いがいと

例大祭レポブログを3ヶ月かけて書いたところで、次はさらに昔の去年7月に松阪のイベントで頒布した本の色々をいろいろと。
ほんとは去年の松阪のイベント直後に書きたかったんですが、プチオンリーで頒布しただけでブログでメタい話を書くのもなーと思って、東京頒布を待ってから書こうと思ってたわけです。よーし頑張って思い出しながら書くぞー。

きっかけ

2016年2017年辺りはすばらしき青空の会3人とも執筆意欲が低空飛行気味だったんですが、松阪のイベントにパリさんと行くことが決まったぐらいから、サークル内での執筆意識がやたらに向上してたこともあり、うちも久しぶりに単独で本をだすかーってことになりました。
ちなみにこの本が3作目だったんですが、1,2作目の本はなかなか手にとってもらえない、買ってもらえないでして「これは根本的な所が間違ってる。本を出すことばかりに囚われずに手にとってもらえない理由を見つけなくては」と思って以来なので、ちょっと間が開いていて数年ぶりの本だったりします。

構想とか

ちょうどその頃暖めてたにとりと小鈴の長編があったんでそれを…と思ってたんだけど、あまりのボリュームに完成の目処がたたなすぎて4月に断念&転換。あまり長くならないいつもどおりの感じの日常モノっぽい内容に方向転換し、あの内容になったのです。
東方鈴奈庵のアナザーストーリーっぽさを割と前面に押し出してましたが、ちなみに断念した話も鈴奈庵のアナザーストーリーでして、むしろいがいとは鈴奈庵の話から膨らますっていう先入観を持ったまま描いてたんだな、と。
それにしても描きたい長編がどんどん貯まってくこの感じ。うーん。いやまぁ描けばいいって話なんですけどね。

表紙!! (よんちのパーフェクトひょうしレイアウトきょうしつ)

表紙ですよ! 表紙!
今回の本はちょいちょい新しいことをしてみてたんですが、この本の中で表紙が一番こだわって描きました。
先述のとおり、今までうちが描いた本は手に取られづらい表紙だったんですね。おそらく。
どれもそんなテキトーに描いたつもりはないのに…と当時は思ったんだけど、そんなさなか足を運んだいつだかの例大祭で気付いた。その会場内には5000のサークルがいて、来場者のだいたいはその日の5時間を、まず並んで買えるかどうかも分からない大御所にいくつも並んで、顔見知りの中小のサークルに寄るにしてもそういくつも回れるわけはなくて、そんな人たちが目的地への道すがら目に入った本を買うかどうかというとかなり難しい。そう買い手の心理を完全に忘れてた。
うちの場合固定客はおそらくいないので、どうしたら通りすがりさんの目にとまるかを考える必要があった。

てことで唐突に始まるパーフェクトきょうしつ!
パーフェクトきょうしつシリーズとは、元ネタのIOSYSのあれの如く、言ってる本人のドヤ顔に反して全然パーフェクトじゃないメソッドとか勝てない必勝法みたいなのをだらだら書くシリーズだよ。ちなみにシリーズって言うほどないよ。

[1]周辺視野状態でそこに本があることが認知できるか。
テーブルシートと同じ色だと本があることに気付けない。ごちゃごちゃした表紙はじっくり見れば色んな情報が分かっていいかもだけど、通りがかりさんにはそこまで見てもらえずスルーされる。
なのでレイアウト、背景の描き込み具合、全体のまとまりは作業の要所要所で確認しながら描くといいです。
できたら印刷してイベントで使うテーブルシートの上に置いて1mぐらい離れて見てみる。自分の本とマットとの境目がよく分かんなかったり自分の本の存在に気付けないようだと危ないかも。目が悪い人は裸眼で見てみるといいかもです。

[2]どんな絵を描く人の本なのかがすぐわかるか。
絵の好みが合う人に見逃されたらもったいないので、自分の渾身の出来レベルの絵を表紙にしましょう。
ほらセル画時代のアニメだってOPとEDはめっちゃ丁寧に書き込まれてるけど本編はカクカクだったりするじゃないですか。毎週の中身はスケジュールとか予算に追われちゃうんであまり丁寧に描けないけど、毎週使うOPとかEDはそのアニメの看板だし丁寧な絵でしかもぬるぬる動くってことだったそうです。渾身さを押し出すあまり自分の絵から離れちゃうと嘘になるんでだめだけど、絵で本を買ってく人って多い気がするんで重要だと思います。
あとレイアウトにこだわるあまりBadAppleよろしくシルエット絵にしちゃうとか、口元だけをアップにした絵とかってのは、デザイン的には面白いし中身にリンクしてたりすると感心しちゃったりもするんだけど、それは常連さんがたくさんいたり表紙とは違う絵のポスターとかを貼りだすならともかく、本だけで勝負をする時はおすすめできません。

[3]素人っぽさがないか。未完成さがないか。
ボールペンで適当に描いて消しゴムかけてないコピー本とか、虹色でRかかってるワードアートみたいなタイトルだったりとかすると、ものすごく不安になっちゃって気になっても近づきづらいと思うことがあります。ボールペンで描くことはいけなくないんだけどね。ツールにこだわれってわけじゃないんですが、通りがかりさんの中に未完成な本だと認知されちゃうと、サークル数が多い都心のイベントだと敬遠されると思います。
迷い線はちゃんと消す、色はひととおり塗る、できたら活字にも気を遣う、その辺を及第点付近までやって、通りがかりさんの興味を遠ざけないようにできるといいです。

などなど、うちが今までイベントでふらつきながら「これは目にとまった、本欲しくなっちゃうなー」とか「多分いい絵なのに目立たなくてもったいない」て思ったポイントをまとめてみました。
もちろん、それなりに常連さんがいたり事前にTwitterとかで中身のサンプルを広く見てもらえれば表紙なんて関係ないんだけどね。逆にあえて通りがかりさんに立ち止まってもらわなくてもそれなりの部数が出るサークルなら、むしろ細かく描き込まれた表紙の方が豪勢さとかお得感につながったりよく見ないと気付かない新たな発見を埋め込めるだろうし、「靴と素足だけ」とか「石畳に写った誰かの影だけ」みたいなどんな絵だか一切うかがい知れない表紙でもオシャレ!って言いながら売れてくでしょう。なので話半分にね。

さて脱線しましたが、うちはもちろん常連なんて多分いない弱小未満の作家なので、以上の内容を意識した表紙にしました。登場する人物が全員出てくる。ごちゃごちゃしてない。色塗りにテクスチャをプラスしちょっとデザインチックに見えるようにした(実はこの効果は副産物でこれについては後述)。イベント当日では、割と真っ先に手にとってもらえてて嬉しかったです。

中身

ストーリーの着想は上で書いたとおりですね。いつもどおりの思いつき。
最初のページ構成時点で2ページ間違えちゃってたんで、なんとかあと2ページ増やさないといけないってことに原稿作業のかなり終盤に気付いたんですが、没にした1本を復活させ、1本を急こしらえで作ってどうにかさせました。
ちなみに復活させたほうの漫画のオチはちゃんとみんなに分かってもらえたのか心配なんですがどうでしょう。心配ついでにばらしちゃうと、小鈴が食べたのは尻小玉だったのです。分かりました?

あとできあがった本を設定とか原作考証にこだわりがある知り合いに見せたら、にとりがきゅうりの本の印刷を頼んだ後の話だから、小鈴に対するにとりの初々しい反応がおかしい、人間好き設定を推してくなら尚更矛盾が。とのことでした。まー描いてる最中に気付いちゃってたんですがね。本を出すと決めたイベントに本を出さないわけにいかないし気にしないことにするしかなかったってのが実際の話でした。今度から気を付けます。

作画については、メディバンペイントで線引いてトーン貼って、イラレで吹き出しと活字作って、フォトショで結合させて書き出しっていう最近の定石でしたが、今回はメインキャラに縁取り線を付けてみました。
同人始めたての頃、今ネットにある作品だと三寒四温秋雨最前線の頃に試行錯誤でやってた線の強弱をアナログにかけた絵が今でも気に入ってて、ただ作画に時間がかかりすぎるんで、それ以降にこの描き方で仕上げたことはなかったんですね。ただやっぱり線の抑揚の無さをなんとかしたいと思ってたんで、ただの縁取り線を描く方法で復活させてみました。上で挙げた作品とは似つかない出来ですが、選択範囲の拡張→塗りつぶしでできるので手間は圧倒的に少ないです。なので労力からしたらこんなもんかな、と。
見た目の雰囲気は自分でもかなり好きな加工なので今後もしていきたいですねー。といってアキラ合同では時間がなく省いてしまいましたがね。

あとトーン。特徴ある柄トーンを使ってみました。線が全て引き終わってから表紙を仕上げてその後にトーン貼りを始めたんですが、表紙の時点で進行がかなり遅れてて、着色で細かい陰影をつける手間を省くため柄トーンで塗ったのが始まりだったりします。
密かな狙いどおりオシャレな雰囲気を多少かもせたし、中身のモノクロページも同じ柄を使ったのでトーンに悩まなくてすんだし、影付けもしなくてすんだけど、中身については柄トーンの方が手間が多かったので時短効果はほぼなかったでした。
ちなみに印刷はいつものプリンテックでした。紙を色々と企みたかったんですが時間の都合であまり冒険せず、中身は文庫本の黄色い紙、表紙はちょっとラメの入った紙にしました。印刷した部分はラメが負けちゃったんでいまいち期待した効果は上がりませんでした。
あとLifeis…の時はオフセット印刷でしたが、今回はオンデマンド印刷にしました。安かったですし。

