CDRを捨てた話

タイトルの通り捨てたり。
まぁCDRといってもいろいろあるわけですが、今回捨てたのは昔作った音楽CDのCDR。

ちなみに今回、wordpressの脚注機能を試しに使ってみました。
青地の小さい数字に読み飛ばしてもいい内容が入ってたりね。あまりイメージ通りにならなかったけどせっかくなんでそのままにしたり。

うちが自覚しているこのブログの意義にならって時代背景を掘り下げていくとしましょうか。
音楽って、今はネットで聴き放題だったりyoutubeやニコニコで腐るほど聴けるわけですが、20世紀はそうではなかった。20世紀の世紀末1、パソコンもネット回線も圧縮技術も貧弱で音楽を聴くのはラジオかCDという時代があったんですね。好きな音楽を聴くにはその曲に直接お金を払う必要があった。
で素直にCDを買うのがセオリーではあるんですが、音楽を聴くとき、CDの特定の曲だけを聴きたいなんてことは当然あるし、なんならそのときはやったPOPSをまとめて聴くなんてこともやっぱしたくなるわけで、そうするといろんなCDの曲をカセットテープやMDやCD-Rに曲をいれたりするわけです。そんな頃2の話。

レンタルショップで借りたCDをそのままMDやCDRに録音なんてのもあったけど、伝えたい本題が確実にぶれる程の避けられない大きい問題があるんであえて触れないことにしたり。

てことで、2000年過ぎ頃、中高生だったよんち氏はそれなりにはPOPSを聴きながら、そんなCDRを作ったりしていたわけです。

その際、なんとか風とか本物そっくりに人よりこだわる性質なもので、ジャケットをスキャンして作ったり、CDレーベルをこだわったりしてました。CDレーベルは手書きってしばりを設けててね。レーベル印刷のやり方が分からないってのもあったけど、何かをまねして描いたりもしたなぁ。
うちにとってCDRは、音楽を安く形にしておく物ではなく、自分でジャケットとかを作って楽しむ物だったんですね。いや聴くための物であることは変わりないんだけどそういったのを作る過程も楽しんでたんすよ。

普段はiTunesで音楽を管理してるんでそっちの曲を聴きつつ、時々そのCDRを聴きたくなった時はCDRで聴いてたりしました。CDRの曲はiTunesにあまり入れてなく、あの曲が聴きたいーってなるとCDRを聴くみたいな。
そんなCDRが部屋にけっこうあったんですね。ケース込みで積んだら20cmぐらい? A4折って作る紙ケースにこってた時代もあるんで積んだ高さのイメージよりも枚数は多そう。——こんな記事にするんなら枚数ぐらい数えろよと思わなくないけど、まぁまぁ。

ただ、メインのパソコンがCDドライブ無しパソコンになってから様子が変わり、ニコニコのvocaloidタグをあさりだしてからまた変わり。気付いたらCDR聴かなくなってたんですよ。
そして、部屋のCD収納に収まりきらなくなったCDとかCDRを本棚に並べてたんだけど、そのスペースに本とか小物とかを置きたくなってきまして、CDのリストラをすればいいのでは?と思い、リストラを始めてしまった。
買ったCDは捨てちゃもったいないので残留。
昔買った周辺機器のドライバCDは捨て。
同人誌即売会で試聴しちゃって何も買わずに去れない気がして仕方なく買った手焼きの東方アレンジは捨て。
ジャケット楽しんで作ったCDRは……捨てます!! うおー! (急)

いや悩んだけど、元も子もない話、スペース効率が悪すぎるんよ。この容積で80分。CDRを残すためにあえて聴きにくくし、しかもその結果全然聴いてない。CDRを捨ててもパソコンに取り込んでおけばその曲を聴くことはできる。そもそもスペースを捻出したくてやってるという前提。もう残す選択はないよなーと。
てことで捨てました。なんともあっけない。

なんか寂しいとは思うけどねー。でも生きてる年数だけ物は増えてっちゃうし、それを全部残しておくことはできない。長期的に見れば残すメリットもない(遺品整理とかで思い出補正ゼロの人が捨てるのに苦労するとか)。

そんな先日のよんちでした。

なんか久しぶりに近況的なブログ書いたけど、なんか書きたいこといっぱいある気がしてきた……って言いつつはたして。

  1. その前のことは知らないんで、さらにネイティブな方に譲りますね。 ↩︎
  2. ちなみに、そんな時代がどう終わったかといえば、パソコンで曲を入れられる携帯音楽プレーヤーの台頭でした。iPodとかね。
    それまでのカセットテープは何しろアナログだし録音時間も短い。MDはデジタルだけどしがらみがキツすぎてデジタルの利点である自由さはあえてカセットテープ未満に抑えられてた。MP3を再生できるCDプレイヤーなんてのもあったけどほとんどが順番に再生しかできなく問題外だった。そんな中パソコンは一切しがらみに囚われずどんどん便利になっていき、音声圧縮技術もフラッシュメモリの容量もどんどん進歩していき、CD30枚分(だっけ?)が手のひらに収まるiPodにみんなが飛びつかないわけがない。
    それ以降もう80分しか入らないMDを新たに買う人はほぼいなかったし、CDはディスクってだけでめんどくさくなっちゃって音楽を買う物であっても持ち歩く物ではなくなっていた。終わりはあっけなかったなぁ。 ↩︎

画像が多いサイトの読み込みを早くするタグを見つけた

webの話。しかも見る方じゃなくて開発の話。

最近またHTMLをいろいろいじり始めてるんですが、画像が多いページの読み込みがなかなか終わらないのが気になってたんですね。
例えばサークルサイト。画像をたくさんロードするんですよ。今数えたら91枚ありました。あとKTさん保管庫なんかも最近いじりはじめてて、100枚単位で画像を並べるサイトなのでこちらも多かったり。
で、真偽はあいまいなんですが、最新じゃないHTTPは画像のロードが同時に2つまでしかできないらしく、画像の容量じゃなくて画像の数で読み込みが遅くなるっぽいんです。そういえばアマゾンとかツイッターのUI画像って1つにまとめられててるけどそういう意味だったのか。
なんかの情報によると、アクセスしてから3秒で表示されないと見に来た人は帰っちゃうらしいです。うちはもうちょっと待つけど3秒で帰る気持ちも分かる。対策できないかなぁ。

