マリオRPGオリジナル。それは――

いつ書いたか分からない下書きが眠ってたのでサルベージ。半年ちょい前ぐらいだった気がします。

マリオRPGオリジナル…?? なにそのゲーム…
(あっどうでもいいミームに絡めただけっぽい顔してるな)

NintendoSwitchで2023年11月に出たんですよ。スーパーファミコン版リメイクのマリオRPGが。
ほぼ発売日当日に買ったんですが、この間全クリしました。おせぇよ。

私のいとこが遊ばせてくれた初めてのRPG、それはマリオRPGで、私は10歳でした。

家にテレビゲームがない家だったんですよね。父様がテレビゲームの印象を下げてたみたいで。
…ていうと人のせいにしてるだけになっちゃうんで誤解をとくと、よんち本人もなかなか物事に区切りを付けないだらだらした性質で、ずっとゲームをやめず、宿題できないとか時間通りに寝ないとか、食事しないみたいになるのが目に見えてたから買い与えなかったんでしょう。まぁ狙いはわかる。しかも多分当たってる。
ほんとはそれをエサに何かにうちこませるっていう親の切り札だったんでしょうが、やる気が無い子だったんで切り札を切る機会もなく。
という流れで、いとこの家に行ってました。ちなみに家から夕食の電話がかかってくるまで遊んでました。

そのゲームは甘くてクリーミーで、こんな素晴らしいゲームで遊ばせてもらえる私は、きっと特別な存在なのだと感じました

一応ゲームボーイは家にあったので6つの金貨とワリオランドでは遊んでたけど、3Dさながらの映像はすごくきれいでまず驚き。あとBGMもゲームボーイの電子音ではなく、それまでのスーパーファミコンのチープな演奏でもなく、豪勢な演奏1。人生始めてのRPGだったんでコマンドで戦闘するってのも楽しかった。ミニゲームが多いのもよかったなー。
あと、マップを歩き回る&会話シーンがあるゲームもまた初めてだったんで、いろんな土地を旅する感じも楽しかった。まぁつまり全部が楽しかったんですよ。

今では、私はおじさん(アラフォー)。

その後しばらくして家にプレステを招き入れ2、いろんなゲームをするけど、やっぱり先述の初体験に勝るゲームはなかなか無く、マリオRPGが忘れられなかった。独りで通販ができるようになる前にレンタルでマリオRPGのサントラを借りてきてよく聞いてたなー。

孫……

マリオRPGをあげる孫はいない。謎のヴェルタースオリジナル推しを最後までやりきることはできなかった。——なんてのはどうでもいいんだ。

そんなマリオRPGがswitchで出た。すぐ買いました。
で、あまりゲームにばかり専念してられない+プレイがめちゃくちゃ遅いんでクリアに時間がかかったけど、この間全クリしたわけです。

switch版にあたって、結構プレイしやすいようにアレンジされてましたねー。どこでもセーブされてるし、合体技が増えたんでどの敵も倒しやすくなってるし、今しないといけないことが必ずメニューに出てくるんでちょっと間を開けて遊んでも分からなくならないし。
昔はじっくり長く遊べるゲームがよかったんでしょうけどね。ひとつひとつが高かったし。
でも今となると、携帯ゲーム機でスキマ時間で遊ぶ、継続してプレイできない大人も遊ぶ、ちょっと難しいとすぐに投げ出されてしまうんで難易度は上げ過ぎちゃいけない。そういうのに応えたいい調整だったんでしょうね。
合体技はともかく、先述の新しい機能がなかったら確かに全クリできてなかったかも。

今遊んでも楽しかったのは思いで補正だけじゃなかったはず。よかったよかった。

なぜヴェルタースオリジナルだったのか。この記事が何を伝えたかったのか。多くの謎を残し筆を置きます。へばな。

小田急2025ダイヤ改正が考えられてた

どうも地図オタクのよんちです。そして、地図→街→人の流れと連想し公共機関ダイヤオタクのよんちです。
どれだけ効率よく人を運ぶか(=本数)、どれだけ合理的に人を運ぶか(=速達ダイヤ)とか考えられてると萌えます。電車もバスも飛行機もなんで結構節操ないやつ。
前からそう思いながらダイヤ改正を眺めてたんですが、せっかくブログがあるんで思ったことを書き出してみようかと。

まず背景情報

小田急は関東の私鉄で、都心から小田原に向かい箱根を目指す鉄道ですね。関東の私鉄3の中では延長は長い方で87kmあります。
本線のほかに江ノ島線と多摩線もありますね。江ノ島線は名前のとおり江ノ島に行きます。多摩線は多摩ニュータウンに行く路線で、支線内の往復列車ばかりででながらく存在感が薄かったけど、2018年の複々線完成から都心の直通列車が増えてやっと京王と張り合えるようになってきました。
逆に都心側では東京メトロ千代田線と相互乗り入れをしています。複々線完成後は代々木上原から新宿の複線区間でさばけない電車を千代田線に乗り入れさせています。
本線の途中の区間は平坦地を長く走りライバルも比較的少ない4んで中間辺りにも乗降客が多い街を多く抱えてます。
そして終点小田原もそれなりに広い平地の都市なので、首都圏の放射状の路線でありながら末端の乗降客もそれなりに多くいます。小田原で東海道線に接続してるものの、小田急の方が距離が短いんで価格面で優位だし時間面でもまあまあ張り合えてます、というかおそらくお互いライバルとは思ってないん5じゃないかな。

てとこで、小田急は、

  • 距離が長い→急行が充実している必要がある路線
  • 3つの終着地から人を集め続け都心部も2方向に枝分かれする→複雑な行き先で電車を走らせる必要がある路線
  • 列車が集中する区間が複々線になっている→2つのレーンを上手う必要がある路線

なのです。大変。

ちなみにどうでもいいことなんですが、小田急は2つのJRに乗り入れている数少ない6路線だったりします。これ豆な。

ってことでやっと本題。

小田急のニュースリリースはこちら
ここ数年、千代田線の(というか常磐線の)ダイヤ改正に合わせた修正だけだったんで、小田急線はちょっと久しぶりのダイヤ改正ですね。

準急、急行、快速急行の停車駅の変更。

まず「おっ」で思ったのが↑。
夕方夜間は新宿—[急行]→新百合ヶ丘—[各停]→唐木田とか、新宿—[快速急行]→新松田—[急行]→小田原ってのがたくさん走ってて、やりたいことと種別があってないなーと思ってました。

多摩線は多摩センターで京王と所要時間争いをしてた?関係で速達種別が必要だったんだろうけど、その急行と線内完結の各停を両方走らせるほど混んでるようには感じなかった(本数が多いのは使う人には便利だっただろうけど)んですが、急行が全駅停車になるので、ちょうどいい本数になできるかなと。所要時間がどうなんだかはおいといて。
そんなことよりも、今回の改正で多摩線は日中の全部の列車が急行になって、線内完結列車がなくなるのがすごいです。10分間隔で新宿行きと千代田線行きが来るなんて本線と同等扱いじゃん。よかったですね。
京王多摩センターは快速とか区間急行走りまくってるけど、奴らも実質各駅停車ですからね。見栄え大事。

新松田以降の快速急行は、真偽は不明ですが新松田-小田原で区間運転してる各駅停車がキャパオーバーして急行を開成に停車させてるって聞いたことあるけど、各駅停車に手を付けずに快速急行停車に舵を切ったんですね。地元の人は喜んでそう。

問題は喜多見と和泉多摩川に準急が停まることですよ。準急の停車駅が増えると思ってなかったんで7意外でした。
複々線化の時に「狛江に準急が止まった! 狛江市にも速達種別が!!」って喜ばせておいて、コロナ始まったら日中の準急がなくなって、今回の改正で経堂以降各駅停車化って。しかも夕方の準急をいくつか急行化って。狛江市かわいそう。