といった感じの本でしたねー。 去年7月の鈴奈幻想絵巻と今年5月の例大祭で出しましたが、おかげさまでこれまでとは比べものにならない部数を頒布できました。まだもうちょい在庫あるんで見かけた際はよろしくです。

ちなみに上で書いた没にした長すぎる話は、間に合わない気もするけど秋季例大祭目標で鋭意制作中です。なんか40ページぐらいになりそうなんですが、まだ下書きが15ページぐらい残ってて、表紙も中身もなにもできていないっていう状態で残り5週間は諦めた方がいいのでは?と思わなくもないけどね。
とはいえ、後で否定するのが面倒だから不確定な情報は出さないタイプのよんちさんがこのタイミングでこんなこと言うわけだから、それなりに本気で作業してます。続報をご期待くださいなー。

例大祭16どうもでしたー

最近すっかり更新癖が無くなっている物で、イベント前に事前告知の記事を書くなんて事すらできていなかったんですが、今回の例大祭は記念的な色の濃いイベントだったので久しぶりに書いてみようと思った次第です。
ちなみに出した本のあれこれについてはこの次の記事かなんかで書くかと思うので、出来事関係が気にならない人はこの記事スルーでおっけーですー。

前日以前

本人達すらこの間知ったんすが、実はうちらのサークル例大祭に直接参加したことがなかったんですよ。委託参加とか○さわの個人サークルエンドウダイズで参加したことはあったかもですが、自分で参加したことがなかったという。サークル活動もうじき10年になるというのに。しかもその10年間、多少ぶれることはあっても軸足は東方に据えていたサークルなのに。
てことで天下の例大祭に初参加となれば半端な気持ちじゃ参加できないぞってことで、2スペース参加で臨むことに。あとうちが提案半分にこれまでの既刊もどんどん並べようみたいな話もしたかなんかで、既刊含めとんでもない量の本を並べることにした感じです。

まあでも実際はそれんなこもよりも、東方x探偵アキラ合同本(←これが正式名称)ですよね! 去年の秋季例大祭で話が盛り上がって、ほんとは去年の冬コミ合わせでって話だったんですが誰も当選しなかったんで例大祭でってことになりました。今回も編集作業→印刷→宣伝までを引き受けててたりしてました。
ただ仕事が2月3月すさまじくて自分の原稿が進められなかったので他の執筆者さんの進行確認とか催促もできてないという事実。4月になったら仕事が楽になるはずだったので、自分の原稿も印刷屋の手配も編集が作成するページも4月に入ってから作業し始めた感じでした。
てことで、合同本の原稿と既刊の印刷に明け暮れる4月って感じでした。ほんとは本の宣伝ももうちょっとやりたかったんだけどほぼ手つかず。その辺は成果とか抜きにベストを尽くせなかった後悔が残っちゃいましたねぇ。

そんな中でも割と頑張れたのはおしながきリスト。A3を横に2つ並べて価格だとかを書きました。最近のよんちはillustratorの操作とフリー素材の活用を覚えたので、イメージをざっくり固めて、ネットでフリー素材探して、ピンとくる素材をダウンロードしながらイメージを具体化していったんですが、なにしろ素材サマサマって感じで立派なおしながきリストができあがりました。ありがとう素材職人。ありがとうイラストAC。

あとちょうど仕事で肉厚のポリ袋とノーカットのシール紙が余ったのでサークル販促用の手提げ袋を作ってみました。…あ、ポリ袋はお試しで自腹で買ったやつだし、シール紙は数年間誰も使ってないデッドストックだったものだし、一応職場にテプラのカートリッジ1つ自腹補充しといたから金額的にはセーフなのですよ。

ちなみに結果的にはちょっと出し渋り過ぎちゃった感じだったので、今後のイベントでもだらたらと配ってくと思います。興味がある方は言ってくださればー。

前日とか

イベント前日にいつもの印刷屋に本を取りに。取りに行くと安くなるんで。もともと女性向け印刷屋みたいなんですが、女性向けの大規模イベント前日でもあったらしく、今まで見たことがないぐらい混んでました。で本を受け取って一旦帰宅。それにしても今回66部刷ったんですが、これを超えたらもう持参で搬入はできないなーと。まぁ合同本でもない限りこんなに刷ることはないと思うんですが。あとそのタイミングで奥付のタイトル間違いを発見。奥付なのに。
ちなみに合同本の宣伝は去年の松阪のイベントでpixivに投稿したみたいな、数ページに内容をかいつまんだ画像を作りたかったんだけど、入稿に手こずりすぎて、かつ印刷を多く引き受けすぎて、これといった宣伝はなにもできなかったんですよね。結果的には予想以上の部数を頒布できたんでともかく、もっと上を目指せたのにもったいなかったな、と。

でイベント当日。朝からラーメン食べたりしながらサークルの人らと合流。ここまではいつも通りだけど、今回いつもと違うのは並べる本が多いってこと。開場前に撮った陳列写真がこちら。

いやいや、多すぎだって。まぁうちがだいぶ加担してるんだけどね。今回は段ボールで組みあげられる折りたたみ式陳列棚とかポスタースタンドとか新兵器が大活躍。それよりもなによりも背景のポスターの「初参加」が強烈ですよね。先述の通り実際初参加なんですが、既刊の量が絶対おかしい。通りがかった人がどう受け取ったのかちょっと興味がありますねー。

あと、昨今合同本の収益分配で揉める事例があるとかないとか聞いたり聞かなかったりしたので、ためしに合同本の収益を一旦回収して打ち上げで分配する仕組みをとってみました。あくまで印刷代とかを差し引いた金額での還元なのですが試しにって感じに。

てことで開場。まぁ弱小サークルなので出だしはからきしなのはともかくとして、なかなか新刊が捌けていかない。まぁ宣伝あんまりできてなかったし、公式の次回作プレビュー版売ってるらしいし人が流れてこないからかなぁなんて思ったりしてたけど、合同本を置いてる他の2サークルの在庫確認(偏りがあったら在庫を移動させたりしたかった)に回ったらゼロになったサークルがあるがあるとか。もう片方もものすごい減ってて、うちの在庫を分配しないといけないっていう不甲斐なさ。なのでディスプレイを工夫してみることに。
悪い表紙じゃないんだけどやっぱり通りすがりの人にはアキラだって分かりづらい。まぁ見れば見るほどアキラなんだけど、裏を返せば東方本が何千(何万?)種類あるあの会場でよく見ないと何の本か解らないってことで(そんな一発で解る表紙なんて到底無理な本なわけだけど)。しかもうちらが今持ってる強みは「例大祭初参加」ぐらいしかない。
となると、中身が一番分かるページを見せるディスプレイをするしかってことで、一番キマってるページを開いて置いてみました。さすかキマってるページだけあり、そこからちらほら買っていってもらえるようになったのは嬉しかったです。やりぃ。
ちなみにゼロになったサークルは、在庫がゼロなのではなく販売がゼロってことだった。ディスプレイを考え直すきっかけをくれた点では感謝するけと、脅かすんじゃないやいって思っちゃうよね。

あと既刊祭りってことでうちの太古の本も置いておいてたんすが、期待以上に売れてよかったよかった。まぁ予想が1冊とかだったってのもあるんすが、買ってってくれた人がコメントくれたのが嬉しかったですほんと。ありがとうございます。

買い物もそれなりにできました。何気にお久しぶりさんが多くて、まず10年ぶりぐらいなんじゃないかっていうテラカドさん。奥さんの機嫌をとりなら細々とでも同人活動を継続する、同人おじさんの鑑ですわぁ。あと別府の久遠郷以来のラクガキさん。実況配信向けの素材作家業が板に付いたと思ってたら、以前あった頃の自転車豊後水道横断のレポ漫画を出してました。また本の作品見たいです。ぜひ考えといてほしい。あと最近パリさん関係でお知り合いの高麗川ハカリさん。新刊残念でしたね、今度のイベントで新刊期待してます。登山仲間(違)の藤原家ますたさんは何度か覗きに行ったんですが会えず。まぁ合同誌作ってたから挨拶回りとか忙しかったんでしょう。あ、うちもか(全然違う)。

そんなこんなしてるうちにそろそろお時間に。何度も出歩ってると見せかけて在庫調整で同じサークルばかり行き来してただけなので回れないところもあってちょっと残念だったけど、自分とこにいる時間がそれなりに充実してたし、総じていいイベントだったなーと。

合同誌の3サークルとも終了をもって撤収。予約してた大井町の飲み屋に向かいます。ちなみに大井町ってチョイスは常連の店があるわけなく、みんなが帰りやすい駅を考えてのチョイス。っていってもみんな住んでる場所が広範囲に分布してるんで正直誰も帰りやすくない駅だった気も。まあいいか。
打ち上げは合同本の自画自賛だったり、次の合同本の話をしたり、それなりに充実した感じでした。
えんたけからの中締めで、みとと〇さわを除いてここで解散。ちなみにみとと〇さわはさらに呑みに行って泥沼状態だったそうです。お大事に。

イベントとその前後の出来事はそんな感じでした。
合同本は100%出し切れなかったけど、できあがったものは今までで一番だと思ってたし、イベントでも好評いただけてよかったです。あと大昔に全く売れなかった既刊が手にとってもらえ売れてちょっとした感想ももらえたのはあれですよね。これまで長いこと数的な実績から過去を否定せざるを得なかった納得いかなさが酬われました。すごい満たされたイベントでした。

て感じでしゃんしゃん、なんですが、まぁ久しぶりにレポブログ書いたけど淡々と出来事を綴ってもそんな面白くないっていうね。
あと今8月なんすね。やる気あんのかー?