と、調べてたらimgタグとかにloading=”lazy”って書くとスクロールするまで(?)ロードをしないでいてくれるらしいです。
例えばimgタグで使うならこんな感じ。

<img src="image.jpg" loading="lazy">

なんかのスクリプトをロードしたりせずこれだけで読み込みタイミングを変えられるとのこと。すごいな。
てことで先述のサークルサイトで実際に試してみました。

まずloading=”lazy”を挿入する前のロード時間。

一番下のピンクの文字が最初のロード時間で、2.64秒だそうです。3秒よりは短いとはいえ、すぐ出てくると思ったものが2.6秒でないのは待たされた感じになっちゃうだろうなぁ。

つづいて、これまで参加したイベント(ページの下の方)のバナーにloading=”lazy”を付与した場合。

1.78秒! 1秒短縮できました! おー、こんだけの手間で30%ロードが短縮するなんて!
さらに、「これまで参加したイベント」のタイトル画像とか、在庫状況の画像にもloading=”lazy”を付けたところ——

1.57秒! 40%の短縮です。体感的にも確実に早くなった!
全部の画像に付けてもいいんですけど、それはそれでスクロールしたときにしんどそうだし、最初にばっと表示される画像は普通に読み込んでおくのかなーと思いここまでにしました。

いやほんと導入難易度の低さに反して効果が大きくて驚いた。
KTさん保管庫の改装もそうだし、てこまいのイラストページも画像が多くて遅いのですぐに適用したいなーと。

これ見てる人でこっち側の人がどれだけいるのか分かんないですが(=これ見てる人がどれだけいるのか分かんないですが)、よかったら試してみてくださいねー

新しい漫画を描き始めたぞ!

イルカ(アカリも可)が襲ってきたぞみたいな感じで。がたんごとんとん。
そうなんですよ描き始めたんですよ新しい漫画。同人誌にしたいやつ。

にとりメタモルフォーゼの新装版を頒布した2022年の例大祭の頃には、もう次回作の構想がぼんやりあって、そこからだらだらと内容を構築してたんですが、途中で頓挫しない(できない)ところまで進んだので、退路を断つ意味も込めてここで公表してみたり。

いやアイデアがひらめいた時点でもう頓挫なんてしないレベルで描きたいストーリーだったんだけど、ふとした時にしらけちゃうことがあるんで。過去にもあったし。
なので、すでにコマ単位のセリフを先に完成させて、ネームもほぼすべて完成させてあります! そうあとは四の五の言わずに描くだけって状態という。

とりあえず直近に描いたものとして、2019年まで描いてて2022年に完成したにとりメタモルフォーゼが38ページの同人誌作品。あと2022年は、ずっと放置してた名刺交換特典の12ページのweb漫画もありました。
今回描き始めた漫画も40ページ近くになりそうです。最後のシーンはまだコマ割ってないから分かんないけどコマ数的にはそんぐらいになるかと。

あとでしらけちゃわないようにキャラのデザインも固めておきます。筆が遅いのでものそく時間がかかるんですが、読んだときにページごとに髪の毛が違ったりしちゃいけないし、あとでまとめて修正とか面倒だし。

てことでご覧の通り、今度は魔理沙が主人公になります。

てかレイヤーで登場人物もわかっちゃいますね。レイヤー8さんって誰でしょうねぇ(違う

今回はオリキャラほぼいないです。にとモルはオリキャラ多すぎて、読む人によってはなに読まされてるんだろって思ったかもなぁと。今回は多分大丈夫だと思います。まぁ1人出るんですが。多分大丈夫…。

にとモルは感情の機微を表現することに注力してたけど、今回の作品は意外性を頑張りたいと思います。この普通なような意外なようなメンバーと魔理沙がどーのこーのしていきます。うまく描けるといいなぁ。

描き始めたばかりなので、↑の画像と1,2ページのペン入れ原稿しかないんですが、先述のとおりネームが8割ぐらい終わってるので、基本的にはガンガン描いてくだけって状態です。ゆっくり描いてたら読んでくれる人いなくなっちゃうかもだし、できたら来年の例大祭には間に合いたいなーと。いや1年も!?って思うかもだけど、にとモル当初版が死ぬ思いで描いて4か月だったんでね。当初版は絵も荒かったしね。

てことで、ネタバレしちゃいそうなので次の情報は本が出るときになると思います。よかったら待っててくださいねー

おっぱい

子供の頃から絵を描くのが好きだったんです。あ、おっぱい限定じゃないよ。
この目を引くだけの微妙なタイトル、後ほど伏線として回収するんで。

はい、子供の頃から絵が好きでして、なんなら生まれたときからと言っても過言ではないぐらい。
覚えてるのは、例えば幼稚園児の頃、白紙の絵本を渡されてクリスマスの絵本を作ったり。例えば小学生の頃、適当な紙とホッチキスで8ページの中綴じ本(右綴じじゃなく!)を自作し連載漫画とか読者コーナーを作って妹に定期的に渡して遊んだり。中学あたりでこちら側の絵を描くようになってからはご存知のとおりサイトを構えweb漫画をたまに描き同人を出したりしてるわけで、まぁ人生ずっと絵を描いて創作をしてるんですね。いやぁ振り返るまで気づかなかったけど幼稚園生の頃から同人誌を作ってたとは。