急行化は代々木上原の乗換混雑を減らしたいもくろみがあるっぽいけど、それなら直通列車増やしてもろて…。
コロナ前は新宿で急行乗っても千代田線からの準急によく乗り換えてたんすよ。すいてたんで。今は新宿からの急行は潰されるぐらい混んでるけど、千代田線からの準急も空いてないんで急行でそのまま帰ってるんすよ。こういう心理の人まぁまぁいると思うんだけどなぁ。
今の新宿から多摩川までの混雑って、経堂に急行停めたことによって電車間のバランスが崩れちゃったからだと思うんだよな。地下鉄からの電車が準急中心なのは、成城学園前にしか停まらない急行とそのほかの全駅を担う各駅停車のアシストっていう前提によるものだと思う。経堂停めなくてよかったんじゃない?
まぁ経堂はダイヤ改正の話とは関係ないんでどうでもいいんだけど、増やした停車駅を減らすって難しいと思うから、準急の停車駅を変えるのは慎重になった方がいいと思うなぁ。「経堂から各駅停車○○行きになります」じゃだめだったんだろうか。

あとロマンスカー増えましたね。
使ったことないけど、知り合いで帰りに毎日使ってるって人がいて、電車でゆっくりして家に帰ってからのコンディションを整えてるらしく、そうやって+αのお金を出してでも座りたい人に小田急は応えるべきだと思うので素直に肯定。

一つ上の準急急行の話もそうだけど、コロナ以降の小田急はすっかり複々線に電車を詰め込む気がなくなっちゃってなー。結局、どの時間帯もどこかが混んでる。全区間ではないけど。結局複々線完成前から言われてた「小田急いつも混んでる」が解消されてない。
夕方ラッシュ時でも20分間隔で特急列車出せる施設持ってるんだからもっと走らせればいいのにね。あ、運転士不足とか??

ってことで。総じて。

コロナ中に減ったままだった電車がやっと少しずつ増え始めてきた感じですね。まだ全然足りないけど。
あと分かりやすさが改善されたダイヤ改正になりそうですね。特にタマセンベンリニ8
これからもよろしくたのんます。

続きを読む 小田急2025ダイヤ改正が考えられてた

この映画を見た2024

毎度おなじみ「この映画を見た」
これは、よんちが2024年に見た映画の感想をまとめて投稿するという、「この小説がすごい」の皮を被ったと見せかけてるだけの日常ブログである。という説明も毎度おなじみ。この画像も毎度おなじみごちうさリスペクトのつもり5

ちなみに今回から予告編動画をはめ込んでみました。人の絵を飾って賑やかにする作戦です文で紹介しきれない分を補ってもらう作戦です。

大室家 dear sisters・dear friends

ゆるゆりスピンオフです。マガポケでこつこつ読まさせてもらってます。
もうなもりの絵が好きすぎて動いて喋るだけで最高。1時間程度の短編だったけど、前提を揺るがすような衝撃な展開もなかったけど、喋って動いてくれてるだけでいい(同じことしか言ってない)。これがあと100倍続いてほしいと思いながら見てました。またやってくれ。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション前編・後編

原作を知らない状態で見に行きました。本屋で売ってるのは見かけたことあったけどなんとなく手には取らずに今に至ってました。絵が好みだったんで見に行こうかなーと。
前編の得体が知れないものに慣れてしまった日常と脅威が背中合わせになってるなんともいえない緊張感は怖いくらいにリアルでしたよね。正常性バイアスというか、多少不安はあっても「まぁ大丈夫だろ」って一旦目をそらしちゃってることって実際の日常にもあると思うんですよ。天災とか犯罪みたいな。しかも実際そういうのって身近で起きてたりニュースになってたりってのも知ってはいるけど「自分は多分大丈夫なのかな」みたいな気持ちもあって。
じりじり忍び寄る得体のしれない生命をよそに女子高生がきゃっきゃしてるのを眺めるという、脚本吉田玲子の得意分野をこんな気持ちで観るのか!!っていういい驚きがありました。

で後編は得体のしれない生物の答え合わせが中心だったのかなーと。世の中の混乱を映した登場人物も増えますます混沌としてきてるんだけど、前後編2時間x2で収めるには掘り下げ不足だったのかなぁと思っちゃったり。あくまで「あえて言うと」ってだけで面白かったは面白かったけどね。
印象に残ったのが、地球が滅びるシーンでかかるでんぱ組inc.の「あした地球がこなごなになっても」。歌詞は聴き取れなかったんで多分今かかるべき歌詞の曲だったんでしょうが、映像のヤバさとアイドルの曲の対称的さがおもしろかったです。
前編2時間・後編2時間で4時間。地上波アニメは1話20分なので4時間=12話なんですよね。つまり地上波シリーズでやっていい内容を劇場版として上映した、と。見た人全てから4000円を集められると考えれば製作者側にもメリットがあるのかなーなんて。毎週アニメ見るより映画館に行く方が楽に感じる人なので個人的には大歓迎。
と思ったら地上波アニメサイズ?で18話分に再編+新録されたアニメシリーズ版というのもあるらしいですね。ちょっと調べた感じ放映の情報はなかったけど、そういう構想があったんのかな?

トラペジウム

5月から7月にかけて新作ラッシュだったのでたくさん見るぞーと気合い入れて初日に行ったトラペジウム。
前情報遮断して見たいマンなので、アイドルもの映画という情報以外の前情報はなく見に行ったんですね。
アイドルものといえば、主人公が周りを巻き込み、みんなでトップに駆け上がり最高のアイドルに——みたいな設定のものが常だったけど、トラペジウムは違った。
アイドルに絶対的なあこがれがある凡人(しいていえば努力の天才ではある)が、あるコンセプトのもと3人の埋もれた才能を持つ子を集めアイドルになっていくというもの。まぁこれだけ読めばまだ普通かなと思うかもだけど、主人公は裏で周りの人を全て操ろうとすることに尽力するっていうあまりかわいくないやつだし、4人ユニットが和を保てなくなり即日自然解散したりするし。結構重い。エンディングは落差補正もあるけどさわやかで、まぁ結局めっちゃ大好きなストーリーでした。
ちなみにシアタス調布(ちょっと郊外)の夜8時の回(人が少ない時間帯)とはいえ、初日に席の埋まり具合が1割未満だったんですよね。乃木坂48のOGが原作者のアイドルもの映画で、確かにアニオタとの親和性は高くないかもしれないけど、ストーリーは本職OGのリアリティというか作りものじゃない感というか。主人公の後ろから手を引く計算高さもそれはそれでリアルなのかもと思えてきます。その辺の前情報で敬遠しちゃってる人が位置としたら色眼鏡は取り除いて見てほしかったのになーと。
終わるの早いかな?と思ったけど、口コミがじわじわ広がっていったみたいで、東京でも1か月半見れましたもんね。うちも珍しく2回目を映画館に見に行きました。円盤予約してるんで知り合いに見せてまわりたい所存ー(もうそろそろ好みの傾向がバレそう)。

数分間のエールを

新作ラッシュのひとつ。別の映画を見てた時の予告で気になって見に行きました。
多分フル3DCGの作品なんですが、ここ15年ぐらいの常識だったセルアニメ風のアウトラインを取る作品と一線を画しアウトラインをとらない、むしろアウトラインがないことで逆に絵がさわやかになり見ていて気持ちいい作品でした。3DCGアニメの新時代を見たと思いましたよねー。
これまでの3DCGって、セルアニメの代替というか、セルアニメではすごい手間がかかることを支援するって側面が大きかったと思うんです。プリキュアのエンディングとかね。踊りを絵で書くのは大変。衣装がごてごてしてて特に大変。でも3DCGならモーションキャプチャで動きはらくらく。アウトライン処理とかをちゃんとしたことで本編のセルアニメと比べたときの違和感はない。みたいな。
この数分間のエールをはアウトライン処理は多分全くしていなくて、原画→着色って流れで進めるセルアニメには描けない絵だった。最近よくある明るいというか淡いというか色素薄い系というかなんだかわからないけど、そういうキャラデザとも合ってたし、まぶしすぎる夏の色が少し飛んだ感じを彷彿させて、見せたい絵と作風があってたなーと。
あと、劇場版ポンポさんの監督が絶賛してるみたいな見出しを映画行く前にちょっとみかけてなんでかよく分かんなかったんですが、数分間のエールをが産みの苦しみとか捜索の楽しさにした題材の作品だったからなんだなーと。ポンポさんは天才たちの物語だけど、この作品はなかなか評価を得られない(評価を得ても先に繋がらない)埋もれた人たちの物語なんですよね。創作で飯を食うのは簡単じゃないよなぁ。まして趣味でヤバいクオリティのものを作ってタダで公開してる人がいたりするから、創作で飯を食うってほんとに大変なことだと思う。挑戦し続ける人を応援したくなるいい作品でした。

劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:・Re:Re:

一時きらら全部見るマンを豪語していたのにも関わらず実はけっこう見逃していて(きんモザとか)、ぼっち・ざ・ろっくもそれでした。時々きらら本誌買うんですけどその時にみたぼざろの連載があまり刺さる感じじゃなくて見てなかったというのも。
こちらも地上波アニメ総集編だったので90分の前後編作品でした。話題になるだけあって面白かったですね。きたちゃんかわいかった。

オーバーロード 獣王国編

ふたごさんに誘われて見に行きました。実は原作未視聴で、少し不安がってたらテレビ1クール分予習させてもらえたんですが、始まるやいなやスターウォーズ的な字幕が流れてきて「あれ、モモンさん国作ったん??」と疑問を持ちながらもなんとなく楽しく見てたら、3クールやってたらしいですね。3分の2見てないんじゃわかんないわけだ。
何を見ても楽しめる性分なので実際面白かったんですが、自分から積極的に見に行ってないジャンルだったんで「ほう、こういうのもあるのか」的に感心してしまいました。最強な力を持ちつつ紳士的に領域を拡大していくみたいな感じなんですかね。

きみの色

けいおんの山田尚子監督+吉田玲子脚本コンビの作品が上映されると聞いて。コンビだったかは忘れちゃいましたがたまこラブストーリーとかおもしろかったよね。
人の性質とか雰囲気が色に見えるマイペースな女子高生が主人公なんだけど、マイペースな女子高生って部分を語り一切なしで説明する描写力がすごかった。バレエ教室で足元だけ映して前後の人と足の動きが揃ってないとか、脱いだ靴が置いてあったりとか、雰囲気で見てる人には伝わらないだろ!と思ったけど、改めて振り返ると主人公のマイペースさを知らなくても問題なく作品を楽しめそうな辺り、「見せ方へのこだわり」と「みてる人への配慮」が絶妙な力加減で、よく考えて作られてるなーと。
で、その主人公が、途中退学した同級生がいる古本屋に会いに行き、その同級生が気になってる男子高校生と偶然バンドを組むことになって──ってきたら普通その男子がどっちかと恋愛関係になる……この作品はならない! この作品においてそれはノイズなんでしょう。女子2人がこっそりお泊り会をする夜があるんですがそこで百合展開がないわけもな……ない! この作品においてそれはノイズなんでしょう。一般的な売れる映画のテンプレがほぼないんですよね。ネットだとそこを批判する評価のあるみたいですが、マイペースな主人公が色を感じながら楽しくわちゃわちゃ過ごしていくのを眺める作品という軸を全くぶれさせず書ききったのがすごいなーと思いました。
見てる最中ずっと心配だったですもん。最初の雰囲気があまりにマイペースで心地よかったんで、もしここでどっちかが付き合い始めちゃったらどうしよう…濃厚な百合展開があったらどうしよう…バンド演奏が見違えるぐらい上手だったらどうしようとかいろいろ心配だったけど、最後までのんびりした作品でほんとによかった。
デデデデ同様、女子校生がわちやわちゃしてるのを書かせると吉田玲子はやっぱり天下一でした。

ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第一章

ラブライブは、無印、サンシャイン、虹ヶ咲を追いかけてます。スーパースターは初代スクフェスに出てなかったんであまり分からなくてそのまま見ておらずって感じで。虹ヶ咲はストイックじゃなさがいいですよね。
去年の30分映画といい、なにかとこれまでのラブライブとは違う展開をしてますよね。今回の最終章もこれまでの地上波アニメ中心の展開ではなくガルパン商法寄りの劇場版でやってるし、キャラデザもラブライブの流れから少し外した感じになってたし。で、それがどうなのかというと、個人的にはこちらの方が好みなので好意的に受け入れてます。地上波アニメより劇場の方が見やすい派だし、新しいキャラデザも軽めで好き。
内容は旅行に行って行った先で歌って踊ってっていういつものラブライブ映画ですが、虹ヶ咲はユニットって概念がないのでひとりひとりのキャラが立ってて面白かったです。でもかすみんのライブシーンが2フレームしかなかったのはちょっとどうかと思うな。あのまま終わらないであげてほしいかも。
さてこのガルパン商法はいつ完結なんでしょうかね。さっさと終わらせても味気ないけど、引っ張りすぎると中身忘れちゃうんでせいぜい3年で完結ぐらいにしといてほしいなーと。

がんばっていきましょい

他の映画を見に行った時の予告編で「舟をこぐ3Dアニメなんだなー」って感じ、その前情報だけで行きました。そしたら30年前ぐらいに小説が発売されて実写テレビドラマにもなった人気作の系統なんだそうです。しらなかった。
見始めるとこれまでの経緯のなかで無気力になってしまった女子高生が無理やりボート競技をやらされていくなかで少しずつ静かにアツいものを持ち始めて、県大会でも優勝校にも肩を並べるぐらいまで成長するというもの。その過程はつくりものとはいえ応援しちゃいました。
キャラはそれなり色々出ますが、ヒメがすごくよかったです。声がよかった。バンドリのこころも伊藤美来だけど、あの天真爛漫なキャラが当時の課長(上司)に重なって直視できなかったんでそのときはまだ気づけなかったけど、伊藤美来の声がすごいよかった。あの「あははぁー」をずっと聞いてたいぐらいよかった。
そう、見始めれば面白いんですが、全然流行ってなさそうだったのが残念だったんですよねぇ。
キャラデザがなによりラブライブ!シリーズの西田亜沙子なのでキャラはいいはずだし、夏の水辺の描写は色使いがきれいだったし、3DCGも動くといい感じの出来なんだけど、ポスターになるとぱっとしない9。数分間のエールをを見てしまったせいかもだけど、がんばっていきましょいは、動く3DCGはそれなりに作れるけど、映える静止画が作れなかったのかなーと。
予告を見ても、見せたい要素が散っててなんかぼんやりしてたなーと。いや本編には実際、女子高生わちゃわちゃも、アツい運動部展開も、夏休み男子部員との花火大会も全部あるんだけど、予告は全部を見せるんじゃなくて話の一番面白い部分をミスリードをかませつつそれなりに見せる方がよくて、全ての人にあと一つ刺さらない予告になっちゃってた気がした。残念だったなぁ。

幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR- 劇場総集編

こちらも劇場版総集編でした。今年総集編多いなー。
地上波放映時も録画はしてたけど未視聴だったんで、一気に見れるなら都合がいいなーと。
サンシャインの時も思ったけど、沼津に行ったことがないんで、行ってたら楽しめるような聖地的なのがあったんでしょうね。行きたいところが多すぎてまだ手が出せてないけど。そのうち行くからな沼津。
いままでのラブライブになかったガチもんのスピンオフですよね。いつもの制服orアイドル衣装もいいけど、ファンタジー風の衣装もみんな似合っててよきでした。ヨハネとライラプスの関係もよかったね。
ただ総集編だからなんだろうけど、ルビィの立ち位置が分からなかった。最初バイクから声がして「生き物じゃない!??」→小さい妖精?のルビィが出てきて「行きとったんか!!」→普通の大きさになって「お前なんでもありなんだな!?!」と。けっきょくなんだったんだルビィ。
——……今「きっとちょっと調べたら色々分かるんだろうな。総集編だから説明足りなかったって書くのかな」って思って調べたら、地上波アニメでもコミックでも謎が多い存在って書いてあった…。ある意味安心しました。

はい。ってことで2024年はこんな感じでした。

本数で数えると13本ですかね。
あとトラペジウムときみの色は2回見に行ったんで、映画館には15回行ったのか。
今年は去年ほどは行けなかったイメージだったけどまさか去年を超えてたとは。
さてさて、2025年はどんなのを見るのかなー。

はみだし企画「この映画を見逃した2024」

劇場版ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉10
i☆Ris the Movie – Full Energy!! –
好きでも嫌いなあまのじゃく
化け猫あんずちゃん
アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season(地上波アニメ先行上映)

上3つが5月上映でした。去年もアイマスの地上波アニメ先行上映が映画館でやってたんだけど、上映期間が短すぎて見に行けず。ここに全部は載せてないんで15本見たとはいえ見逃しが多かったでした。

更新履歴250101

あけおめ!
ILLUST更新は年賀イラストの更新だよー!

