてたし。まぁでも出だし1,2週間は大コケとか言われてたような。難しいですよね。
出だしの調子の善し悪しひとつで駄作認定されたりとか、宣伝されないことで評価すらされず埋もれてく作品があったり、宣伝で上げた期待値と本編が一致しないことで叩かれる作品もあるし、評価されるプロセスって難しいですよね。
実際、超かぐや姫(※これ書いてるの4月)は数百倍流行ってるんすよね。作品の毛色が全く違うのを加味しても違いすぎる。せいぜい十倍ぐらいだろ。でも宣伝のプラットフォームとか資本力のちがいなんだろうなぁ。
月十数人しか見ないブログだけどいろんな作品をオススメしていきたい。みんな気になったら見てみてくれよな!