10月に京都に行って頒布してきた

はい。引き続き11月の京都の話題です。もう4月ですが。ががが。
今回のよんち印刷はもしかしたらみとの原稿があるかもしれない?みたいな感じだったけど、結局うちでの印刷は有りませんでした。てことで本の印刷は1つもなしで、穏やかなイベント前でした。
ただ、前回のエンジニアワルツでおくすり手帳を頒布して、気をよくしたうちが手を出したグッズ第二弾、それはスタンプ!
使い道のないグッズはなんかなーって考えが昔からあって、やっぱ作るならさりげなく普段使い出来るようなグッズがいいよねって思ってたんですね。

それとはまた別の話ですが、うちの職場、電話を受けた時とかの伝言メモをコピーして作ってたんですね。でも1回見たら捨てるだけの紙をコピーして作るのもなんか無闇に金をかけてるようで嫌だなぁと。
かと言って市販の伝言メモスタンプも、デザインが好きじゃないし、個人的に必要だと思う項目が足りない。
伝言メモ スタンプ のgoogle画像検索
その辺りをもやもやしてたら、自分でスタンプを作れるサイトってのを見つけたり。しかも工場に発注とかじゃ無くて自分で作ることが出来る機械ってのがいい。しかもあんまり単価も高くない。いいなぁ…!とか思いながら使用例のページを見てたら…。

個人情報保護スタンプ! そんなのを自作する手があるのか!
ここから東方キャラ名で作るという発想にそう時間はかかりませんでした。しかもアピールもさりげなくて、こんなのを使ってるんだぞ欲も満たされそう。職場用の伝言メモのスタンプも作ったけど、熱はこっちの方が圧倒的に入ってましたねぇ。
出来上がるまでにみんなの名前を納めていった手間とか語りだしたら色々あるんだけど、語っても仕方ないところですし省略。てことで出来上がった版面はサークルサイトにあるんでよかったら見てみてくださいな。
さらにせっかくのグッズなのでパッケージにもこだわりたい!ってことで、近くの梱包用品店でいいサイズのボール紙の箱を。あと職場で誰も使ってないノーカットシール紙を数枚拝借
てことでこんな感じになりました。

出来上がったんで、イベントに出すにあたり頒布価格を決定するわけですが、これまでに以下の原価がかかってるわけです。
・スタンプキット1317円
・補充用インク430円
・梱包の箱40円
・箱貼り用シール0円
・緩衝材のプチプチ0円(家にあったもの)
→合計1787円
インクは入れようか迷ったんだけど、自分で試しに使ってみてたやつが意外とすぐにインクが無くなったんで、これは補充用インク無しで使い捨て扱いされたら高すぎるなと想像し付けることにしました。
細かい会計にして材料費を下回らない価格にすれば1800円だけど、きりが悪いんで頒布価格は2000円にしました。で他にも本とか買ってくれた人は全部無料にしたりして割高感をいくらか抑制。
ただ、聞こえこそしなかったものの高いなぁって雰囲気はぷんぷんしてたんですよね。こう言うのっておそらくみんな、なんとなく目にとまったものに対して、ほぼ同時に漠然とした価格帯が脳裏に浮かんでると思うんですよね。本なら500円ぐらいかなーとか、コピー本だから300円が限度だよなぁとか。原価が原価とはいえ、このスタンプが目にとまった人の頭の中に2000円がちょうどいい価格帯って人はいなかったんだろうなぁ。
という反省からおわかりかもですが、イベントでは鳴かず飛ばずでした。イベント中にお客さんのリアクションから察するにやっぱり価格かなぁ、と。そうはいわれてもこれを500円で頒布することは出来ない辺り、グッズとしては成立しないものだったのかなぁと感じてます。
まだ在庫有るので、近々東京のイベントでも並べてみてリアクションの違いでも測ってみようと思います。

てことで京都のネタはここまで。記事分けたけどそれほど長くならなかったなー
一応、こんなグッズはどうだろう??っていうアイデアは1つあるので、また9月のエンジニアワルツにでも持っていきたいなーと思ってます。スタンプより前からあったアイデアですが、ちゃんとイラスト中心のものですので結果的に反省は生きるかもです。

10月に京都に行って来た

10月に行った京都旅行のまとめを。10月にね。
例年通り京都の東方プチオンリー合同に出るために行って来ました。今回は10月30日(日)開催で、みとと○さわと行きました。ふたごさんは生活方面で忙しかったって事で3人。日程は10/29(土)〜10/31(月)の二泊三日出来ました。のんびりー。
今回はイベントに向けて準備したものもあるので2部構成で。ってことでいつもの時系列まとめから。

1日目

京都なので新幹線で。小田急と横浜線を乗り継いで新横浜に向かってると、横浜線が人身事故で電車がいきなり止まってたり。早めの電車だったんで予約の新幹線は無事乗れたけど、新横浜駅に着いたら新幹線の券を買う人の列が。余裕持った電車で来ておいてよかったー。

なんだかんだで9時半に京都駅に到着。年一回しか乗らないけどやっぱり新幹線て速いねぃ。
初日は観光日なので、まずイベント道具だらけの大荷物をホテルに預けてまずは岩倉実相院に行きましたよ。よく磨かれた床に紅葉が映りきれいな床もみじが有名とのこと。時期はまだ紅葉じゃなかったけどそれはそれできれいでした
その後は叡山電車に乗って貴船・鞍馬へ。今回の観光はこの辺を重点的にってね。
まず手前側の貴船。結構いい時間だったんで昼食べました。
貴船神社はいかにもないい景色がたくさんだし、エンターテイメント性が高くていい場所だった。夏に行くと川に板をかぶせて軽食屋が出たりもするらしいし、いろんな季節に行ってみたいなーと。

ひとしきりみた後はバスと電車で鞍馬寺に行きました。天狗のメッカですよ!あややー
鞍馬寺すごい広かったけど、すでに薄暗くなってて、最短ルートを行って帰ってきただけみたいな感じになっちゃいました。
今回は休み休み移動してたつもりなんでみとセンセは平気だったけど、気温低すぎて○さわセンセが死にそうになってたり。確かにホテルに荷物預ける頃は晴れたんだよね。標高が高いのもさることながら日差しがなくなっちゃってたから露骨に温度違いました。
そんな寒そうなのをよそに夕飯を食べる街へ移動。かなり遠いんだけど狙ってたお店、職場の人に紹介された日本酒のおいしい酒蔵なのです。ただ前情報では予約しないでもすぐ入れるって話だったけどちょっと並んだり。どうにしろ3人じゃ予約できなかったから仕方ないんだけどね。
で、このメンバーらしく閉店まで呑んでました。終盤うちがトイレに行ってるうちに隣のおじさま方と仲良くなってたみたいでやたらと話を合わせてたら全然そんなじゃなかったみたいで、その辺も酔っ払いのそれだなぁ、と。
翌日のイベントの新刊コピ本をコピーしたかったみとセンセはここでコピー。その後乗ったホテルに向かう電車は何気にホテルに行ける最後の電車だったりして見事でした。

二日目

イベント日です!
前回はビルとビルの隙間みたいな部屋だったけど今回は日当たりが良い部屋で、朝もちゃんと起きられました。ホテルの朝ご飯が2種類あって、和食の方を。そのあと、風呂入ったりとかしてから出発。いつものごとくここで10時過ぎっていう。
イベント日なので即売会に直行のはずだったんだけど、オンラインの旧友のバベっちと近年ニアミスを繰り返してたので会う予定を企てたり。でイベントの日にちょうど京都で肉フェスがあるってことだったんでそこに寄ってから行くことにしましたよ。サークルチケット2枚しか無かったからその辺でもちょうどよかったし。
みとと○さわには会場に先に入ってもらって、うちは数駅前の肉フェス会場である京都市役所前駅で下車。ちょっと早めに着いたんで会場を歩き回ってると既に人気店はすごい行列。
会場のどこで会うとかいう連絡を一切取り合ってなかったんでどうしたものかなぁ…と思ってたら、意外と10年以上前にやりとりした携帯メールがそのまま使えたんでそれでやりとりして会えました。すごいなぁ。
会いこそしてなかったものの近況はそれなりに知ってたのでその辺も含めてで色々と話したりしてました。向こうは会社の知り合いが来るらしいとか、バンド関係の集まりがあるとか、そんな感じだったので、とりあえず会場の場所だけ教えて別れたり。あ、でもみとと○さわの分の焼肉弁当を買ってくれたのは特筆せねばなるまい。ほんとありがとうございました。

てことでふらふらしながら会場に向かったら着いたのは開場後30分ほど。カタログ購入して入りましたよ。で自分のサークルにしばらくいたり。
最近のイベントは以前ほど知ってる人来てないしなーと思ってだらだらしてると、意外と色んな人が来てくれてました。ばべっちも来てくれました。やさしすぎ!
とかなんとかでイベント終了。ちなみに頒布物のリアクションとかはまた別記事を立てる予定ですのでその際に。
イベント終了後、近くの喫茶店で軽く飲み食いした後、ホテルの近くの飲み屋でまたしっぽりと