おー! 早速ILLUST反映……って去年のかーい!!

あけおめです!
去年はのべ126人アクセスがあったみたいですね。おそらく1/3か1/2は更新確認で自分でアクセスしたのなんじゃないかなーと思ってますが、まぁ作りたくて作ってるサイトなんで誰が見てるとかはどうでもいいんです。
今年もそれなりーに更新していくつもりなので適度に見守っていてね−。

はい!てことで更新履歴です!

今回はインデックスに年賀イラストの背景なしを登用です。まぁそのために1月1日に更新したんだしね。
ちなみにワンドロし始めたぐらいから900×1440ピクセルのキャンパスに描いてたんですが、絵ってもっと高解像度で描くものなのでは??と急に思い出して、今回の年賀イラストは4000ピクセルとかで描いてます。でかいぞ!
あとリニューアル後のILLUSTでは、原寸画像のJPEGを載せるマイルールがありまして、そのうち2025年賀イラストが更新されたら見てみてほしいです。

それとILLUSTを3枚追加です。ちょっとハイペースですね。
今回の更新で去年の年賀イラストが載りました。遅いよ!
前の絵すぎてコメントも全然書けませんでした。あちらに書かないメタい話とかはこちらに書いてたりしたんですが完全に書くことがありません。

あと、前回からインデックスに置いてるSNSリンク集をとりあえず画像にしてみました。

前回の結果。全然スマートじゃない。
今回の更新。うーーーーーーーん………

まだ微妙だなぁ…なんでも画像で解決させようって言う魂胆が古いんだよなー。
いや誰彼問わず斬りかかろうとしているわけではなく、自分に向けて言ってるだけで。ほらてこまいを今の見た目に改修した時だって、やれCSS5だーとかHTML5だーとか最新ぶってたのに、いざ自分でレイアウトに困ると画像使ってるのはどうなのって。
画像はもちろん文字情報じゃないので、画像を認識できない人に伝わらなくなっちゃうんですよね。いるかはともかく、目が見えない人が読み上げブラウザ使ってたりとか、海外の人が翻訳ツールを使って見に来てくれたりとか。このサイトにはいないだろうけど。
それにPCとタブレット、スマホで表示が崩れないようにレイアウトを確認する必要も出てきますしね。今回の画像もスマホ版では画像が極端に小さくなってしまっていたので表示の微調整が面倒でしたし。
あと、そもそも根本的に画像のつくりがダサい。もうちょっとセンスないんか…。

てことでまだまだ直すつもりです。案が全然浮かんでこないんで長めに放置されそうですが、これでいいとは思ってないぞ、と。

さて。更新履歴はそんな感じでした。できたらILLUSTをもっとどんどん追いつかせたいんですよね。追加された日と描いた日に多少誤差があるのは仕方がないけど、それが1年遅れになってる現状はもはや「≒」ではなく「≠」なわけで、そんなことを気にしなくていいぐらいに更新が追いつければいいなーなんて。
てことでことしもよろしくですー

Twitterリンクカードの挙動を調べてみた(2024年11月)

えっ…2日連続ブログ更新!?

本人も驚いてるわ
ちなみに2020年8月以来だそうです。
もっと昔じゃないんだ!ってさらに驚いた!!

おいおい

Twitterに直接画像をアップしたくないと言われる今日この頃(もうすぎた?)。いかがお過ごしでしょうか。
色々SNSサービスを持ってるもので、そこにアップしたらどう表示されるんだろう?って思ったり、自サイトにリンクした場合どうなんかな?と思って試した記録を記事にしときます。

最初は直前の更新履歴記事と一緒にしようと思ってたんだけど、思ったより直前記事が長くなったのと、資料価値があるんじゃないかと思ったんで独立させました。

リンクカードとは?

Twitterの普通のリンクってリンクURLが青字になって表示されるだけなんですね。

こんな感じで。
よっぽど目を引くアドレスならともかく、この状態だと視覚的には弱いんですよね。目を引くポストが多いTwitterだとこれでリンクをクリックしてもらうのはほぼ無理なんじゃないかと。
リンクカードを使うと横長長方形の画像をリンクに使えるんでとりあえず目にとまりやすくなります。
ただし、リンクカードに使える画像は1:1.91と厳密に決まっているので、大抵の場合リンクカード用の画像を生成する必要があります。てことで各SNSがリンクカードをどう生成してるかを使って確かめてみました。

この記事について一応ことわっておくと、各SNSとも1回しか検証してないので、何かしらのアルゴリズムによって自動的に切り抜き位置を変える機能があるかどうかの検証はできてないです。
あと、情報系ブログっぽい記事と見せかけて2024年11月から情報をアップデートする気は無いので最新情勢が異なる可能性も。

また行動面についてもことわっておくと、世の中にはGrok以外のAIも存在するので、どこに置いたところで置いた先の規約に則りAI学習に使われる可能性があります。

ここまでことわると「何のためにこれを書いたんだ?」ってなりそうだけど、この試行をしてた当時はほんとにTwitterから逃げるしかないって雰囲気があったのと、単に自サーバーでリンクカードを構築したぞ!ってのを報告したかっただけなのかも。

Pixiv

まずはイラスト系SNSの最大手pixivから。
リンクカード対応してますね。
元画像は全身イラストをアップしただけで、切り抜きはpixivが自動的にやってくれてます。らくちん。
元画像の一番上を切り抜いてくれてます。顔認識してるのか上を切り抜く仕組みなのか。

TINAMI

次はイラスト系SNS最古参のTINAMI(※SNS機能はやや後発)。うちは20世紀から愛用してました。ぷにリンクのサイトを端からですね。
こちらもリンクカード対応ですね。TINAMIで指定したタグもそのまま載ります。
元画像は全身イラストをアップしただけで、切り抜きはTINAMIが自動的にやってくれましたが、こちらは画像の上下を均等に切り抜いて作るみたいです。まぁリボン頑張って描いたんでそこを見てもらえるのは嬉しいけどね。

タイッツー

SNS戦国時代に舞い降りた国産SNSタイッツーです。
タイッツーは(1)自作のリンクカード画像 (2)自動生成した画像のどちらかを選べるところがすごいです。↑は(2)。
元画像は膝上イラストなんですが、タイッツーの自動生成は真ん中に縮小した全体画像を表示しつつ、周辺に幅合わせで拡大したぼかし画像を合成してくれます。画像のどこが重要なのかを考えず、それでいてちょっとエモく処理するのがかっこいいですね。
ちなみに自作画像をする場合、1:1.91で作った画像を1枚目に、フル画像を2ページ目に指定してタイーツする必要があります。これだとタイーツでもリンクカードがメイン表示されちゃうのがなー。よそからのリンクはサムネイルでもいいけど、そのサービス内はフルサイズが表示されてほしいと思ってしまう。
さらにちなみに、タイッツーでリンクカード表示する場合は多機能だけど少し手間がかかる「がっつりタイーツ」モードで投稿する必要があります。

bluesky

文字だけリンクでリンクカードは表示されませんでした。

自サーバーにアップ

自分でサーバーレンタルしてるんならそこで好き勝手すればいいじゃない!ってことでリンクカードの使用を勉強して作ってみたのがこちら
自作なんで全部指定しないといけなくて面倒だけど、リンクカード画像は専用のを自分で作れるんで不満はなし。塗り忘れを見つけたりしてもアップ先がSNSじゃないんで何度でも再アップロードできます。
うちのサイトの場合、ゆくゆくはてんてこまいまいに画像を保存するので、htmlの画像リンクを書き換えちゃえばてこまいの画像と共通化できるなんてのもメリットだったり。
ただ見た人が「よんちの画像外部リンク」ってのをどれだけ信頼してクリックしてくれるかは未知数ですがねー。

と、こんなところでしたー。
イラストの幅広い露出ならpixiv、高性能なのはタイッツー、こだわり派+サイト持ちは自サーバーにアップもいいかもといったところでしょうか。まーすでにアカウントを持ってるサービスを使うのが一番楽ってのが結論ですかねー。

更新履歴241116

なんかこの間もこのやりとりしてない?!