色々複雑になるんでこちら側の絵を描くようになった以降に絞りますが、描き始めてからしばらくは人並みに「なんかうまく線が引けないなぁ」とか「早くうまくならねば」とか思い続けてたたわけです。
やっぱり思ったものをさらっと描けたほうが楽しいし、より多くの人に見てもらえたほうが楽しいじゃんすか。

そして注目の(?)中二の時、妹がハウトゥ本を買ってきたんで、それを時々見せてもらい「そうかこうやって描くんだ!これで上達の一途だぜ!」と思ったものの、うまく吸収できずなんだかカチカチの変な絵しか描けなかった。
で、ハウトゥを叩き込むだけでは絵は上手くならないって反省しまして、教本から学ばずフィーリングで描き続けるって上達方法をとることに。
……はい、お察しのとおり全然上手くならないんだなこれが。
それでも漠然とアクセス数多いイラストサイトを見て漠然とそうなれるような気はしてたような気がします。

そこからしばらくして、同人始めたぐらいか、もしくは仕事で2つ目の部署に異動した頃か、FireAlpacaを導入した頃かはわかんないですが、めきめき上達する未来を目指さず息抜きとしてのお絵かきでもういいのかなーと割り切り、楽に考えることにして自己肯定爆上げに切り替えてきました。
ひとつひとつの絵にこだわらず、とりあえず仕上げることにし、ワンドロでどんどん絵を描いたり、それまでじゃ描けなかったページ数の漫画を描いたりもできるようになった。
自己肯定爆上げに関しては、一週間ぐらい毎朝自分の絵を見ながら「かわいいよなぁ」とか思ってたりね。自己肯定低いのもアレだけど、高すぎるのも進歩止めちゃってる感じがまた微妙だよなぁ——まぁともかく。

で、それなりの頻度でサークルの人が出るイベントに合わせてどんどん漫画を描くって状況が、その後コロナによって一段落しちゃったんですね。
コロナ突入して即その状態になったかと言うとそうでもなくて、10年以上前に描きかけてた心剣ゼミ勧誘漫画を完結させたり、去年のGWに頒布したにとりメタモルフォーゼ新装版を仕上げたり、名刺に載せてる秘密のアドレスで描いてた漫画を完成させたり、絵じゃないけどサイト改装したりしてましたけど。
その辺も一段落して、ちょっと立ち止まって考えるうちに、今まで全く感じなかったようなことを感じるようになってきたので、心境変化を半分は備忘録として、半分はブログ更新ネタとしてここに書いてみようかと。

何が描きたいの?

うちの絵には作者こだわりが込められてないんじゃないかと思い始めたんですね。描きたいものはなんなの? 表現したいものはなんなの?

誰かに言われたわけじゃないけど、確かにこだわりはない。ある程度様になる絵は描けるようになったかなと思いながらも、ネットで見かけるような、どちゃくそにポップな絵とか、質感をまざまざと表現した塗りとか、まるでそこにいるような情景とか、くっつきたいと思ってるけどなかなか踏み出せない二人がいつまで経っても踏み出せないまま過ごす漫画を描きたいとか、自然な仕草を描きたいとか、うちの絵にはそういう魅力がないなと思い始めた。わるい意味で正直すぎなのでは?とか。
あ、漫画に関して言えば日常系は好きですし描きたいとは常に思ってて、ずっとなにも起きないのが日常系だと思うんで、それを描きたいものがあると捉えると「なにもない、があるのよ!」的な解釈になるような気もしますが。
まあでもやっぱ世の日常系だってやっぱり、これでもかと言うぐらい仲良し女子高生がいちゃいちゃしてたり、バンドとか冒険とかいうテーマがあったりするわけで、うちの作品はその辺り薄いよなぁと。
イラストに関しても、教科書の挿絵とか、他愛もないチラシのカットイラストみたいな絵が好きなんで、ある意味フェチを一つも感じないクリーンルームで水耕栽培したみたいな絵もそれはそれで一つの表現したいものと言える答えなのかもだけど。ただその答えじゃ納得がいかない…。

などなどいろいろ考えて、最近はイラストとはフェチを宿すものなのではと考え始めてきた。
絵を描こうと思っても描きたいキャラもポーズも無いって状態の正体に気づいてしまったんです。無くはないはずなんだけど、そこにフェチが宿ってないから「有る」と言い切れないんだ。

こだわりのある絵になりたい

こんなことを感じまして、こだわりポイントがもっとあっていいんじゃないかと思い始めたり。

てことで、とりあえず柔らかいもの(質的だったり精神的だったり)を柔らかく描きたいと思い、その一環でおっぱいがある絵を描いてみようとするんですが、まぁ手癖で描けるわけはなく「じゃあうちのPC内に良い資料になるイラストないかなー」と漁ってみると驚くほどにおっぱいある画像がない。意図的に避けたつもりはなかったけどここまで無いものかと。うーん、今までにない考えだったんだろうなぁ。

もともと描けないものは描かない主義だったんで困ってはなかったんです。なにしろ今も男が全く描けない。だから描けなかった二次創作もややありました。やや、ね。
にしても逆にいままでよくおっぱい描かずに済んでたなと最近急に思うんです。そんなにお子様ばっかり描いてたかっていうとそうでもないつもりなんだけどどうしてなんだろう。

あと感情も表面的なものしか描けてないと思い始めてきた。表情はそれなり描けてるかもだけど、表情以外にも感情が現れる部分ってあるわけだし。そういえば漫画のネームを書いてる時に人の表情とかポーズのバリエーションが乏しいなと思ってたけどこういうことだったのかも。

てことで、目だけは引くタイトルでつらつら喋りまくってましたが、以上、当初は「うちの絵に思うこと」ってタイトルだった記事でした。正解はどっちだ(タイトルの話)。

気持ちが変化して漫画を少し手放した件

久しぶりですね。なんか改装が一段落してサイトいじる欲が満たされてしまいまして。2021年に比べると穏やかですが、それまでと同じぐらい…だよね?

