レーザープリンタ道の極み(アー!

相変わらず深みはないけど意味深なタイトル。でも深みもなければ意味もない。本然りブログ然りサイトのタイトル然り、うちの名付けは勢いとテンポで成り立ってるだけなのですよ。
てことで、ひと月ぐらい前からレーザープリンターの購入をかなりまじめに考えてたり。

ここ最近自分の身の回りでコピー本を作る人が多くて、コンビニコピー機を駆け回ってるみたいなんだけど、一枚10円って決して安くないし、コンビニでコピーするにはあまりに異質すぎる内容なんでもしこれがみんなの出版意欲を削いでるなら、あと個人的に興味があるんでレーザープリンターを検討し始めた始末なのですよ。

てことで話が前後しますが8月初旬、レーザープリンタ欲しいなんて微塵も思ってなかった頃。
そもそも、サークル衆の旅行で遊ばせてもらったミクDIVA2をソフマップに探しに行った時、途中で通りかかったレーザープリンタコーナーで、そういえばなーと思って覗いたのが始まり。
まず最下位機種の値段を見たらブラザーのHL2140が14000円程度で売られていて、カラーが刷れないとはいえうちのインクジェットプリンタより安いというね。レーザープリンタってそこまで安くなってたのかと思っちゃいますよね。

うちのサークル界隈はデジタル原稿ばかりなんでコピー機能がある必要はないし、このレーザープリンタ割と印刷が早いみたいでこれは用途に叶ってる!
しかもサイズも、うちの頭にあるレーザープリンタのサイズよりかなり小さくて邪魔にならなそう。ってかあれなら使う時だけ押し入れから出すのも手間じゃない。

──と思いながら展示モック(?)をガチャガチャしてたら店員が来たので、せっかくだし分からない事訊いてみようと思ったり。

とりあえず訊きたかったこと
(1) プリンタの内蔵メモリの目安
(2) 両面印刷対応してなくても、手差しで2回じゃだめなのか
(3) 印刷限界はどのぐらいなのか
そしたら質問が専門的すぎたのか、レーザープリンタ専門のスタッフを呼ぶとのこと。そしたら色々教えてくれました。

(1) レーザープリンタのメモリは印刷するデータを貯めておくところ。そのデータはJPEGとかpsdとかそういう問題じゃなく、プリンタ記述言語に置き換えられたそれの容量。
(2) 理屈的にはできるけど、その方法で一発でキマるかどうかメーカーは保証しないとのこと。例えば表面の印刷で圧着したトナーが裏面印刷時に浮かないとも限らないとか、表面印刷で巻いちゃった紙が裏面印刷時に紙詰まりしないでいくかとか。
(3) まず縁なし印刷はない。ちなみに選ぼうと思ってた機種は四隅0.4ミリまででした
──とこんな感じで。で話をちょいちょい進めていったり。
店員「どんな用途で使われるんですか」
photoshopで図の多いA4もしくはB5の紙を両面で刷りたいんですよ
店員「クライアントに提出したりするデザインの仕事とかですか?」
そ…うですね。刷り映えは多少気になりますなぁ
店員「だったらこの機種では、デザインの意図を伝えきれないと思います」
ほう…。というのは?

──ここで登場したのがpostscript。史上最初の使いものになる汎用のプリンタ記述言語みたいな。今では業界標準ですって。あらあらまあまあ。
adobe製なのでphotoshopやillustratorとの相性がよく、特にillustratorの出力はpostscript無しでは無意味だとか。
印刷サンプルをみたり調べた自分はよく分かってるんだけど人に説明出来るほどの理解はないんで細かいのは省きますね。

で言われて、各プリンタの印刷サンプルを見たら確かに出力結果が違う。しかもうちはてっきり色が変わるだけかと思ったら細かい字のできばえも違う。なるほどpostscript…となんとなく思いながらいろんな機種の印刷サンプルを見てたら、安い機械はグラデーション部分で暗い灰色が黒になってたり明るい灰色が白になってたりするみたい。
あと灰色の綺麗さも価格帯で違うようにみえたり、レーザーの値段差ってこういうとこにいきてくるんだなぁと思ったり。

で、とりあえず色々吹き込んでもらったところで店員とかなりの時間話し込んじゃったので「一旦考えます」って帰っちゃったり。
最初安いし手軽そうだわーで始まった話がすごい膨らんでる感じ。安い機械じゃ済まなくなってきましたよ。

長すぎるんでまた次ー

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