CDRを捨てた話

タイトルの通り捨てたり。
まぁCDRといってもいろいろあるわけですが、今回捨てたのは昔作った音楽CDのCDR。

ちなみに今回、wordpressの脚注機能を試しに使ってみました。
青地の小さい数字に読み飛ばしてもいい内容が入ってたりね。あまりイメージ通りにならなかったけどせっかくなんでそのままにしたり。

うちが自覚しているこのブログの意義にならって時代背景を掘り下げていくとしましょうか。
音楽って、今はネットで聴き放題だったりyoutubeやニコニコで腐るほど聴けるわけですが、20世紀はそうではなかった。20世紀の世紀末1、パソコンもネット回線も圧縮技術も貧弱で音楽を聴くのはラジオかCDという時代があったんですね。好きな音楽を聴くにはその曲に直接お金を払う必要があった。
で素直にCDを買うのがセオリーではあるんですが、音楽を聴くとき、CDの特定の曲だけを聴きたいなんてことは当然あるし、なんならそのときはやったPOPSをまとめて聴くなんてこともやっぱしたくなるわけで、そうするといろんなCDの曲をカセットテープやMDやCD-Rに曲をいれたりするわけです。そんな頃2の話。

レンタルショップで借りたCDをそのままMDやCDRに録音なんてのもあったけど、伝えたい本題が確実にぶれる程の避けられない大きい問題があるんであえて触れないことにしたり。

てことで、2000年過ぎ頃、中高生だったよんち氏はそれなりにはPOPSを聴きながら、そんなCDRを作ったりしていたわけです。

その際、なんとか風とか本物そっくりに人よりこだわる性質なもので、ジャケットをスキャンして作ったり、CDレーベルをこだわったりしてました。CDレーベルは手書きってしばりを設けててね。レーベル印刷のやり方が分からないってのもあったけど、何かをまねして描いたりもしたなぁ。
うちにとってCDRは、音楽を安く形にしておく物ではなく、自分でジャケットとかを作って楽しむ物だったんですね。いや聴くための物であることは変わりないんだけどそういったのを作る過程も楽しんでたんすよ。

普段はiTunesで音楽を管理してるんでそっちの曲を聴きつつ、時々そのCDRを聴きたくなった時はCDRで聴いてたりしました。CDRの曲はiTunesにあまり入れてなく、あの曲が聴きたいーってなるとCDRを聴くみたいな。
そんなCDRが部屋にけっこうあったんですね。ケース込みで積んだら20cmぐらい? A4折って作る紙ケースにこってた時代もあるんで積んだ高さのイメージよりも枚数は多そう。——こんな記事にするんなら枚数ぐらい数えろよと思わなくないけど、まぁまぁ。

ただ、メインのパソコンがCDドライブ無しパソコンになってから様子が変わり、ニコニコのvocaloidタグをあさりだしてからまた変わり。気付いたらCDR聴かなくなってたんですよ。
そして、部屋のCD収納に収まりきらなくなったCDとかCDRを本棚に並べてたんだけど、そのスペースに本とか小物とかを置きたくなってきまして、CDのリストラをすればいいのでは?と思い、リストラを始めてしまった。
買ったCDは捨てちゃもったいないので残留。
昔買った周辺機器のドライバCDは捨て。
同人誌即売会で試聴しちゃって何も買わずに去れない気がして仕方なく買った手焼きの東方アレンジは捨て。
ジャケット楽しんで作ったCDRは……捨てます!! うおー! (急)

いや悩んだけど、元も子もない話、スペース効率が悪すぎるんよ。この容積で80分。CDRを残すためにあえて聴きにくくし、しかもその結果全然聴いてない。CDRを捨ててもパソコンに取り込んでおけばその曲を聴くことはできる。そもそもスペースを捻出したくてやってるという前提。もう残す選択はないよなーと。
てことで捨てました。なんともあっけない。

なんか寂しいとは思うけどねー。でも生きてる年数だけ物は増えてっちゃうし、それを全部残しておくことはできない。長期的に見れば残すメリットもない(遺品整理とかで思い出補正ゼロの人が捨てるのに苦労するとか)。

そんな先日のよんちでした。

なんか久しぶりに近況的なブログ書いたけど、なんか書きたいこといっぱいある気がしてきた……って言いつつはたして。

  1. その前のことは知らないんで、さらにネイティブな方に譲りますね。 ↩︎
  2. ちなみに、そんな時代がどう終わったかといえば、パソコンで曲を入れられる携帯音楽プレーヤーの台頭でした。iPodとかね。
    それまでのカセットテープは何しろアナログだし録音時間も短い。MDはデジタルだけどしがらみがキツすぎてデジタルの利点である自由さはあえてカセットテープ未満に抑えられてた。MP3を再生できるCDプレイヤーなんてのもあったけどほとんどが順番に再生しかできなく問題外だった。そんな中パソコンは一切しがらみに囚われずどんどん便利になっていき、音声圧縮技術もフラッシュメモリの容量もどんどん進歩していき、CD30枚分(だっけ?)が手のひらに収まるiPodにみんなが飛びつかないわけがない。
    それ以降もう80分しか入らないMDを新たに買う人はほぼいなかったし、CDはディスクってだけでめんどくさくなっちゃって音楽を買う物であっても持ち歩く物ではなくなっていた。終わりはあっけなかったなぁ。 ↩︎

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