さて。先日ブックオフで漫画売って来たんですよ。あー即売会の頒布じゃなくて商業誌を中古に流したって意味で。

妙に幅広い作品群

なかなかなレシートですよね。
よつばととSPYxFAMILLYは、妹も買っててダブってたので手放したやつだったり。SPYxFAMILLYはアニメ化真っ只中だからか結構いい値段で買い取ってもらえました。あざっす。

で、ほかの本は見ての通り。5円かぁ。まぁ確かに今更買わないよねって思う。だとすると逆にブックオフよく買い取ってくれたなぁとも。
ちなみにこのほかに「在庫状況の都合で値段がつかないので、持ち帰るか紙資源としてリサイクルするかなんですが…」と言われてリサイクルしてもらった本が、ひとひら1巻、これが私の御主人様1巻、天正やおよろず1,2巻。在庫溢れてるんで0円だとすると5円の本たちは5円出しても欲しかったってことなのか…? まぁそういうことなんだろうなぁ。

と書きながら「販売の方のブックオフを見ると、ブックオフとしての需要が見えてきたりするかも??」と思って調べると、ガンスリより天正やおよろずの方が在庫が少なそうだったり。
きっと需要も基準に入ってるんだろうなぁ。すごい買取システムだ。

──なんていう日常といえば日常な出来事なんですが、うちは漫画を売りに行くとが今まであんまりなかったんですね。
売りに行ったのは今まで1回だけ。今回売ったのは「まぁ持っててもいいんだけどね」と思う本だったけど、そのとき売った本は買った時点で内容が期待外れなもん数冊で、いらなさ度合いが全然違った。まぁその一回だったんすが。

さて、だとすると今回はそのとき売らなかった本、かつ種類もまあまあ幅広いわけで、今回手放した心境変化はなにによるものなのかと思ったりするわけです。
思い返してみると、今までの買った漫画は、今回売った漫画たちも含め、なんだかんだ2,3年に1度は読んでたなぁと。もともと忘れっぽいんで読むたびに「これからどうなってしまうんだ!?」と思いながら読めるというお得体質なので毎度毎度楽しく読んでたし、そうでなくても「せっかく持ってるんだからまた読もうかな」みたいに思って読んだりもしてました。いやー安上がりな性格だなぁ。
でも最近は、漫画とか音楽だとかいうメディアの類いを短時間で消化できる人間になってたんですね。vocaloid動画、当時からいい曲多いんだろうなーと思ってたけど動画の探し方が分からなくてとっかかれず、チュウニズムで遊ぶようになってからいろんなタグ・Pを端から聴いてます。やっぱいい曲多いよね。気に入った曲は保存して持ち歩いて聴いたりするし。ただ聴きたいタグが膨大すぎてなかなか消化できないんで全体的に数回しか聴いてないと思う。で次第にiTunesのライブラリ(=昔から何回も聴いてる曲)を聴かなくなってくと。それまでは年に10曲程度しか増えないライブラリをランダム再生していたというのに。漫画もそうで、pixivコミックとかマガポケとかでいろんな漫画を読むようになった。週刊誌買わない側の人間だったんだけど、週刊誌みたいな消化の仕方を覚えたみたいで、前ほど棚の単行本を読まなくなってきてた。

実際、今回売った漫画は全然読まなくなってたし、そもそも完結まで揃えてないんで人に勧めることもできない、というか勧めるほどはまらなかった漫画っていう。

さらに、最近電子書籍に手を出しまして。なんか昔気になってた漫画がどんどん半額セールで売られてるんですよ。値段で言えば中古の方が安いんだけど、一応作家めいたこともする身として作者に還元されない買い物は敬意がなくて好きじゃない(電書が還元されてるのかは知らないけど)し、漫画でいっぱいの部屋なんて憧れたところでそんなスペース確保できず、それはもう半額セールの限界まで買い込んでまして、猛烈な量の積ん読が貯まってたりします。買いあさるにあたって端から端まで検索をかけると気になってた少女漫画とかもあって、いい世の中だなーなんて。

もちろん、今でも時々冊子の漫画を買ってきてるわけで、今回売った本はますます読まなくなったなーって、なんならもう一生読まないだろうなーなんてのもあり手放しました。

本当はメルカリで売りたいものが色々あるんで、その練習で本を出そうかなと思ってたんだけど、難しそうだったんでやめました。周りには簡単だよって言われるんだけど、配送方法で値段が変わるとかが難しいし、本ぐらいの単価のものでその辺見誤ると原価割れするし、適当に発送とかして低評価が付くと後に影響しそうだし。数年考えてたけど面倒くさくなってたんでやめました。メルカリくん。こう思ってる人多いと思うぞ。がんばれ。

今回ブックオフで売ったことで、意外となくなっても気にならないってことが分かったんで、半端にしか持ってないのもどんどん手放しちゃいたくなってきました。逆に途中で買うのをやめてた漫画の続きがほしくなったのもあるんで買ってもいいと思うし。

まだ売ってない漫画だってもちろんたくさんあるんでね。一つの作品をしゃぶり尽くすって発想を完全に捨てたわけじゃないし。
ただ変わったなーと思ったんで、ブックオフのレシートを見ながら書き起こしてみた次第です。

けものフレンズ2を今更みた

この間サイトを更新したりイベント出たりしたんで、その辺りのことを色々書きたいんだけど、ストックがあったのでとりあえず久しぶりの普通の記事です。

てことでタイトルの通りなんですが今更けものフレンズ2を見ました。
もう放送から2年?が経ってたりしますが。

無印の方は毎週追いかけて見てたはずなのに2はこの有様なんすよね。
いやまあ録画して見てないアニメとかたくさんあるんですがね。京アニ版kanonまだ見てないとか干支一周しちゃってるし。これは東映版kanonで当時感動しすぎて軽い気持ちじゃ見れないぞみたいな理由もあるんだけと。