三日目

最終日です!
当初はサントリー山崎蒸溜所を見学しながらお酒を楽しもうと思ってたんだけど、予約の競争率が半端なくて結局3人分の予約を確保出来ず諦めたり。また来年な。てことなので、いつものことながら、3日目はプランがなくなってしまい、今回もフリーな感じでした。
ちょっと朝をのんびりして、勢いで嵐山に行きました。何度も行ってるんだけど今回の目的は嵐山ラーメンってのがあるらしいんでそれを食べに。
──のはずだったんですが結局なかなかお店が見つからずありつけませんでした。残念。
他の人の空腹具合が掴めず軽く済ませようとしちゃったらみんな結構お腹空いてたみたいでこの辺の流れは申し訳なかったというか。

とかしてたらもう帰りの新幹線の時間。4時半って早いね。でも予定が立ってたらちょうどいい時間かもなぁ。京都駅でお土産とか買って新幹線に乗り込み京都から退散。
早い時間の新幹線だったので新横浜着も6時半頃と早め。これは新横浜で夕食かな…!?とか言いながら東京まで行った方が便利な○さわも新横浜で降ろして、駅ビルで呑んでました。
新横浜解散は9時半頃と遅すぎずいい感じでした。

──以上でした。この辺りを書いたのが3月末なのでいい加減記憶が霞んできてて、3日目とかほんとにこんだけだったんだろうかって思わなくもないけど、まぁいいよねって感じで。
もう何度行ってるんだって京都ですが、これまでに伏見、二条城、嵐山、宇治、八坂神社、貴船、鞍馬に行ったって事ですな。色々行ったようでまだ有名処をごっそり残してるし、まだまだ楽しめそうですねー。あと今回は現地人との交流にも成功したしね。何気に1回目の時からあの人そういえば京都って言ってたよなーって思ってはいたんだけど、こっちはこっちで連れがいるしジャンルも被らないしで会っても仕方ないのかなぁと思ってたんで事前のコンタクトは忘れてたり取らなかったりしてたんだけど、実際会ってみたら結構そんなこと無くてよかったでした。
あと今回始めて帰りの新幹線を昼の安い時間帯にしてみたんだけどこれも正解だったなーと。夜の安い時間帯が8時過ぎなんだけど、そんな遅くに見に行けるスポットってなかなか無いし、京都で夕食にしても8時に新幹線に乗るように飲み食いするのって難しいし。しかも新横浜で飲み食いして解散しても、8時の新幹線が新横浜に着くより早いって事は終電がタイトなみとも安心。いいすなぁ。

てことでした。次の記事は頒布物のことってことでー

今更広島のまとめを

今更も今更。6月に行った旅行の色々をまとめてみる試み。

てことで行きました広島。多分4回目なんじゃないかな。
今回も東方椰麟祭の開催に合わせてある程度早めから予定を組んでたんですね。で、前回の広島の時にどちらも椰麟祭にサークル参加してなかったんで若干時間を持て余しちゃって時間に困ったりしたので、今回は自分でサークル参加をしてみようかなぁなどと思ったりもしてました。
まぁでもイカさんも出る準備を整えてたら逆に離ればなれになってもいやだしなぁ → ああ1次申込み分のサークルが近々公開されるのか。じゃ待っててみよう → あれ、なんか全然公開されないうちに2次申込みが締切りになっちゃったな → 結局サークル参加はしませんでした。頒布するものの見通しが立ってて今回はちょっと本気だっただけに残念でした。

行く前の話

そんな感じで初めての自主的なサークル参加は機会を逃したわけですが、まぁ行くことは行くわけで。しかも今年は早めに計画を立てて動けてるぞ…! と思ってた矢先。
一昨年死ぬのかってぐらい仕事して設計してた案件が全国で賞を取っちゃいました。えー!
確かにまともじゃない残業時間で設計したからそれが評価されたのはよかったけど、うちは評価されたくて仕事してるんじゃ無いわけで、むしろ賞とかとるとその授賞式に出る準備しないといけなかったり、それに付随する講演会とかのためにスライド作ったりしないといけなかったりするんで、また不必要な仕事が増える懸念が…。
とか言ってたらさっそく、予定してた旅程に受賞事業発表会の日がぁ。出、出ー。毎度おなじみ、イベント前後とか旅行前後に突然意味分かんない用事がぶっ込まれる奴ー。
初日〜火の二泊三日で計画してた火曜日だったのでまだ良かったけど、どうにしろ3日間の予定が2日間になる訳で。うぇー。

ってことで、予定が変わり一泊二日の旅行となりました。
でもこのまま他人の都合で予定が動かされたってのもなんか納得がいかないってことで、今回はこんな経路で行ってみました。
ドリームスリーパー – 中国バス
快適な睡眠を約束、みたいなやつです。夜行バスで超高級って全然意味がわからん、って思いながら、これで発表会の日の朝に東京に帰ってくるというプラン。いいですねぃ。組織に逆らえないサラリーマンの範囲内で悪さをした感じ。とてもちっさくて絶妙な感じですねぃ。
ちなみに、このバスだと広島は20時半発。東京…というか町田には7時半の到着ということで、11時間のバス旅でした。行く前にこの話をしたら取り方によっては飛行機より高かったからか、家族には全く納得されませんでした。なんだっていいけどね。
そうそう。今回も一人でした。ノープランでも問題ないって気楽さもあるけど、一応ある程度は行程組みました
じゃ、ここからはいつも通り時間を追って。

初日

今回は一人なので早い時間の飛行機で。ただ電車で行ったので始発の次の電車で最寄りを出発。6月だったので朝日がいい感じでしたよ。
で、新宿からは色々調べたところリムジンバスが一番早かったんでそれに乗って行きました。羽田方向でリムジンバス使うの初めて。あとバスタ新宿も初めて。それにしても中央環状ができてから新宿→羽田が近くなったよねぇ。25分って電車じゃ半分ぐらいしか進んでないんじゃなかろうか。
で順調に保安検査場を過ぎて朝ごはんにしようと思ったら時間がなかったんで弁当買って済ませました。飛行機は順調に飛んでたけど途中から凄く低い雲の間を本降りの雨に当たりながら飛んでました。広島空港でもかなりの雨。あんまり気にしないことにして、電車とか乗って会場に着く頃には開会過ぎでしたねー

会場でイカさんと合流する予定だったんだけど、ちょっと遅れそうってことでフラフラしながら待つ感じに。ちなみに会場に着く頃には雨は止んでました。
結局イカさんとは12時半辺りで会えましたが、別の用事の合間に来てもらったみたいで、ちょっと買い物をしたらまたお別れ。また夕飯時に会いましょう、と。買い物中は会場限定の日本酒を二人で買ったりしてて、夜会うまで荷物預かるよーとか言ってたら、液体が重いのなんの。瓶が重いのなんの。
2時前ぐらいの時点で、会場をひとしきり見終わったんで離脱。とりあえず重たい荷物をどこかに預けるとかしたいってことで、広島駅のコインロッカーに。そのついでに駅ビルで尾道ラーメンを食べました。
その後、特にどこに行くってのも考えてなかったんだけど、今回は市街地で見落としてるところを見きっちゃいたいなぁと思ってたんで、駅に貼ってある地図を見ながら残り時間とも相談してたら、渝華園か不動院ってののどっちかかなぁと。で不動院に行くことにしました。国宝らしいし。
てことで行ってみた
161105a
まぁ駅貼りの地図以外じゃほぼ見かけなかっただけあり、一見ただのお寺でした。ただ原爆投下時のエピソードとかは広島らしくてさすがだなと言ったところ。まあまあの時間滞在しました。
その後乗ってきた電車(?)に乗って来た駅に戻り、ゲーセンで時間調整をしてまたイカさんと合流。夕食を食べに行きました。

夕食は定番の中華料理屋。ふたごさんとかパリさんなら分かってくれるでしょう。あそこです。行ったら行ったで相変わらずどうでもいい感じの話をしまくってました。今思えば「最近絵描いてる?」とか「本作りたいよねぇ」とか、同人作家のはしくれながらそんな話を全然しなかったなぁ、と。
その後、ホテルまで車で送ってくれるといいながら、またもやゲーセンに行ったり。いつかチューニズムやりたいなーと思ってたうちの背中を押してくれました。以前ふたごさんとゲーセンに行った時にレベル5まで出来たからそれより上のレベルを…! と言いながら、6→8→9までクリアしました。音ゲー耐性がついてる人ならこれぐらいまで出来るもんなのかな?と思わなく無いけど、一方イカさんは13とかやってるしほんとすごすぎ
イカさんが「あんなに満腹だったのにいい腹ごなしになったでしょう!!」と言ってゲーセンを撤退。どこのホテルに泊まったのか伝えてないのに、会場へは中電前から広電に乗っていったってことしか伝えてないのにホテルを言い当てられるという。10時頃ですがホテルについて、その日買った本を読みながら知らず知らずのうちに就寝。