1ヶ月でそう感じちゃ世話ないわぁ

はい、更新しました!
いじらないといけない部分に気付いたついでにイラストを更新したという、サイトの本分が揺らいでる気がする動機でした。

イラスト3枚更新

ちょっとハイペースぶってますが、描いたのは1年前のイラストなので全然追いつけてないです。
ちなみに誰も疑問に思ってないでしょうが、ワンドロの番号は描いた順で、番号が飛んでるのはサイトに残すほどでも無い出来だったからです。今回も43の次が45なので44はサイトに残さないことにしたっていう。
かわいくは描けたんだけど、奥行きが上手く描けず身体が変に見えたんでね。元の絵を見てるんで作者の脳内では補完されていい絵に見えたんだけど評価が伸びず、数日してから見たら確かに身体が変でした。

ちなみにこの辺から東方ワンドロ本家の更新が途絶えてワンドロを動機にしたお絵描きが減ってます。うちに1時間クオリティでいいという絵の描き方を教えてくれてありがとう。

あとかわちゃんの絵はあちらでも描いてるとおり珍しく東方以外の二次創作なんですが、一時期いつまでも東方描いてても人間関係の裾野が広がらないのでは??と思って色々手を出してた時に描いたものです。
かわちゃんの存在が頼られてる世界観が好きだったんだけど、ちょうどこれを書いてる時に本誌では最終回になっていて、来月最終刊3巻が発売という情報を手に入れてしまいなんとも…。
まぁきららで社畜OLモノだからなぁ。きらきらした女子高生は出てこないし、ちょっとニッチすぎたのかなぁ。

インデックスのTwitter窓をSNS一覧に

実はメインでやりたかったこと、その1。

Twitter(X)が、Grokって対話型AIを運用してくにあたりユーザーの画像ポストをAIの学習に使う事とか、トランプ氏が再びアメリカ大統領になった大統領選でイーロンマスクがトランプ氏と近いことが発覚した事による嫌悪感でTwitter離れが進んでるとかで、うちも例に漏れず他のSNSアカウントを取得したりしてたり。具体的にはタイッツーとblueskyをとりました。
で、そういえばてこまいはうちのいろんな活動拠点のポータル的な立ち位置にすると言っていながらその辺のリンクが貼られていないという事に気付きインデックスページにリンクを貼りました。

更新前。右側はTwitterの最近のツイートが載るはずだけどうまくうごいてない…?
更新後。全部載ったけど……ぜんっぜんスマートじゃない!

納得いってないけどとりあえずリンク貼ってポータル機能を達成できたのでとりまよし。

ちなみにタイッツーは去年の7月からやってて、正直東方関係の人が賑わってるイメージは全然なかったんだけど10月ぐらいに少し流れ込んできたかなー、と。それまでは女性向けが強かった感じですかねー。
パブリックタイムラインがほぼ最初からあったのと、画像関係機能の実装にちょっと時間がかかってたんで文字中心の人の暗黙の人権1が他より尊重されてる感じはあるなぁと。辻いいねはとても心地いいです。
画像云々は最初の頃の話で、最近はTwitter向けのリンクカードを自動で付けられるようになったりとか、文字数制限がすごく甘かったりとか、スタンプで返信ができたりとか、ちくちく言葉がやりとりされにくくなるような抑止があったり、国産らしく高機能で結構好きです。
多分タイッツーを使ってる人はハッシュタグで画像検索をかけてくれてる人がいるみたいで、同じ画像を上げても数日かけてじわじわと評価されてく感じはあります。その辺もちょっと楽しいです。

あとblueskyはTwitter関係者が興しただけあって操作が馴染みやすくてよかったですし、こちらの方が知ってる名前が多かった&活発でした。どちらかというとこっちの方が知ってる作家が多かったんで軸足を移すならこっちの方がいいなーと思いました。

Twitterがもし直接画像投稿しない流れになったら思って色々試し、実はみんなTwitterリンクカードに対応してたって事が分かったり。もし直接投稿しない流れに発展したら、リンクカード画像を自分で作れるタイッツーか自家製htmlのどっちかにしようと思います。この辺の挙動はこの直後に別記事でまとめようかと。

basic.cssの指定


実はメインでやりたかったことその2。

そもそも何言ってるか誰も分からないと思う。技術的なことなだけじゃなくうちのサイトの内部構造の話だから。
技術的な部分についてはあまり解説する気は無いんであしからず。CSSってのはホームページの飾りをするものだよ。メモ帳で書いた文字はみんな黒字だし同じ大きさだし左揃えだけどwordとか使うと中央揃えにできたり文字が大きくできたりするよね。素のHTMLもメモ帳みたいな状態で、wordみたいな書式をHTMLに指定するやつだよ。HTMLの場合は大抵別ファイルにするよ。だからCSSってファイルができるわけね。

てんてこまいまいでは、

  • tm5gengeneral.css 共通
  • tm5genpc パソコン表示時のみロード
  • tm5genmobile スマホ表示時のみロード 

この3つのCSSを環境に合わせてロードしてます。ちなみにtm5genはてこまい5代目ってことです。その切り替えは普通のサイトとちょっと違う「ウインドウ(画面)が縦長か横長か」という謎仕様。いうてiPadでパソコンと同じ表示ができるのは我ながら気に入ってます。ほんのちょっと細かいことは改装当時のブログ記事にちょっと書いてるよ。ちょっとね。
で、本当はこのほかにbasic.cssというyonchi.custard.jp共通のCSS2も呼び出してるはずだったんですが、なんか忘れてたことが発覚。
なんで気付いたって、Firefoxのバージョンが上がったからなのか、いつからか上部に付け覚えのないスキマが出来るようになってて「おかしいな。h1のmarginはちゃんとbasic.cssで0にしてあるはずなのに……アイエエエエエー!!!」ってことがあって。

じゃ適当にbasic.cssを指定すればいいかというとそうでもなく。tm5gen〜.cssの甘めな指定ではbasic.cssのリセット能力に負けてしまい、文字色が黒くなるとか、帯が細くなるとか、直さないといけない部分が多くて少し手間取ったり。そうでなくてもてこまいはHTMLをフルスクラッチしたサイトなので一つ一つ直すのは手間がかかるんで、少しずつ直してきます。

こんだけ語って「basic.cssを適用するとしないとで何が違うんだ」と言われると、iPhoneとかiPadで文字が明朝体になってしまうというだけ。ゴシックがいいんよ。

  1. 権利が無いって言いたいわけじゃなく(言葉選びは完全にソレだけど)。ほらTwitterとかってリンクはったり画像付けないと目立たないとか読んでもらえないみたいなところあるじゃないですか。フォロー関係がしっかり出来上がっててリポストによるねずみ算的な拡散で、逆に普通のつぶやきが目に触れにくくなってるっていう。それは運営のせいなんかではもちろんなく、みんなが面白いポストを求めることで自然とついてしまう差なんだけど。うんやっぱり言葉選びがよくないね。 ↩︎
  2. よんち印刷をリニューアルした2016年からいろんなページを少しずつリニューアルしてきたわけですが、する度にCSSの共通化を試みてて。結局ほとんど共通化できてないんだけど、ブラウザ毎に微妙に違うらしい規定値をリセットしまくってるんで、安易に他のサイトに指定すると表示を破壊する程度の能力はある。 ↩︎

更新履歴241009

4ヶ月ぶりの更新だけど7月に22周年になってました!