そんなよんちが突然どうして?ってのについては、一人で夕食食べるときにiPadでTVer見たりしてて、新しいのもいいけど撮りためたやつも見ようと思い立ってって理由です。それでけものフレンズ2を選んだ、と。

無印に特段の思い入れがない人から聞いた感想は当時普通に面白かったとのことでしたが、うちも面白かったなーと思いました。
まぁ所々たつきじゃこうは動かさなかっただろうと思うところはあったけど、3Dモデルはしっかり金かけて作ってる(の?)2期のほうがいい出来だなーなんて思ったりもしたぐらいに好感触だったなと。とかいって最終話だけ撮り逃してて結局見れてないんだけど。

ここで思うわけです。
ビジュアルが気に入ってて何故こんなに放置したのか。先述のとおりもともと撮りためたものは漬けておく習慣があるとはいえ。
で、色々考えたんだけど、2をディスってる人を見かけなくなった、それとかディスるためにけものフレンズに群がってる人がいなくなったからだってことに気付いた。

当時は、無印を溺愛するあまり、たつきだけがいなくなった続編が許せないって人が多くいたなーと思うんですよ。
今回2をほぼ通して見て所々無印のBGMがかかったりして否が応でも無印の続編ってことを想起させる作りは確かに比べるなと言う方が難しいのは分かる。それぐらい無印がよかったのはうちもよくわかってるし。
さっき3Dモデルは2の方がって書いたけど無印のモデルもいい意味で土臭くて親しみわくなーって思ってるし。だからその許せない気持ちの人達のこともわかるはわかる。

ただ、あの放映当時は、2が放送されるたびに、毎週毎週2の作りの甘いところを探して批判する流れがあったと思うんすよ。
普段は「そんないやなら批判を見なければいいじゃん」て考えなんだけど、偶然周りにそれが強い人がいてTwitterとかでどうしても流れてきてしまう。自分からは回避できなかった。
なんか閉鎖的な世界の多数派が集まって正義面して作品を批判してて、しかもより多く批判した人が勝ちみたいな雰囲気がいやでなぁ。

人によるんだろうけど、うちはけものフレンズのみんながお互いを認め合ってる世界観が好きで見てたんだと思うんすよ。だから作品そのものを認めながら見ていたいなーと。
なんでこのタイミングに見始めたのかは無意識なんでよく分からないけどそういうことに気付けた、今日のわんこでした。

更新履歴211230

はい、ぎりぎり12月に更新しました! ってことで2021年は毎月更新達成です。うぉー!

毎月なんていつ以来なんだ?と思って調べたところ、なんと2002年開設以来初達成みたいです。
かなり更新してた年でも、2003年は改装のため1,2月は更新してなく、2008年は12月だけ更新してなく。へぇー毎月更新未達成だったのかぁ。

てことで今月の更新は、いつものワンドロイラスト更新です。1月と6月に描いたイラストという、更新してた割に追いついてない感が否めないですが。イラストのいろいろについては各ページに書いてあるんでそちらを見ていただければー。

更新履歴はほどほどにして、そんなことよりもさ!

サークルサイトをちょっとリニューアルしたんですよー!
前から気になってたHTML5タグ化は実はちょっと前にもう達成してたんですね。なんでもDIVでくくるのはなにをくくってるのかわかんなくなっちゃうし、idとかclassじゃなくてタグに意味をもたせられたらなーと常々思ってたんでheaderとかmainみたいなHTML5で新しく増えたタグはほんと大歓迎。
そこもそうだったんだけど本の詳細を表示する仕組みに古臭さを感じてたんですよ。これまでのは、ブログとかでよくある「続きを読む」機能を流用して自前でそれっぽくCSSをカスタムしただけだったんですが──

これまでの本の詳細の表示と操作感

詳細の枠が小さい、在庫表示のアイコンが小さい、横長なのでスマホの画面にフィットしない、それぞれが独立してるんでいくつも開けちゃう、最近常識レベルで一般的になった「他をクリックしたら消える」ができない、など、2013年…に適切なレベルだったかはともかく、2013年に作ってからだいぶ経ったんで使い勝手の悪さが目立ってきててここも直したいなと思ってました。でそこを直しました。

今回の更新での本の詳細と操作感

ネット見てるとよく見かけるアレにしました。周りが暗くなって新しいウインドウが出た風になるやつ。最近なんでも自前でチャレンジせずネットで配布されてるライブラリを使うことができるようになったんでこういうのを気軽に実装できるようになりまして。remodalってやつ使ったんすけどいやー便利だよねー。簡単でいいわー。

てことで上で気にしてた枠の小ささと横長はほぼ全画面使えるんで解決。いくつも開けちゃって閉じ方に癖があるのも普通にできた。在庫アイコンが小さいのは今回改めて全部作り直したので解決。DLsiteとメロンブックスのリンク、18禁アイコンもまとめて作り直しました。

あと紹介コメントも少し直してます。みとの本も○さわの本も、うちが適当にコメントを書いてて、ものによって本を入手する前に想像で書いてるのもあったりするんですね。
今までは枠が狭かったんで仕方なかったけど今回のでだいぶ文字数行けるようになったので多少見直したり。直したコメントについては、ジャンプコミックスの表4というか次回予告風というか、中身が気になるように書いたつもりです。在庫がある本はぜひ手にとってみてほしいんでよかったらみにいってみてくたださいましー。

てことで2021年の更新は多分これでおしまいです。
2021年は毎月更新した!とは言いますが半分改装に関係するだったわけで、イラスト更新のストックもあと3枚しかないわけで、今は一枚絵よりも漫画を描いてるわけで、つまるところ2022年は、さすがに毎月更新ってことはないのかなーと。やりたいと思ってるものはまだあるんで、ふとまた見に来てもらえたら嬉しい限りですー。

同人誌印刷屋の乗り換えを考えたこと

えっ!なんか描き始めたんですか!