2日目

はい。2日目は観光日、そして最終日。朝は8時頃に起きました。
今日は平日だし、せっかくオフィス街の中心地に泊まってるんだしって事で、朝ご飯を食べる前にせわしなく通勤するサラリーマンを眺めに散歩に。ああ今日って平日なんだなぁ、と。
ホテルに戻り朝食ですが、このコンフォートホテル広島大手町、追加料金なしで朝食ビュッフェが頂けるとのこと。で食べてみたところ結局ビジネスホテルというか、種類は少なめで、お腹は満たせたけど楽しい朝ごはんって感じじゃなかったでした。結果期待ほどじゃなかったけど、そもそも期待しすぎてただけっていう。あれはあれで良かった。
ホテル出発は9時半ぐらい。今日は前回の椰燐祭で買った広島ニッチな観光名所合同本の気になる所を回りたいと思ってたんですね。

【東方椰麟祭新刊】ひろしま案内帳サンプル by きれかわ on pixiv


ほんとニッチさがすごい。基本的に観光客より地元民をターゲットにしてる内容っぽかったんだけどあえてこれで出かけてみる。ペットボトル入りの出汁買ってから。
あと、広島市街地を回りきりたいと思ってて、まずは今まで全然行ったことのない江波線方面へ行ってみることに。
行ってみた感じ、どーりで今まで行かなかったわけだという何もない場所でした。ていうか単純に住宅街というか、よそ者があえて行くような場所じゃないって感じ。
そんな中、江波の車庫を1分ぐらい眺めたり、市立江波皿山公園を20分ぐらいかけて一周したりしてきました。
で、戻ってうどん食べて広島港からフェリーって予定だったんだけど、ちょっと時間がなさそうだったんで路面電車を使わずにバスでうどん屋のあたりへ。このうどん屋も載ってるやつです。
うどん屋の開店が11:15でフェリーが12:00発と、開店すぐに行って間に合うか…?と思ってたけどやっぱり無理でした。あ、うどんは美味しかったよ
そのあとの高速船じゃない普通のフェリーは間に合ったので普通にそれに乗って行ったんだけど、結構遅れて到着は1時半過ぎに。
呉は鉄のくじら館のために行ったり。
入場無料で、機雷の掃討作戦の歴史とか、現役引退し陸に揚げられた潜水艦の中に入れたりとか、大和ミュージアムほど博物館っぽさはなかったけど、むしろ海上保安庁の仕事とか知れたのはよかったなー
その後の呉の観光はこれを参考にしましたー

【C85】新刊艦これ本サンプル by なぐも。 on pixiv


ちょい古い本なんですが、一昨年ぐらいに艦これの即売会で見つけてこれ見て広島まわったるー!と思って早うん年。やっと行けました!
──と思ったら、行ったのが月曜だったからかほとんどの食べ物屋は休業。やってたところも鉄のくじら館を舐めるように見てるうちに3時でおおかたお昼休みになっちゃって、空いてるところはお菓子屋だけだったので、福住のフライケーキ(揚げまんじゅう)巴屋のアイスもなかだけ食べて呉は退却。
JRで広島に向かい広島に着いたのが夕方5時半。飛行機だとこれで満足な時間なんだけど何しろ夜行バスなもんで、もうちょっと広島で時間を潰すことに。
と、ここでまた広島案内帳が登場! 広島式汁無し担々麺を食べに行くよ! てことで行ったのがホテルのすぐ裏にあった花山椒って店。

うわぁぁー! でもこれは文句言えない
てことで代わりに行ったところがキング軒ってところ。斜め前にありました。
広島式汁無し担々麺っていうのは、汁無し担々麺といいながら唐辛子の辛さでは無く山椒の辛さで味付けをしている担々麺でして、唐辛子の辛さは苦手だけど山椒の辛さは結構平気なうちにはうってつけの担々麺なのです。
島式汁無し担々麺っていうのは、汁無し担々麺といいながら唐辛子の辛さでは無く山椒の辛さで味付けをしている担々麺でして、唐辛子の辛さは苦手だけど山椒の辛さは結構平気なうちにはうってつけの担々麺なのです。食べたらすんごくおいしかったでした。恋しくなるぐらいハマっちゃって東京に帰ってきてから色んな人に思い出話をしてたら東京にもあることが分かって何気にもう何度も通ってます。
とかしてると7時半ぐらいになってバス出発まであと1時間となったのでバスセンターに。バスセンターは普通の路線バスも出発してて、月曜だったから仕事帰りの会社員も沢山いました。
バスが出発する時間まで小袋で売ってた紅葉まんじゅうを食べたりしながら、8時半にバスセンターよりドリームスリーパーに乗って横浜町田へ出発。

バスの車内は14名定員ってだけありなにしろ広い。いろんなところに物が置けるし、 廊下とはスライド扉で遮られてるし、プライベート守られてるなぁみたいな感じはかなりありました。消灯前でも全部を閉めきって明かりを切ると結構暗く出来たしね。
あと座席も噂通りの倒せっぷりでなかなかよかったです。でもどうしても首を横に向けたくてごろごろしてたら、翌朝首を寝違えてまいました。
てなことが ありながらも定刻通り町田に到着。やっぱり家で布団に寝てるとき程は寝付けなかったけど、以前乗った普通の3列シートのバスよりずっとよかった。
ただ唯一盲点だったのが、7:20町田着ってのがラッシュの一番混む時間だったってことで、旅行の大荷物を持ってこんな電車乗るっていう貴重な経験が。
で、前述の通りその日は休みにしなかっただったので、家に荷物だけ置いていって職場へ。で11時から講演会の講師の依頼が来てたののために出かけるという。実際職場へはその講演のための資料を取りに行っただけっていう。

そんな旅行でしたー。

全然手短にならないのはいつもどおりってことで。
今回はひさしぶりの一人時間が多い広島旅行だったけど、ギャグ寄りの入れ知恵とか、うち流のふらふらした歩き回り方で時間を過ごせたのはなかなか久し振りで楽しかったでした。
本来だったら二泊三日にして3日目にも色々行ってみたいなってところはあったんだけど、まぁそれはまた来年ってことでね。
あと前回今回共にそうだったんだけど、やっぱり行ったからにはイベント参加したいよねぇと。最初の方にも書いたけど頒布物の準備が出来てただけに椰麟祭出れなかったのは残念でした。来年は売る物があれば椰麟祭でたいかなーと。
それと、広島式汁無し担々麺は東京で宣伝大使になってもいいってぐらい会う人会う人みんなに紹介してます。最近なんか麻婆豆腐とか鰻を食べるだけで条件反射的に広島式汁無し担々麺が食べたくなるほど。もはや病気。
何気に広島旅行から帰ってきた直後は芝公園に一店舗しか無かったのが、そこの2号店が新しくできたり、別系列の汁無し担々麺ができたり、東京の広島式汁無し担々麺はうちがアピールしだしたぐらいの頃から広がりを見せてる感じ。アツいよ! みんなも行こう! 不安だったら一緒に行くから! もう書いてるだけで食べたくなってきた! 病気。
さいごに、週末が忙しい仕事なのに毎年毎年遊びに行くたび最高にもてなしてくれるぶちのイカさんにも感謝がつきません。一人旅行メインの今回にしても、どうしようかなーと思う場面で相談が出来る人がいるのは頼もしかったです。
そんな感じでしたー。

久留米に行って来た話3/3

はい。長らく続きましたが3日目です。もうおしまいだよ。
◆月曜・7時
眠くてそのまま寝ちゃったけど、そういえば今日は完全にノープランの日。考えてきた案は一応2つで、
(1)博多市内周遊バスで午前中ぐるっとして、午後は明太子パーク見学など
(2)遠いけど猫島として名高い相島(あいのしま)に行って帰ってくる
といったところ。1案は確実に時間を持て余すのが問題で、2案は交通機関に時間が縛られるうえに、節々でちょっと余る。難しい。
で、◯さわに訊いたら2がいいということだったんでその案に。
て言われてから交通機関の時間を調べたんだけど、かなりタイトでその辺は迷惑かけました。朝トイレに行けないとか、朝食が忙しいとか。
◆月曜・10時
中洲 ─福岡市営地下鉄→ 貝塚 ─西鉄線→ 西鉄新宮 ─コミュニティーバス→ 相島渡船場 ─相島連絡船→ 相島
何気に色々乗りました。地下鉄、普通の電車、バス、船。2時間弱かかりました。バス待ってる時間と船待ってる時間と。
◆月曜・12時
てことで着きました猫島。島中にたくさんいたけど、やっぱり港の周りが多かったよね。
それから帰りの船まで島をふらふらしてたんだけど、ふと目に入る山に続く獣道。急斜面の奥にかすかに見える鳥居。この先何があるんだろう欲が…!
──なんでか不思議なぐらい、現地の写真を撮ってきてないのでどう表現したものかと思ってると、うちらが行った1ヶ月後ぐらいに訪れようとした方のブログを発見。ページ末尾の3つの写真の場所ですね。
こういうのを見かけるとつい登りたくなるのがよんちさん。何気にほかの2人はあんまり乗り気じゃなかったけど敢行しちゃいました。ごめんなぁ…。
さっきリンクを貼ったブログの方は途中で引き返したみたいですが、うちらはずいずい登っていきましたよ。ただこのまま山頂まで…なんてなったらシャレにならないうえに、そもそも野生の山猫いるんじゃね?なんているわけないじゃんみたいな話になったので、「あそこまで登っても山道だったら折り返そう」とか言ってたら、40度ぐらいの足場の悪い階段を10mほと上がったところにほこらを発見。ああ、じゃ約束だから登ろうか…
とはいえテンション一人だけ上がってたり。ほかの2人すごく帰りたさそう。ほんとにすまん…。
ちなみに、後で調べたらちゃんと名前のある神社だったそうな。
高妻(たかづま)神社は中学校の横に鳥居があり、そこから階段らしきもの(道が悪い)を20分くらい上った場所にあります。 訪れる人は少ないようで、道は夏草が生え、道を倒木がふさぎ、けっこう上るのに難儀をしました。小さな神社の建物があり、中には明治時代の絵馬などが、 ありましたが、さして見るべき物はありません。苦労して上るほどのことは無いですね。
相島-九州福岡島めぐり
見るものないとのことで。まぁ確かにものすごい肩すかしだなぁとは思った
◆月曜・14時
登山も含め、みとがTwitterにアップしてくれてました。