よそで起きたこと風のいいぶりだけど、完っ全にうちのサイトのことだよね

更新履歴でっす。
4ヶ月ぶりとなー。色々あったけど私は元気です。

まずインデックス絵の更新。
少し前に更新した諏訪子の絵ですね。ほんとは6月の更新でこの絵を使う予定だったんだけど、前回の記事のとおりtwitterでバズりましてその絵を先に使ったので順番が入れ替わった感じです。ここぞ、とね。

あとイラスト3枚追加しました。
幽々子とずんだもんは、8月にはHTMLが組み上がってたのに更新し忘れてたものだったり(しろよ。
4ヶ月ぶりで2枚ってのも足りないかな(謎配慮)と思い1つ追加したのがデフォルメキャラ研究です。
それぞれの絵のことはそれぞれのページに…と言いたいところなんですが、1年半前に描いた絵のことをほとんど覚えてなくて描くことがありませんでした。無闇にため込むから…。

それとCOMIC1つ追加しました。
今回追加したスーパードローイングは2016年2月に福岡県久留米市で開催された「ちかっぱかっぱ! -川はうたう-」合わせで描いた漫画で、すばらしき青空の会○さわが出した「にとりの一面」という本に金魚のフンさせてもらいました。
みとも○さわもよく「俺本出すけどよんちニキも描く?」的に誘ってくれてそれを目標に描く感じなんですが、出来上がるまでどんな本に載るのかこちらは分からず、この漫画を載せてもらった○さわの「にとりの一面」って漫画(?)はもっと奥深い雰囲気でした。ごめんな…。
本で出した時のあとがきやTINAMIの方に書いてますが、うにうにうにうにという漫画(COMIC FUZのリンク)のに大きく影響を受けています。
うにうにうにうにはほんとにいい漫画なんで読んでほしい。かわいいのにひたすらツッコミ続ける。ギャグの感じもいいしね。もはや作家のファンになっていまして、ゴスロリJK無人島漂流記もオールドヨコハマラジオアワーも大好き。
漫画のことは当時のブログで──と思ってその頃のブログを漁ったんですが、「書きかけ」とだけしか書いてなくなにも分からなかったでした。
たしか、時期的にもうFireAlpacaで描くのはすっかり慣れてきたものの、ふきだしはPhotoshop時代と同じ作り方1で、相変わらずふきだしの形が汚いのと文字が不規則なのが気になってたような。で、illustratorで伸縮しやすいふきだしを前もって作っておいてそれを使うようになった最初の作品だった気がします。
わかりにくいですが、客にお茶漬けを出すぶぶちゃづけも逆さほうきも早く帰ってほしい客に帰ってもらう願掛けというかおまじないというかですね。

で、この漫画、コロナ中かなんかに漫画をアップするお祭り騒ぎハッシュタグに便乗してアップしてた気がします。サイトの更新は忘れてました。

あと2回は更新したいな……!!

  1. 手書きで吹き出しを描いて、お絵描きソフトの文字ツールで文字を入れる方法。普通っちゃ普通なんだろうけど、レイヤーがどんどこ増えてくのが好きじゃなかったのと、セリフの納まりを考えていつも活字を平体に加工してたのがFireAlpaca・MedibangPaintではできなかったんですよね。 ↩︎

更新履歴240609

今回からこのやり取りをつけみようと思うよ!

おー。「〜〜について知りたいですよね?」て言いながら距離を詰めたと思ったのに、常識を最小限しか語らなくて、最後に「いかがでしたか?」って言いながら去っていく、満足できないまとめサイトによくあるやつだ!

そういうターゲットも射程も想像つかない危ないこと言うのやめて!!

てことで始めてみました。まとめブログによくあるやつ。
web古の民なので、こういうの見ると台本調のweb小説を思い出しますよね。当時はこれやるぐらいなら漫画描こうぜと思ってたので手を出さなかったけど、文字ばかりのブログが少しでもとっつきやすくなるのならこういうのもいいかなーと今更思ってみました。

ちなみに、wordpressのプラグインであるSpeechBalloonってのを入れて実装しました。いくつかあったんだけど手っ取り早く始められそうなやつでってことで。
とりあえず飽きるまで続けてみようかとー

前置きおしまい! 更新履歴ですよ。
なんと6ヶ月ぶり。ゲームするか、漫画読むか、絵を描くかの三択生活でサイトに手が伸びなかった半年だった…

インデックス更新

インデックス絵、辰年で描いたドラコのままだったんですよねぇ。賀正とか書いてなかったんで唐突にぷよぷよの版権絵を書いただけに見せかけられたけど(ばれてる)、6ヶ月は長かった。

今回の絵はTwitterでこの間描いた絵の背景なし+拡大Ver.ですね。

これ! バズったんすよ! やったー!!!
156RT! 773fav!! 1.3万表示!!! 化け物かー!
これまでの最高が43RT、149fav(表示回数のログなし)だったのでいっっっきに記録更新した感じです。
togetterをだらだら見てたらこの元画像にイラストを載せるのが数日前に流行ったみたいで、そのまとめには東方の絵が全然なかったから描いてみたという。流行ネタに乗れたってのがバズった主な要因かなと。ちなみにそれにまとめられてなかっただけで東方も既にいくつかは描かれていたようです。天狗3人組で描いてる人はいなかったでした。ほっ。
あと最近ハッシュタグを節操なく付けるようにしてて、それでフォロー外の人にも捕捉してもらえたのも大きいかなーと思います。椛見かけたらRPfavしてくれる人とか、海外の人とかね。絵描きによっては海外の人の評価はノーカンみたいな考えの人もいるかもだけど、ほら、よんちさん素人だから。みんなに見てほしい。いいと思ったらマルチでもいいんで評価してほしい。

この絵もそのうちサイトにアップする予定なんだけど、半年更新してなかったもんだからネタが溜まってて、アップには時間がかかりそうです。
別に更新ネタをストックするつもりはないんだけど、先述の三択以外のことをしてなくてなぁ。追いつかないと。

イラスト更新

更新したページのとおり。
ちなみに今回更新したイラストを描いたのが去年の2月。16ヶ月遅れ。ぐぬぬ1…。
ほんとは複数枚更新したかったんだけど、後述のまふまる体のメタデータで公開日を6月9日にしちゃってたので1つしか間に合わなかったという。まあまた更新すればいいだけだしね。間を開けないようにしたいな。

手書きフォントまふまる体更新

これまたすんごくご無沙汰です。前に更新したのが2021年7月なので3年ぶりですね。その間もこつこつ字を増やしてて、413文字新たに追加したらしいです。正直そこまでたくさん書いたつもりはないんだけどパソコンがそう言うならそうなんでしょう。

最近は手書きでいいメモをあえてPC+まふまる体で印刷してみてて、それで表示できない文字があると追加してみたいなことをやってます。使用頻度の高い非常用漢字が対応でき始めてきてるんじゃないかな。
ただ今回は、一番の看板である「東方・艦これ全キャラ対応」は確認せず公開したので、新キャラは見落としてるかもしれないです。確認してからアップしたほうがよかったんだけどそれを気にし続けて3年更新できなかった&その間に400字も新たに書いてたのに更新してなかったんであれば、ひとまず更新した方がいいのかなーと思っての判断です。

ここんとこの傾向として、エアコンをつける時期になると居間にいるようにしてて、ノートPCを持ってくるほどでもない時にiPadで字を増やしたりしてたので、夏冬に収録字数が増えてるんだと思います。ある程度増えたら更新も都度したいですよねぇ(しろ)。

それと小学校で習う漢字が全部書けたらBoothにアップしたいなーと思ってたのも忘れてました。
今どきやっぱ自サイトに引きこもらずに、検索しやすい場所においておくのも大事よなーと思って、やるならBoothだなーと考えてました。Boothは意外とフォントが充実してるんで手頃なフォントを探しに来てる人多そうだし、0円でも並べられるし。
まずはキャッチーなイラストと使用サンプルを用意するところから始めないとなー。

といった更新でした。夏中までにあと1,2回更新出たらなーと思ってます。はたして。

  1. かな入力なんだけど、隣のキーを間違って押したら「ぐふふ」って画面に出ちゃって、感情の表裏一体性に感銘を受けました。 ↩︎

この映画をみた2023

この映画をみた2023

毎年恒例、なんならもうこれしかブログ更新ネタ無いんじゃないかってぐらい恒例のこれ。某社の「このラノベがすごい」的なタイトルと見せかけて見た映画を全部紹介しちゃう大げさな記事なのです。
ちなみに今回は第八回だったりします。だんだん歴史が出てきましたね。だからどうしたってのはないんだけど。

かがみの孤城

2022年公開だけど2023年に見に行ったのでこっちに。
雪の降るお台場で見てきました。発券受付の人が有料会員をおすすめしまくってきて面倒くさかったのと電車で帰れなくなって(ふたごさんと見に行って、新宿で飲んでたら電車なくなってた)と前後の謎の印象が色濃くなんかちょっと変な感じ(某)という。