直近でなにか同人誌を印刷したいわけじゃないんだけど、印刷する原稿があるわけじゃないけど、時々考えるんです。今度本を出すならどんな感じの装丁にしたいなーとか。まぁ考えたところでいつも結局時間がなくて、どノーマルな仕上げと発注をしちゃうわけですが、まぁそれでも考えるんです。

で、自家製本じゃないときはいつもEditNetプリンテックってところを使ってたんですね。ただ最近変えようかなーと思ったりして印刷屋を探してて。刷るもんないのに。
で、結局見つけたんですがその過程で印刷屋に対してどんなこと考えてたかまとまったので書き出して見た次第。

自家印刷にない面白い仕上がり

レーザープリンタを持ってるんで普通の印刷なら家のプリンタでできるんですね。無線綴じができないけど、うちが持っていく部数的にも入稿の時間的にも自分で刷っちゃったほうが楽なので、そこはあんまり気にしてないっていう。
むしろこの間例大祭で出したドットアンドボックスで遊ぶ本は、漫画パートはフルカラー、遊ぶ紙は切り離せるようにミシン目を付けたり、作りたいものにかける手間は全く惜しまない質なので、そうそう普通の印刷屋じゃ満足しない体質だったりします。

そういう意味では、これまで使ってたところは変な紙が多くて時々選んだりしてたし、孔版印刷多色刷りもできるらしくて近々チャレンジしたいなーと思ってたんですよ。
クラフト紙とか使ってね。しかもエンボス柄がついたクラフト紙もあって、ペーパー刷るだけでも絶対楽しいと思ってたんです。それだけ面白い絵が描けなかったのと配る場がなくて後回しにしちゃってたんですがね。
そういえばあんまり紙の質感を生かした本も作れなかったなぁと。合同本はちょっと冒険しすると怖いしとか雑念が多くて。
てことでどうこう言う割にあまり冒険した本は作ってなかったんですが、ただいざとなったらはっちゃけた仕様で頼めるような印刷屋がいいなーと思ってたのは確か。

よく行くところの近くで印刷してる

諸般の事情で自スペースでイベントに出れないんで会場搬入の方法がわからないし、聞きながらやったとして搬入を間違うとサークル参加してる人に迷惑かけちゃうんで会場搬入は選び難いと思ってます。
あと、万が一届いてないとやばいじゃないすか。こういうトラブルってありえないぐらいテンパるんでそういう不安要素は取り払っておきたいと思うとますます選べない。

てことで本の受け取りはこれまで直接印刷屋に取りに行ってきました。これまで使ってたところは直接取りに行くと数百円安くなったんですよね。まぁ電車とか乗って行ったら価格的メリットはほぼないんですが。
ただ新型コロナウイルス感染症でプリンテックが店舗に受け取りにいけなくなってるってことで、使えなくなっちゃったんですよね。新しい印刷屋を探しはじめた動機としてはこれが一番だったなぁ。

その他

これまで使ってたところは上の2つが気に入って使ってみたものの、女性向けの印刷屋っぽかったんですよね。何度か店に行ってるけど男性にあったことないし、見本とかチラシとか女性向けだなーと思ってたし。多分性別ガチャしたら男はUR相当だったのではと。だからなにというわけじゃないけど居心地は少し窮屈だった。

あとところどころ思想が強いなぁと感じるところも。まぁうちもそういうところあるんですが、人がやってるのを見てわかった。だからどうしたと周りが思ってることで思想を前面に出すと、何をされてなくても面倒くさいって印象が残るってこと。

どっちも印刷には関係なく、価格も品質も満足だったんだけど、乗り換えるにはそこも考えて選ぼうと思った。

てことで探してみた

うちの二大拠点(職場・家)である世田谷と板橋近辺でないかなと思って探してみました。
まず世田谷、同人誌専門の印刷屋が多分プリンテックしかない。同人誌も印刷しますと言ってる印刷屋はあるけど、なんとなく同人印刷ってちょっと特殊だろうと思うんですよね。うちみたいな数十部の印刷って意味では学校の卒業アルバムはそんな部数なのかもだけど、締め切り感覚とか、うちがやりたいと思ってる特殊紙印刷とかは期待し過ぎちゃいそうだし、そういう一般人とのやり取りはまぁもうちょっとうまくなったり売れるようになってからでいいかなーなんて(一生こない)。

あと板橋。実はレンズと印刷の街というだけあってちらほらありましたねー。コーシン印刷は初めて探した時も検討したけどもう少し部数が多い人向けみたいだし、会社所在地が知り合いが多い辺りなのでちょっと避けたり。あと街の印刷屋でも同人誌の実績がそれなりあるところをいくつか見つけたけど、どこもちょっと思想が強かったのと、やっぱり印刷の幅が期待するほど広くないみたいだった。

と思ってたら見つけました。PrintWalk。志村坂上、悪くない。
オンデマンドは充分アリな価格だし、変な紙がプリンテックほどじゃないけど揃ってるる。しかもPP加工はこっちの方が豊富みたい。それに、ねこのしっぽとタイアップしてたぐらいだから男性客レアって感じでもないだろうし。うんうん。いいね。

てことで、そのうちお世話になろうと思います。いつになるのやら…いや直近でにとりか椛スペースで参加させてもらえるイベントで出しますよ。タブンネ。

更新履歴210909

はい、更新履歴です。

COMICに2つ漫画を追加しました。東方の同人で描いた漫画ですねー。
今回追加したのは、チャー研東方合同2に載っていた「燃える毒キノコの家」と、みとの本ちょっとふたりででかけませんかに載せてもらった「こいの魔法は魔理沙におまかせ」の2本です。どちらも2011年ってことで10年前の漫画ですねぇ。えぇ…10年ですって…!?
ちなみにCOMICは発表順で並べようとしてるんで、2つとも東方カテゴリの中では結構下の方にあります。