帰りの船の時間までふらふらしたりしながら相島を離れる。登山もあってぐっすり寝れました。
で、来たのと同じ電車で帰るんだけど、昼を食べてないわけで。帰り途中で極度の寄り道にならなければ、電車途中下車してもいいから、と思ってたんだけどほんとにどこにもないまま、中洲のホテルの前に。
◆月曜・16時
結局、ホテルの正面にある東京にも支店を出してるような人気のとんこつラーメン屋で昼食。
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一人一人に囲いがしてある面白いお店でした。美味しかったしねー。
◆月曜・18時
食べた勢いでホテルから荷物を引き上げて空港に。中洲ってすごく便利で空港にも地下鉄一本で直通なのね。ていうか福岡空港の近さってすごい。
お土産を買ってたらいい時間になったのでほぼそのまま飛行機に乗り込み博多離脱。いつもこの時が寂しい。
◆月曜・20時
東京です。あちゃぁ…。
でここからはみんな方向が違うのでばらばらに…って思ってたんだけど、考えてみればわちき大きい荷物持って平日の19時台に山手線乗って新宿から小田急線下ってくの嫌だわ、と。
で考えた結果、都心に出ずにみとと一緒にリムジンバスに乗って相模大野に行きました。電車もすいてたし満足!

…て感じの3日間でした。
後半の行程がノープランすぎて申し訳なさがかなりありました。3日あると色々回れていいんだけど、その分単調にならないプラン考えないといけないし、3日目に疲労を残さないプランの塩梅が難しいなぁと。
ただ平日ってやっぱりいいよね。観光地によっては催物の回数が減ったりするけど、なにしろ何をしても安い。空いてる。とてもいいと思うー。
あと、後々の後悔ではあるけど、熊本地震が来る前に熊本に行っとけばよかったなとも。初日の記事の通り、行きたいところの制約と起終点が福岡空港に限定されてる点がネックで組み込めなかったんだけど、たぶん博多より見所はあったんじゃないかと思ったり。
それと、 帰りはなんとなくリムジンバスで西回りで行ってみたけど、以外に楽でビックリ。総合的に申し分なく今度からこれがいいなーと。
そんなこんなで今回の福岡旅行の記事はこれでおしまい。イベントが開かれたらまた行きたいなって感じでしたー。

すっかり忘れてた新刊のコト

ほんと忘れてた。別記事の方が本来はいい気がするけど、3回完結って書いちゃってるし、この下に書くかなーと。
今回は1/3の記事の通り、みとの新刊は間に合わずだったので印刷しませんでしたが、○さわが本を出すってことで、うちはそっちに寄稿させてもらいました。何気に○さわと2人で本を出すって初めてなんじゃないかな?かな?
てことでの本で、例によってよんち印刷での印刷製本でした。実は久しぶりのお客様なのでした。
ただ原稿をもらったらフルカラー漫画でビックリ。ちょっとイレギュラーな印刷案件でした。
で、普通にジャンジャン印刷をしてたら、ページの途中途中にマゼンタトナーの液だれみたいなのが載っちゃいました。最初は原稿の相性なのかなーぐらいにしか思ってなかったけど、後々思い返すとベルトユニットの交換準備の表示が出てたので、ベルトユニットがダメになってたのかもしれないなーとも。
ともあれそのマゼンタの赤いトナーが縦に載ってると、天井から血が垂れてきてるように見えたり、キャラが血の涙を流してるように見えたり、元々の作品の非日常的な雰囲気とも相まって偶然的な演出が妙で良いなぁと思ったり…ああすみません。対策とか考えます。

で、うちの漫画はというと
<書きかけー>

久留米に行って来た話2/3

2日目です!
ホテルの朝食を手配してたんで8時半ぐらいに朝食…とやっぱりいまいち早くないうちら。これぐらいがいいよね。
翠香園ホテルが結婚式場ってだけあり朝食もいい雰囲気の部屋でいただけました
で、10時半ぐらいに出発。今日は大した予定がないはずだったから朝はゆっくりしたり。
◆日曜・11時
てことでまず行ったのが、久留米駅すぐ裏にある水天宮へ。
ここは東京にある水天宮の本社みたいなとこらしく、河童を祀ってるらしいとことか。前回のちかっぱかっぱのガイドブックにも、ここの本殿と太鼓橋を背景にしたイラストがありました。
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この公式ブログ記事の1枚目のイラストと同じ場所!いいね!
ガイドブック見たときから行ってみたいって思ってたけど思ったとおりのいい場所でしたー。
あと軽空母千歳にも関係が深い場所みたいで、河童よりむしろ千歳関係の石碑の方がたくさんあった感じ。艦これに片足突っ込んでた身として割と興味深かったでした。
するとここで偶然のぽぽいえさん遭遇。前回のガイドブックに載ってた所だし、久留米に泊まって河童好きが観光するなら妥当なコースなわけで、それほど不思議な事でもないけど、やっぱ偶然会うってのは興奮しますよねー。
お互い決めてるプランもあるだろうってことで、挨拶程度に別れたけど、また会いそうな予感が。
◆日曜・12時
うちら一行は田主丸散策のため久大本線で田主丸へ。
日中は一時間1本のローカル線なのでやっぱり会いました! うちらは2度目だったので、ぽぽいえさんに駅前の河童色々を紹介を軽く紹介したのち、行き先が違ったのでお別れ。
うちらはまず昼ごはんってことで、ワインの蔵元に行ったり。


お昼からいきなり飲んじゃう図。この酒飲みがっ!!(某)
巨峰で作ったワインってことでかなり甘く、辛口とか飲んでも葡萄の甘さが遠くにいるっていう面白い味でした。うちは好きだったよー。
◆日曜・15時
ゆっくり食べたり呑んだり見学したり買ったりして、来た時のタクシー運転手が「山を降りた方が拾いやすいし、呼ばれても行きやすいから」って言ってたんで降りたらそこは祥酎の蔵元。この酒飲みがっ!!(某、本日2度目)
ちょうど1日目の夜に飲み屋で飲んでた酒だったんで、欲しいとは思ってたけど、上でワインをたくさん買っちゃってたんで肩のキャパが…。瓶って重くて。
とか悩んでたら祥酎屋の社長直々のセールスが。感じのいいおじさんで、そんなに急いでなかったから、工場見学とかさせてもらえました
一周回った後、最初のお土産屋に戻り、社長の説明を聴きながら売ってる酒を一通り試飲させてもらえました。焼酎の違いなんて全然解んないよーとか言ってたけど、比べるとやっぱり全然ちがうし、作り手の説明付きだったからよく聞く表現のニュアンスもちょっと解ったし、なにしろ高い酒のよさを解ってしまったのが大きい。去年飲んだ高いウイスキーに続ぎ、焼酎もとは。
ていうか取扱いが10種類ぐらいあって、それをおちょことはいえストレートで飲んでれば、ほろ酔いぐらいにはなるよね。てかむしろ酔ってたと思う。
◆日曜・16時
みととうちは2回目だけど○さわは初めてってことだったんで、田主丸市街の観光も。ここはさらっと回ったつもりだったんだけど、かなり疲れさせちゃったみたいで。
あと、いけるかなと思ってた列車も逃しちゃって、結局田主丸駅で30分待機。うまくいきませんな。
◆日曜・18時
このあとは天神のホテルに向かうイベント道具をホテルに預けて来ちゃったので久留米駅で一旦降りてタクシー往復
タクシーがつかまらなさすぎて時間がかかっちゃった。その後もずれずれで結局天神に着いたのは20時でした。
◆日曜・20時
今晩泊まるホテルに荷物を預けに。昨日の翠香園ホテルもさることながら、博多エクセルホテル東急も立派な部屋でした! 3人部屋って言うとそうなるのかね?
で、○さわが見つけてくれたおいしい魚料理屋で夕食を。料理もおいしくいいお店でした。お供のお酒は今旅行3度目の紅乙女。
◆日曜・22時
コンビニでちょっと買い物をしてホテルの部屋で宅呑み…と思ったらそのまま寝てました。立派なベッドが勿体ない

という感じの2日目でしたー。
はい、当初の宣言通り3日目もありますので。もうちっとたけ続くんじゃ。

久留米に行って来た話1/3

はい。九州イベント遠征から帰ってきましたー。
──ていうか相当昔ですがね! 一応備忘録も兼ねてるので思い出しながら書きます。
そういえば冬コミレポ書き終わってないけど、時期を逃すとだらだらしちゃいそうなので、こっちから書き始めちゃいます。冬コミレポはさかのぼりで記事を立てといたのでもしよかったら2016年1月の記事一覧とかで探してみてくだしゃあ。