大好き時空モノでした。そしてこういう時空モノにあまりない、本来の時間軸でお互いが影響しあってるタイプのでした。
生きる難しさみたいなのとか、各々の思う”大人”へ踏み出して微妙な気難しさに直面しちゃうのとか、これでもかとフォーカスしてく鋭さが辛かったなぁ。きっとそういうのに実際直面してる子に届けたかったんだろうなぁ。がんばれ。
前向きな作品でよかったでした。

金の国水の国

思いのほか早く上映館が減ってたんで急いで見に行ったり。
2つの国の全然主流じゃない真逆の二人が出会い…みたいなありがちな題材かなと思わせて、国交を断絶してることがお互いの不利益になってる状況をほぐしてく痛快さみたいなのも面白さを入れてきて、さらに地理的条件とか土木的な都市基盤をストーリーに絡ませてくる所も嬉しくて、好みな感じにリアリティがあるのがよかったなーと。
そしてなにより姫様のふっくら加減がな。モテモテのお姉様たちより断然こっちがいいに決まってるじゃんってキャラデザがよかった。
そして終わってちょっと調べたら女性向けコミックの映画化というから驚き。面白い作品っていろんな所に眠ってるんだなぁ。

シン仮面ライダー

ミッドナイトスワン以来の実写映画でした。この辺りから一人で映画を見ることにこだわらなくなってきてて、人と映画を見に行く率が上がってきました。
シンシリーズが毎回話題になるんだけど見に行ったことないなーと思ってライダー好きのいつもの面々を誘って行きました。すごかった。

らくだい魔女フウカと闇の魔女

知らない児童書シリーズの劇場版のようでした。
キャラ一人一人に映画一本じゃ語りきれないストーリーとか設定があるんだろうなぁ。
原作なにも知らないけどほかのシリーズも映画化されるといいなーと思うやさしい作品でした。ほのぼの。

BLUE GIANT

いつも見てるのとは違う路線ですが。
きっかけはバイキング小峠と因幡はねるが出てたテレビで愛を語ってたのを聞いてはじめて知って、劇場版がやってたので見に行ってみようかなーぐらいな。
努力の天才って感じの主人公がかっこよくてなぁ。あとそれに惹かれて集まり始める周りの人たちもまたよかった。それと「絶対事故るフリだよなー」と分かるシーンからの事故。どうなるのか分かるのにめっちゃ盛り上がる。熱量がすごい作品でした。
ちなみに見に行った吉祥寺プラザって映画館。座席は自由席だし、非常灯は上映始まっても消灯しないし、前からしか音しないしっていう昔ながらの映画館で、雰囲気が気に入ってたまに行きたいなーと思ってたのに、見に行った半年後の2024年1月で閉館になってしまったとのこと。残念だなぁ。まーでもプライムネトフリが幅をきかす昨今、映画1本をお金をかけて観るって人は限られるだろうし、そうじゃなくても吉祥寺はもっときれいな映画館が駅前にあるし、雰囲気重視で遠くからわざわざ来る人だけじゃ話にならないだろうしなぁ。終わってから残念だなぁって嘆くのはそれこそ無責任な話だよね。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 NEXT SKY

上映時間30分というすさまじさ。すぐ終わっちゃうんだろうなと思ったけど、体感はもっと長くて充実した出来でした。この短さもまた虹ヶ咲ってことなんでしょうな。
昔、デジキャラットのアニメが季節毎の特番でやってた時期があって、情報収集してないと見逃しちゃう感じで(かといってあの頃は映画館も自由に行けてなかったけど)。
映画館に行きまくる生活をしてる身としては、短くてもいいから映画館でやってもらえるのはいいなーと。

虹ヶ咲って個人色強めでラブライブらしくないんだけど、かといってアイマスとかみたいな事務所所属じゃなく学校のクラブなところがラフで。あくまで手作り感を大事にしてるところとかね。
2024年にまた劇場版やるらしいんでそれもまた楽しみ。

君たちはどう生きるか

天下のパヤオ。前情報一切なし。分かるのは白鷺のポスターだけ。
うちは普段から前情報を意図的に遮断して見に行ってるんでいいんだけど、公式がやると他の観客も強制的にこの見方を強要されちゃって、このスタイルを受け入れられない人が楽しめてるのかまず興味があった。後述。

中身は、今までの宮崎駿映画の総まとめって感じで、いろんな宮崎映画がよぎった。見てる最中は時空モノでファンタジーをやりたいんだーとか、宮崎駿が満を持して描く異世界転生(転生ではない)ファンタジーだー!とか思ってたけど、今これ書きながら改めて死線をさまようって解釈もありそうだなーとも。
ファンタジーとして純粋におもしろかったです。

で、レビューサイトを見ると、どう楽しめばいいか分からなかったとか書いてあるの。もう見てられない。あの何が起きるか分からない、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。一体何を見せられてるんだ?から全てが一気に繋がる展開。これ。(唐突にゴノレゴ風)

ちなみに船堀シネパルって所に見に行ったり。江戸川区の施設で実は船堀タワーという展望台がある。江戸川区すごい。

アリスとテレスのまぼろし工場

ふたごさんと行きました。あの花の監督らしいけど、あの人の作品は全部偶然見逃してて。

世界観が不思議な作品だったよねぇ。変化してはいけない世界がどんな世界かを極限まで突き詰めてストーリーにしてた。
あとアリスもテレスもストーリーに出てないのでは?と思ったけど、ストーリーの中でさりげなくアリストテレスの言葉がとりあげられてて割と意味のあるシーンだったっぽいね。何回も繰り返し見てほしいってことなのかもだけどタイトルの伏線はもうちょっと分かりやすい方がいいくないかなぁ。
──なんてぼやきつつも、世界観を突き詰めたストーリーはすごくおもしろかったし、絵がきれいだったし。
絵は色使いとか背景とかじゃなく表情がきれいだったなー。あれをきれいと言うかは分かれそうだけどうちは好きだったなー。て具合にいい作品でした。

バービー

しれっと実写。しかも海外女児向け玩具ってことで到底見に行かなそうなジャンルだけど映画レビューサイト見てたらかなり興味がわいたんで見てきました。
ちなみに行ったのは土曜の昼過ぎの渋谷の映画館。映画がめちゃポップな色使いなのは言わずもがな、映画館に行くまでの道もめちゃくちゃポップでした。場違いすぎだってばよ。

バービー人形しかいないバービーランド。いろんな見た目のがいても名前は女性はみんなバービー、男性はみんなケン。いろんなバービーはパティシェとか裁判官とか消防士だとかみんなが最前線で活躍してて、一方ケンはバービーにモテたくてサーフィンしたりバービーの周りをうろうろしてたりするだけという。既に女の子の人形遊びの世界観を大人視点で皮肉ってておもしろい。マテル社が実名で出てくるし、アメリカってこういうのOKなんだなー。
そんななか主役バービーがふと死について考える夢を見て、それ以降どんどんおかしくなっていく。そのおかしくなりかたもどうかしてるんだけど、リアルに干渉することでバービーでい続けられるということが分かってリアルの世界に行って……なんて書いてるとストーリー全部書いちゃいそうなんでやめますが、逆異世界転生モノというかリアル転生モノをハリウッドが自分たちの書式で描いた作品だった。すごい。
しかも男とか女とか性別にこだわることの無意味さ、自分らしくいる必要を説くという、ストーリーの芯はちゃんとしっかりしてるところに驚きを越えて怖さすら。気をつけろ、おバカ映画と思わせて意外とガチだぞ。
アニメ映画しか見ない人にも薦めたい感じでした。

大雪海のカイナほしのけんじゃ

原作ありと知らず、地上波アニメの回想シーンが何度か流れたところでやっと気付くという。あと東亜重工フォントの人なんだーと気付いた。原作見てなさが気になって本編に集中できなかったけど、民族の差をいい感じで描けてておもしろかったです。文字が読めない文化って概念も、今まであるようでなかったですよね。