それぞれの漫画を書いたときのいろいろはCOMICの各ページとか当時のブログを発掘してもらえばってことで割愛。
なぜこの2本だけ載せるのが遅れたのか。チャー研東方2の方は、版権作品のパロディなのでTINAMIにアップできないらしくてこまいにアップするしかなかったわけですが、てこまいのcomicページの問題を解決してからアップしようと思ってたら遅れちゃったって感じです。このたびCOMICページの改装も完了したんで載せた次第です。
こい魔理の方は鉛筆一発描きの汚い漫画だったんで、全部パソコンでなぞりなおさないと公開できないよなーと思ってたというのがひとつ。これについては過去作品の補正に時間を掛けるより新作描いた方が、と切り替えて気にせずアップしました。あとみとがDLsiteで販売してる同人に載っちゃってる可能性があって、今なお金をとってる漫画を無料で公開するのはなぁと考えたりしてたのも一つ。これもDLsiteの読者はみとの漫画に金を払ったんであってうちの漫画はただのおまけと割り切ってアップしちゃったという。つまるところ最後はえいやー!って感じで。

そうそう。TINAMIじゃないてこまい掲載漫画もビューアー風にしたんですよー!!

使ってるツールはslickでILLUSTの拡大表示のアレと同じ物を使いました。で、画面幅によって2枚表示にしたり1枚表示にしたりって感じです。これでとりあえずスマホの縦長画面とパソコンの横長画面を両立させられたかなと。
ちなみに左右の矢印のクリック(タップ)のほか、下の点をクリックしてもそのページに飛べますし、画像の端の方をスワイプ(ドラッグ)してもページがめくれますし、それらの操作を1度すればその後は矢印キーボードでも操作できます。いゃぁプラグイン楽でいいっすね。こういう便利ツールが気軽に使えるなんていい時代になったもんだ。
ただそうは言っても、画像少し小さいかなぁとも思ったり。以前よりは大きくしましたが幅600pxはまだ小さいような。特に昔描いた漫画は吹き出しが小さくて文字が多いんでどっちにしろ読みづらいかもなぁなんて思います。でもこれ以上大きくするとフルスクリーンにするしかなく、そうすると当初オシャレになりすぎてつらくて挫折した漫画ビュアーを導入することになってしまい…。うーん、見づらさがうちの中で限度を超えたら導入を考えよう…。

ちなみに、今回リサイズするにあたり、従来の画像が汚すぎた作品はスキャンからやり直し、レタッチ、セリフ入れをしてます。

いやーすごいがんばったよ。さっき過去作品の補正に時間を掛けるより新作描いた方がとか言ってた人とは思えないぐらいがんばったよ。
昔の補正は鉛筆の迷い線で目とか輪郭とか判別できなくなってるところを単色ブラシで消してただけで、消してないところは多かったし、鉛筆で濃淡つけてるところは裏が透けたままになっちゃってたり、あのときなりにレタッチしてたけどこんな長くサイトに公開され続けるならもっとしっかりレタッチしないとですよ!
線ではない全箇所を真っ白にして、鉛筆で濃淡を付けたところで透けちゃってた裏地も今回ちゃんと消しました! 上の例だと下の文字の「れま」とか「今回」の背後で頭を抱えてる人の鉛筆グレーのところ。裏地も表を消しました。まぁでも今思うとなんでこんな裏透けが強烈な紙を使ったのかですよね。
これを大昔のオリジナル漫画全てでやってたんすよ。8月中はずっとこれやってて、気づいたら8月終わってたっていう。

そんなこんなで、ついにてんてこまいまいすべてのページのリニューアルが終わりましたー! やったー! 2020年7月27日から今日まで未完成状態だったんで、14ヶ月間過渡期だったと言うね。まぁ先述のCOMICの再レタッチもそうだし、そういえばILLUSTも元データがあるものは再出力したりもしてたし。
次はすばらしき青空の会のサイトをHTML5化しようかなーと思っていじってます。見た目は変えないんだけど、DIV一辺倒だったHTML4から5になってHTML書きやすくなったんで、古いところを見直しつつソースも構築しなおしてたり。

あー、インデックス絵も新しくなってましたね。コンコレのキャラクターみそのさんの新作換毛(グラフィック差分)になるはずの絵ですー。

東京オリンピック雑感

※この記事はタイトルに反して家族の愚痴で構成されています※

始まりましたね。なんだかんだ新型コロナウイルス感染症の押さえ込みができず結局無観客でやってますが。

うち自身スポーツを一切しないんで別にオリンピックしてくれなくていいんだけど…とか思ってはいるけど、開催が決まって会場の整備がされちゃった以上、金をかけた価値があるぐらいにいい大会になればいいかなーと思ってはいました。なので無観客になっちゃったのは残念だなぁと思ったり。
それとはまた別に、いい功績を収めたくてスポーツをしてる人たちは4年に1度の晴れ舞台なわけだし、人生のピークのタイミングでオリンピックが開催されるかどうかでその人の地位とか名誉が変わるんだろうから、記録会感覚ででもオリンピックは開かれてあげられればとも思ってました。てことでこんな形でも開催されてよかったな、と。

ただ、今からでも中止にすべきって言う人もいるみたいですね。
いや今やめたって既に選手は日本に来ちゃってるし、メダル授与式まで到達できなかった競技に参加する選手はお出かけ損(≒持ち込まれ損)になっちゃうわけだし、そこまでしても今中止にするって結論がどういった見解から出たのかがわからないなと。訊いてはないんだけど。
感染が増えるからって主張にはならないと思うんですよ。オリンピックが開かれる前から増えてたし。開催にかける費用を国民に還元するためってのもないと思うんですよ。中止で浮かした金なんて放映権の違約金とかの返金で簡単に消し飛ぶだろうし。選手や各国関係者がルールを守らず市中にウイルスを拡散してるからってのは言っちゃいけないと思うんですよ。外国人にだけ性悪説を唱えられるほど全日本人が品行方正に行動してるのか、いやない(反語)。