・てことでまず概要から。
さる2月20日は福岡県久留米市で河城にとりオンリーイベント「ちかっぱかっぱ」があったんですね。で、にとりオンリーとあらば行かないわけない、と。あと久留米にまた行きたいねーってことで今回イベント参加と福岡再訪になったのです。
ちなみにメンバーは、にとりオンリーには欠かせないみとと、初九州のまるさわの3人。いつも通りうちの企画での行程でした。
今回の要望は
・前回最高だった翠香園ホテルにまた泊まりたい
・また田主丸に行きたい
・あとは九州あんまり分からないんで好きに決めて構わない。
といったところ。ちなみに強いてどこか無いかと訊いたところ熊本近辺とも。
あと前回のリクエストの未解決項目として、中州屋台で夕食を頂きたいってのもありました。
あと日程はどうせだし2泊3日ぐらい行こうってことだったのでまぁまぁゆとりはあるかなって感じ。
ただ田主丸は公共交通があまり便利じゃなく、ちょろっと行くより丸一日費やさないと移動時間がもったいない。かつ一日目はイベントだし、どこかの夜は中州に繰り出したい。しかも帰りの飛行機は20時着ぐらいの遅くない便だったので、最終日の自由度が微妙。
てことで、1日目をイベント→翠香園ホテル宿泊、2日目を田主丸観光→中州で夕食→博多宿泊、3日目を博多近辺をぶらぶらってプランにしました。何気に3日目の予定があって無いようなね。
あと今回の条件の一つである翠香園ホテルは旅行代理店に掲載がないホテルだったんで、飛行機も博多のホテルも個別でおさえてたり。面倒は面倒だったけど旅行代理店に頼むより断然自由度が高くてよかったです。それと貯まったマイルの割引もかなりいい具合に効いてきてたんで結果的には行きたいところにも行けたし、かといって高額になるでもなくでした。

てことで時間を追って。
◆前日以前
現地の予定をどうしようかと考えてる間に一番ちょうどいい時間の飛行機が満席になっちゃってやむなく早い時間にしたらみとがギリギリ飛行機の時間に間に合わなくなりそうだってことで、うちに前日泊させる事にしたり。
ちなみに、イベント参加を兼ねた旅行なので新刊を用意してました。○さわとうちの漫画本、それとみとも何かを描くって当初は言ってたんだけど、睡眠時間を削って描くみたいな雰囲気になったので、うちが睡眠を促して3時に就寝。はい、ってことでみとセンセは本を落としたのでした。読んで分かるとおりうちのせいです。旅行前だし寝たいじゃん。
◆土曜(1日目)・7時
で5時半起床。父様号で羽田空港まで行ったのでかなり早めに着きました。
そのあと飛行機のチケットを発券しようとしたら、買った時に使ったクレジットカードが必要だったみたいでそれを持って行き忘れたから結構大変でした。聞いてないぞそんな話
結局結構ギリギリの時間になっゃいましたとさ。でもみとセンセがギリギリセーフで到着してても発券に時間がかかったら結構危なかったっぽいし、運が良かったなぁとも。
◆土曜・9時
飛行機を1時間ちょっと乗ったら福岡空港に到着ー!
朝ご飯がまだな3人は福岡空港で朝ご飯。多国籍感があって良かったです。
その後久留米行きの空港リムジンバスに乗ってまた移動。飛行機もバスもずっと寝てたなぁ。いい睡眠時間になったでした。
久留米行きのバスはいかにも同じ行き先に向かってる人がいたりするのかなぁと思ってたけど全然そんなことは無く、むしろ日常使いをしている人10人程度ぐらいしか乗ってなかったり。…あれ、もしかしてイベント日間違えた?
◆土曜日・10時
そんな心配をよそにバスは会場近くの市役所前に到着。うちの最寄りの区役所より断然デカくて驚く。
そこから3分ほど歩いたところが会場。2年ぶり? 懐かしいね!
いつも通り設営をして会場準備ー


みとセンセのTwitter。全部載ってて便利。
今回も2スペース申込にしてみたり。3人以上中に入るとやっぱ1スペースじゃ狭いなっていう。今回は並べるものもそれなりにあったので机は賑やかでしたねー。あと下にはエンジニアワルツの手ぬぐい。イラストもさることながら、色指定が結構いいとこ攻めてて気に入ってます
◆土曜・15時
まぁ色々あってイベント終了。以下色々の部分を。
・エンジニアワルツ等でおなじみのぽぽいえさん、2つ隣りだーと思ってたら1つ隣の人がお休みだったので実質隣でした。ずっと隣にいるって言う距離感が難しくて接触少なめでしたが、ちょいちょい話しかけたりしてたと思います。相変わらず思いも寄らないような道具を使って凄い装丁の本自作してたなぁと
終わってから気付いた心残りと言えば、向こうは1人サークルなんだし、留守番引き受けてあげればよかったなーって思った点でしょうか。かなり後悔。
・前回のちかっぱかっぱではママチャリで九州を横断して表彰(?)されてたらくがきさん。今回も来てて、今回スタッフ参加でした。
開始直後に欠席サークルの確認をしてた時にもしかして…とは思ってたんですが、午後になってから顔を出しに来てくれました。
最近はキャラ素材スクリプトの制作に励んでいるみたいで、その話をしたらちょっと驚いてました
・ちょっと前からワンドロなんてのをやってたりするんですが、それでよく見かける人が買いに来てくれたので「ワンドロいつも見てます」とか初めて言ってみた。向こうはなんか嬉しいでも煙たいでもない微妙な表情だったけど、その後買いに行ったら「あ、さっきの人だ」って言ってたから覚えててくれたみたいでなによりです。九州辺りが活動圏みたいなんであっち行ったらまた会いたいなーなんて。
・あと交流って言うとちょっと違うのかもだけど、九州地方で新しくイベントやりたいって人に誘われたり。活動はこの辺でしてるんですか問いに対して「住んでるのは東京ですが東京以外のイベントにしか出てないです」て返事、相手ははてなって顔してたし、自分でもロックだなぁとちょっと思った。サークル主でもないのに最近うちがこういうのの対応をしてるケースが多い気がしたり。話が途切れそうになるとつい喋っちゃうだけなんだけど、みんな的にはOKなのかな…?
・あとイベントの催し物の一つで喫茶店なるものも。このイベントは土曜開催なんですが、ここをよく使う地元とオールジャンル即売会が日曜にあって、その人達が一角で喫茶店といいながらコーヒーとかパンとかを販売しているってもの。ちなみに東方久遠郷の人達は日曜にここで喫茶店をやると言うことでした
ガイドブックを見るとサークルスペース内でも飲食可って書いてあったから、そこのパンとコーヒーのセットをテイクアウトして食べたり。うちらが行った頃にはもういくつかのメニューが売り切れてて大盛況だったみたいです。あとちなみに日曜のイベントの人達が、掲示されたイベントポスターのキャラクターに似てたのが気になったり。いや逆なんだろうけど。
・前述の通りこの会場も使い納めってことで、この天井も見納めと言うことでした。てことで記念に描いてみた。


こういう弾幕してたよね、みたいな。
Twitterの再掲じゃなにんだか元絵のスキャンもアップしてみたり。
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Twitterに名物弾幕天井見納めって書いたら、見知らぬ人に名物でも何でもないって言われて少し凹んだ。イベント運営が言ってたんだよぅ。確かに名物とは言ってなかったけど。
◆土曜・16時
イベントが終わった今、とりあえず何をするにしてもイベント道具等が邪魔なので会場より撤収しホテルに荷物を預けに。泊まるホテルは例の翠香園ホテル!
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別の日に撮った写真なんで真っ暗ですが。
今回は3人で行ったんですが、このホテル3人部屋がないみたいで、3人でって言った途端にスイートルムーになっちゃいました! えー!!しかもそれでいて翌日の博多のホテルと金額はほぼ変わらず。えー!!!
◆土曜・17時
──なんてのを堪能しながら寝ちゃいそうになったので、夕飯を食べに出かけることに。
で、ガイドとか見ながらふらふら探したんだけど、結局前回行ったところがおいしそうだよねって話になってまた炭寅に行ったり。
土曜夜ってことで前回よりも混んでたけど、逆に長居しすぎずちょうどよかったかも。
◆土曜・21時
そしてホテルに戻り二次会です!!
前回泊まった時に気になりながら躊躇してたこいつに手を出しました。
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ミニチュアみたいでかわいい小瓶だなぁと思っても中身はあくまでウイスキー。なかなかおいしく楽しめました。

ていうのが1日目でした。
えらく長いこと時間かけて書いてたけど、残念ながらこのペースで3日分書くつもりなので、もうちっとたけ続くんじゃと言ったところです。

コミケ89っと その1

てことでもう1週間以上前ですが冬コミどうもでしたー。
相変わらず時間を追って書いてこうかと思いますが、今回は出来事かなり少なめだったので淡々といくかと。どうにしろただの備忘録なので読み飛ばし推奨かと思いますー。

一応状況をまとめておくと、今回は新刊があったものの自サークル参加ではなく委託で出すことになってて、安隠庵さんのとこに本を置かせてもらうことになってました。
で、印刷した本は自家搬入にしたんで、前日にとりに行くことにしてました。