ガールズ&パンツァー最終章 第4話

こちらもまた終盤ぐらいに第3話を見てなかったことに気付くという。雪上でとはまた。さていつ完結するんでしょうねぇ。

北極百貨店のコンシェルジュさん

絵がよかったなぁ。ストーリーも好きだったけど絶対あの絵の雰囲気が物語引き立ててた。で、原作コミックがあると知って驚き。原作コミックの絵もそのままでさらに驚き。
お客さんが何を求めてるか(なんなら本人も)分からないところでいいアドバイスをしないといけない職業って難しそうだなと思いながら、自分の知識をお客さんにぶつけていってそれがかっちりハマる喜びをたくさん見せてくれる映画だった。
あとなにより、プレゼントって概念が分からない人間だったんですがこの作品で知ることができたよ。あげるときの気持ちも、受け取るときの心がけも一切知らない人だったんだけど、この作品はそれがたくさん描かれてたなぁ。目立たず埋もれていっちゃうかもだけど間違いなく良作でした。

ポールプリンセス

これも無知の状態で行ったんだけど意外と息の長いプロジェクトだったみたい。というかそもそもポールダンスって題材がすでに性的なんでそんなメジャーになりうるのかなぁなんて思いながら、まぁでもアニメ映画見まくるマンなので見に行ってみようと。
で見てみると全くそんなことなく、純粋に踊りがきれいでたまげた。むしろポールがあることで足が地面に付いてる必要がなく上下で見せることができたり、回転を活かした衣装とか、可能性の広がり方がすごくて純粋におもしろかったです。

ということで2023年見た映画はこんな感じでした。なんと13本!! 多すぎ!!
2023年は1人じゃなく映画を見に行くようになった年でもあったり。けいおん劇場版を職場の人と見に行った時に、終わった直後に斜に構えた感想を言われて嫌だったと思って以来ひとりで見に行くを徹底してたんだけど、ひとりで行こうとすると逆にどんどん後回しになっちゃって見逃しちゃうことが多くて…。ある程度感想の感じが合う人&作品だったら人と行くのもいいなーと思えて他の人と映画を見に行きだした感じです。それで本数が増えたってのが大きいと思う。

あと職場の福利厚生で映画のキャッシュバックに使うウエイトが増えたのも大きかったかも。
いままでは書籍代とか旅行の宿泊代に使ってたんだけど、書籍はまんが(キャッシュバック対象外)しか買わなくなったし、旅行も行きたいと思いながら全然行けてないしという消極的な理由ではあるんだけども。

また一方で、アニメ映画増えてない?と思ったりも。
この間見に行ったデッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(これ書いてるの5月)は2時間の上下編だったけど、20分アニメx12話=4時間なわけで地上波放送するレベルの尺を劇場版でやってるってことになったり、ぼざろの総集編映画も始まったり、アニメは地上波でやらないといけないみたいな先入観的な縛りがなくなってきてるのかなーと。
それがなんでなのかはわからないけど、うーん劇場版のほうが円盤に頼らず儲かるとか??
まー家でアニメを見ることができないよんちさんはこの流れ大歓迎なんでどんどんやってほしいなと!

また来年ー

CDRを捨てた話

タイトルの通り捨てたり。
まぁCDRといってもいろいろあるわけですが、今回捨てたのは昔作った音楽CDのCDR。

ちなみに今回、wordpressの脚注機能を試しに使ってみました。
青地の小さい数字に読み飛ばしてもいい内容が入ってたりね。あまりイメージ通りにならなかったけどせっかくなんでそのままにしたり。

うちが自覚しているこのブログの意義にならって時代背景を掘り下げていくとしましょうか。
音楽って、今はネットで聴き放題だったりyoutubeやニコニコで腐るほど聴けるわけですが、20世紀はそうではなかった。20世紀の世紀末1、パソコンもネット回線も圧縮技術も貧弱で音楽を聴くのはラジオかCDという時代があったんですね。好きな音楽を聴くにはその曲に直接お金を払う必要があった。
で素直にCDを買うのがセオリーではあるんですが、音楽を聴くとき、CDの特定の曲だけを聴きたいなんてことは当然あるし、なんならそのときはやったPOPSをまとめて聴くなんてこともやっぱしたくなるわけで、そうするといろんなCDの曲をカセットテープやMDやCD-Rに曲をいれたりするわけです。そんな頃2の話。

レンタルショップで借りたCDをそのままMDやCDRに録音なんてのもあったけど、伝えたい本題が確実にぶれる程の避けられない大きい問題があるんであえて触れないことにしたり。

てことで、2000年過ぎ頃、中高生だったよんち氏はそれなりにはPOPSを聴きながら、そんなCDRを作ったりしていたわけです。

その際、なんとか風とか本物そっくりに人よりこだわる性質なもので、ジャケットをスキャンして作ったり、CDレーベルをこだわったりしてました。CDレーベルは手書きってしばりを設けててね。レーベル印刷のやり方が分からないってのもあったけど、何かをまねして描いたりもしたなぁ。
うちにとってCDRは、音楽を安く形にしておく物ではなく、自分でジャケットとかを作って楽しむ物だったんですね。いや聴くための物であることは変わりないんだけどそういったのを作る過程も楽しんでたんすよ。

普段はiTunesで音楽を管理してるんでそっちの曲を聴きつつ、時々そのCDRを聴きたくなった時はCDRで聴いてたりしました。CDRの曲はiTunesにあまり入れてなく、あの曲が聴きたいーってなるとCDRを聴くみたいな。
そんなCDRが部屋にけっこうあったんですね。ケース込みで積んだら20cmぐらい? A4折って作る紙ケースにこってた時代もあるんで積んだ高さのイメージよりも枚数は多そう。——こんな記事にするんなら枚数ぐらい数えろよと思わなくないけど、まぁまぁ。

ただ、メインのパソコンがCDドライブ無しパソコンになってから様子が変わり、ニコニコのvocaloidタグをあさりだしてからまた変わり。気付いたらCDR聴かなくなってたんですよ。
そして、部屋のCD収納に収まりきらなくなったCDとかCDRを本棚に並べてたんだけど、そのスペースに本とか小物とかを置きたくなってきまして、CDのリストラをすればいいのでは?と思い、リストラを始めてしまった。
買ったCDは捨てちゃもったいないので残留。
昔買った周辺機器のドライバCDは捨て。
同人誌即売会で試聴しちゃって何も買わずに去れない気がして仕方なく買った手焼きの東方アレンジは捨て。
ジャケット楽しんで作ったCDRは……捨てます!! うおー! (急)

いや悩んだけど、元も子もない話、スペース効率が悪すぎるんよ。この容積で80分。CDRを残すためにあえて聴きにくくし、しかもその結果全然聴いてない。CDRを捨ててもパソコンに取り込んでおけばその曲を聴くことはできる。そもそもスペースを捻出したくてやってるという前提。もう残す選択はないよなーと。
てことで捨てました。なんともあっけない。

なんか寂しいとは思うけどねー。でも生きてる年数だけ物は増えてっちゃうし、それを全部残しておくことはできない。長期的に見れば残すメリットもない(遺品整理とかで思い出補正ゼロの人が捨てるのに苦労するとか)。

そんな先日のよんちでした。

なんか久しぶりに近況的なブログ書いたけど、なんか書きたいこといっぱいある気がしてきた……って言いつつはたして。

  1. その前のことは知らないんで、さらにネイティブな方に譲りますね。 ↩︎
  2. ちなみに、そんな時代がどう終わったかといえば、パソコンで曲を入れられる携帯音楽プレーヤーの台頭でした。iPodとかね。
    それまでのカセットテープは何しろアナログだし録音時間も短い。MDはデジタルだけどしがらみがキツすぎてデジタルの利点である自由さはあえてカセットテープ未満に抑えられてた。MP3を再生できるCDプレイヤーなんてのもあったけどほとんどが順番に再生しかできなく問題外だった。そんな中パソコンは一切しがらみに囚われずどんどん便利になっていき、音声圧縮技術もフラッシュメモリの容量もどんどん進歩していき、CD30枚分(だっけ?)が手のひらに収まるiPodにみんなが飛びつかないわけがない。
    それ以降もう80分しか入らないMDを新たに買う人はほぼいなかったし、CDはディスクってだけでめんどくさくなっちゃって音楽を買う物であっても持ち歩く物ではなくなっていた。終わりはあっけなかったなぁ。 ↩︎