すみません。他人みたいな書き方してましたけど、うちの家族がそのタイプの人でした。

うちの家族はみんな偏屈者で天邪鬼なんですね。うちもアイマス始めるぐらいまでその異常さに気づかなく同じスタンスでいたんですが、なんでそんなことに怒ってるの?その不満は誰宛のものなの?謎の怒りを独りでループさせてぼやきの永久機関みたいになってない?などとうちんちに対して思うし、なんなら昔のうちに対しても思う。心剣ゼミを完結させたときに古いブログを遡って公開時期を調べてる最中「うわぁ、なんていうかぼやくのに忙しそうで大変ですね。早く楽になれるといいですね」みたいな感じになる記事がたくさんあったり。30代半ばともなるともはや幼なじみなのではってぐらい長い付き合いのみとにも「よんち、昔はwindowsに親でも殺されたのかってぐらい、windowsを目の敵にしてた。最近windowsパソコン買ったとか言ってて四半世紀がかりで和解してて草」みたいなこと言われます。ほんとそれな。
ちなみになぜアイマスを始めるぐらいなのか。うちの人生を変えたマンガ(←広義)キャラ3人の1人、高槻やよいとの出会いでした。あんなに小さいのにこんなに頑張って…すごいな!!みたいなね。あと2人については機会があれば。

そんな家庭なので、うちではオリンピックは死んでも見ないってルールが敷かれており、まさにオリンピックに親でも殺されたのかと。
まぁ冒頭で書いたとおりうちもスポーツは好きじゃないんで、一日中スポーツ中継見たりとかはしてないんですがね。でもお祭りなんだしみんなで盛り上がっとけばいいのにねぇ。ちなみにうちは自分の部屋で見たりします。

開会式の4連休、家で過ごしてたんですけど昼間のニュース(ワイドショー?)はだいたいコロナやオリンピックの不安や不満を共感し合い続けててたんですね。で気づいた。なんとなくテレビがばらまいてる漠然とした不安を、うちの家族はお裾分けされちゃったんだなと。解決に向けた具体的な議論に展開しない愚痴りあいを毎日毎日吸収してしまっていたのですよ。
こういうスタンスながら一緒に見てたわけですが、その番組の面白いところが、しばらく前に見たときに日本の防衛費が上がってて「防衛のためとはいうがそんなに戦闘機を買いそろえる必要があるのか。企業との癒着を疑ってしまう」みたいな妄想をたれてたのに、東京上空でブルーインパルスが飛ぶのを見て「こうやって人々に感動を与えられるブルーインパルスの技術や装備に誇りを感じる。ありがとう」とか言ってて、その直後感染者数のグラフを眺めながら「オリンピックが開催できると思ってる日本政府の神経が分からない」とか言いつつ「自国開催の今回のオリンピックは是非メダルを最多獲得で」みたいなこと言ってて。情緒不安定すぎだろいくらなんでも、と。
ただそれをまるっと真に受けてしまう人がいるのも事実。しかも家族。

まあいろんな考えがあるのはいいと思うんだ。立場も違えば見据えてるものも違う。ただやっぱりそれは自分の中で考えた上で持つものだと思うんです。人の考えを鵜呑みにする前に、それをどう吸収するか一旦考える必要があると思うんです。頭空っぽにするのは夢を詰め込む時だけにしろって影山ヒロノブが言ってたしね(違)。

米印での注釈は3段落目ぐらいを書いてる時に書き足したんだけど、その頃の想定以上にオリンピックに関係ないことを書き続けてしまったので、とってつけたようにオリンピックの雑感を書き綴ってみたり。

■開会式は全部見た。直前で関係者が2辞退に追い込まれてて、どっちもあまりに謎なソースから炎上したんで、これは金に困った大会委員会が民意主導に装ってコストカットのためのリストラをしたのでは?なんてSFを空想したりする辺り、蛙の子は蛙だよなと思わずにいられない……ってのは脱線ですが。ブラジルの閉会式の演出を見てるので、もっとオタクカルチャー寄りの開会式になるのかなと思ってたんですが、少し期待と違ったかなーなんて思ってたときに、選手入場の曲が聴いたことあるゲームの曲でおおっ!!って思っちゃいました。ドラクエとFFとモンハンまでは分かったけどその他はわかんなかったな。ただFFのエンディング(?)の曲って昔から弱くて、唐突にかかったもんだから泣きそうになってしまいました。それでいて映像はテンションが高い国が暴れながら入場しているという。一人で見てたとはいえ、泣き所が意味不明すぎでしょや。
■首都高が1000円ぐらい高くなったとかで、うちの職場の近くの国道の交通量があからさまに増えてて、現場に出かけるのに支障してたり。しかも10kmぐらい離れた現場に向かう途中で3箇所も事故による交通規制が敷かれてて、慣れない下道で急いでミスっちゃったんだろうけど、なんていうか警察も忙しくて大変ですね。この辺を見てる分には、もし観客動員して開催してたらさらに混乱だろうと思うと、無観客開催でよかったのかもしれないですよね。
■オリンピックマスコットのデザインが実は好きなんだけど、警察のパンフでガードマンっぽい反射材のチョッキ着てるのがいたり、セブンイレブンのコラボ弁当のポスターでシェフの格好してたり。眼福ですやんかー。
■昔よく言った公園がオリンピック会場になってて、出かけたときに周りを一周してきたんだけどその頃あった景色とは全く違う公園に変化してて驚愕。花見をした桜並木の道とか3mぐらいの高さしかなかったスタンドとか、そういうものは全部なくなっていっちょまえのオリンピックスタジアムになってた。ひぇー。あまりに立派すぎて観戦したかったなと思っちゃったよ。ところで、オリンピックが終わったらあのスタジアムはどうなるんだろう。アクセスがよくないんでそのまま残っても充分に活用されなさそうな気がするけど、アレを活用した競技とかイベントとかが逆に開かれてく未来を期待したいと思います。