今回はふたごさんちには行かずに当日現地集合で行ってみることにしたんですが、当日の朝に、昼も見据えてどっかで買い物をしていこうと思ったらちょうど降りた街がコンビニすら開いてない所でさまよってるうちに待ち合わせ時間+15分.。すみませんでしたね。
で、着いたらふたごさんとU-Nonさんと合流。一緒に会場内へ。
会場内へ入ったら隣の桜燃センセのスペースは、先に入ったはずなのに桜燃センセおらず。見れば分かるように設営道具を出してあったらしいけど、割と分かりませんでした。安隠庵の設営はちっょと手伝わせて頂けてこんな感じに。


人のスペースながら結構堂々と置かせてもらいました。あとスティックポスター風の垂れ幕も下げさしてもらいました。

そうなんです。ポスター。
今回、珍しくポスターなんてのを作ってみてました。


そもそもの始まりは、合同本の原稿入稿が早かった○さわセンセが、入稿ついでに販促用にポスターっぽいのを作ってくれてて、「ほう。こういう手もあるのか」って思いながら、これを印刷していけばいいかーって思ってたんすね。で、だんだんイベントが近づいてくると、艦これスペースで売れるのかとか、安隠庵は本が沢山あるからテーブルの物は増やせないんじゃないかとか、大きい方が目を引くんじゃないかとか、色々考えた末、前々日の夜中にちゃっとこさえたのでした。
各作家さんの絵を選んで、色を塗って、並べてってってだけといえばだけだけど、集中しっぱなしで3時間なのでまあまあ大変でした。トーンを結合された原稿への着色だったので塗りつぶしツール使えなかったしね。なので細部はちょくちょく適当です。通行人はそんな細かいところ見ないだろうし、何しろ寝たかったし。
あと、写真じゃ分かりづらいかもですが、幅17.5cm、長さ60cmのポスターです! 別にこのサイズにあんまし意味は無くて、ただ家で持て余してた模造紙の切れ端のサイズがこのサイズだったからなんですね。現地で貼った感じまぁまぁ良い長さだったんで結果的には良かったなーと。
ちなみによんち印刷では短辺長さ20.6cm、長辺長さ131cmまでの長尺印刷が可能です! スティックポスターを自作したいなって事があったら言って下さいねー

脱線しましたが。10時になり開場ー。あ、その前に桜燃センセはちゃんと帰ってきました。吹雪本だけに吹雪きコスの売り子さんがいたり、華やいだスペースでしたねー。
で、始まったけどサークル主を差し置いて出かけるのもなーと思いつつスペースで待機。
と待機してたら、小二十病のEP-PADさんと、パリジャンさんが来てくれました。パリさんは今回もチャー研東方合同本に寄稿してもらえたので本あげたりしながらちょい話してました。
マジアカって聞いてたのであんまり近くないのかな?と思ってたら3,4列向こうにいたみたいで。午後は遊びに行かせてもらいました。
ちなみにその時、コミケのスペース名にはひらがなとカタカナがあるっていうのを初めて知るという事案が発生。てことは東方は西館かぁ…
とかなんとか言いながら午後は西館に行ってみたり。コミケで西館に行くのはそれこそ10年以上ぶりだっだなぁ。
午後行ったからだろうけど思ってたほど遠くなかったような。あとイメージ以上に西館も広かった。変則的な形だから使いづらそうな感じがしたけど。…て思いながらコミケ公式サイトを見たら、西館はまったり進行気味になりやすく、かつ島が短いから細かい分類が多いジャンル向きとのこと。ほう。今度の東方はどうなるんでしょうねぃ。おそらく2日目土曜日らしいけど。
行った先ではぽぽいえさんがいたので少しお話しさせてもらったり。ペーパー頂いちゃったり。ありがとうでした。
で、東館に戻ってきてからもう一度小二十病に行ったら、留守番要員を待ってそうなEPPADさんがいたので代わりに留守番を。なんて行って留守番をしてるうちに3時半ぐらいになってて、戻ったら撤収作業が始まってたり。
ちなみにうちの本はと言うと、立地の悪さがあくまでフォローしきれず割と冗談じゃない感じに鳴かず飛ばずでした。まぁその他にも色々と予測を見誤ったりもしたんで仕方ないかなぁといった感じ。第二第三のイベントがーって感じでまたどっかに持っていくと思うのでその時はよろしくくださいませー。

と言ったところでイベントは終了ー。
ここで桜燃センセとはお別れし、チャー研東方合同の著者さんたち+EPPADさんで打ち上げに。
久しぶりに月島でもんじゃ食べるのも良いよなぁと思って、店選びで失敗しないように調べたりもしてたけど、人数が月島もんじゃ向きじゃなかったんでふたごさんが紹介してくれた門前仲町の飲み屋になりました。ほらもんじゃって4人単位のテーブルだし、タクシー乗って移動するにも4人単位だし。その点門前仲町はバスで行けるからのんびり。
イベント自身には来れなかったけど打ち上げのみって事で○さわも駆けつけてくれて、なかなか賑やかな打ち上げでしたねー。紅ショウガ天うまうま。
途中でEPPADさんが帰れなくなっちゃうって事でちょっと早く抜けたけど、それからあまり経たない時間に解散になりました。
その後ふたごさんと新宿まで一緒に行ったついでにCHUNITHMのプレイを見せてもらったり。気にはなるんだけどeAMUSEMENTで遊べないのがなー(←当たり前)。どうせ新しいICカードを買うならなんか変わった絵柄のが出たりするだろうしそういう時に始めたいと思ったりするのです。

て感じのコミケ89でしたー。毎度毎度少しずつ記事が短くなってきてるような。会う人が減ってるんだなぁ。まぁ仕方ないよね。
今回は久しぶりに印刷屋で刷ってもらった新刊があったのでまあまあテンション高かったりするので、次の記事も例によって頒布した本の内容についてでお送りしますですー

冬コミ新刊・更新履歴151221

まずは更新履歴の方から

はい、すごく久しぶりですね。
なんでかって5月からこのサイト更新してませんでしたからね。googleから消えてる間ものすごくやる気が出なくてほっといてたし、9月ぐらいから検索結果が復活してもエンジニアワルツ→冬コミの原稿があって更新出来なかったのでした。

ちなみにエンジニアワルツ→冬コミの先、おそらく2月に福岡で開催されるちかっぱかっぱまで原稿作業が続くはずなんですが、描きたい物と期間が釣り合わないところに揺らいでるので、とりあえず半年以上放置しちゃったサイトに手を出してるという状態。ちかっぱかっぱどうしようかなぁ

とりあえず10月に取り急ぎって事でインデックス絵だけ更新したんですが、エンジニアワルツももう2ヶ月前だしってことで、間髪入れずに冬コミの告知のインデックス絵にしてみました。ちなみにこの絵はうちの絵じゃなくて○さわセンセの絵ですので。無申告で人の絵を使っちゃうてこまい。まぁ合同本主催者特権ということで。
あとタイトルロゴね。印刷屋が高彩度オンデマンド印刷の割引やってたんで冬コミの本はそのコースで印刷してもらうことにしたんですが、RGBで入稿して下さいって描いてあったんで、あえてRGBギンギンのロゴで挑んでみました。高彩度オンデマンドのお手並み拝見ってやつですよ…! 楽しみ楽しみ。
今回のタイトルロゴのコンセプトは「悪趣味」です! てかそもそもタイトルからして悪趣味ですよね。悪趣味なタイトルに拍車をかけるロゴになれたでしょうか。
とかそこいらについてはまた年が明けたらイベントレポと称してだらだらブログ書くと思うんでその時に。

あとCreate/Other/Logoに1つ追加しました。かなり前のですが去年のGWに砲雷撃戦よーい9で頒布されたふたごさんの本「艦これる!SE」のタイトルロゴをアップしました。これは見ての通りなので詳しくはLogoページをご覧のこと。
出来ればここから高頻度に更新して、年末年始休み中に今回の合同本の表紙まで追いつきたいなーと思ってたり。

それと細かいところも色々と。Bookmarkのリンクを少し整理したり、直リンク用のバナーを新しくしたり。
直リンク用のバナー、2年半同じ絵だったみたいです。いやぁ

それと冬コミの新刊が

ついに出来ました! 入稿12月21日でした!
いやぁ色々あったけどとりあえずあとは印刷屋が仕事してくれるだけって状態なので楽しみに待ってます。ちなみにこれもまた後日だらだらと書きますが、いつもの変な紙とか特殊印刷に強い印刷屋に頼みまして、今回はあまりこだわらず普通のオンデマンド印刷+普通の光沢表紙+中身は普通の小説用紙で発注してます。
表紙のpixivはこちらからー。要ログイン。

チャー研東方合同本4 「愛してる! 早く脱ぐ!」 by よんち@2日目O-02b on pixiv


酷いタイトルですが健全本です。しかも全編だれも服を脱いだりしないし。タイトル詐欺っちゃタイトル詐欺だけど、これがタイトル詐欺じゃないって分かる人にだけ受け入れられるんでもいいと思ってこのタイトルにしました。
結構際どい入稿日ながら印刷屋のキャンペーンに乗っかれたので思いのほか安く印刷が出来て、一冊300円の提供となります。多分。豪華すぎやろ!
部数もうちらの本にしてはまあまあ潤沢に用意したので、冬コミ2日目にいらっしゃる方はよかったらO-07Bへ是非ー