EW2とか京都とかー(イベント制作物編)

はい、まだまだ書き続けますよ。なんだかんだ言っても今回の旅行の主体はエンジニアワルツですからね!

今回のイベントは、イベント前にも書いてますが今年初めてすばらしき青空の会で即売会に出るイベントだったのです。初めてって言ったってもう11月ですよ。まあ主催のみとの生活がしばらく不確かだったから仕方ないね。
あと知り合いのぽぽさん二回目開催イベントですからね。一回目の時はうち自身安定感がなくてイラストしか描けなかったのでその分今回は気合い入れて漫画描きました!
本以外のもなんか作ろうかなぁと思ってはいたんですが、旅行のしおりの表紙に力入れすぎてにリソースさけませんでした。
ちなみにその旅行のしおり、表紙だけアップしましたー。pixivですがアカウントがある方はクリックもしてみてはー

てことでまず既刊の増刷。前回のイベントでにとりきりが結構はけたので今回も増刷をしました。1はさすがにもう刷らないですが2と3は20部ずつ印刷しましたねー。
モニタを新調したのでにとりきり2・3の表紙と裏表紙の色校正をし直してみました。比べる機会は無いと思いますが、どちらも青が鮮やかになったかと思います。
ただにとりきり2は前回刷ったのが直前に見つかり、実は結構在庫になってしまいました。2もこれが捌けたらおしまいすなぁ。

あと新刊の印刷ももちろんありましたよ。紙在庫を見誤って新刊なのに意外とあんま印刷出来なかったのが少し心残りでしたが、売れ行き的にはちょうどいい量って感じでしたねー。
新刊の表紙も既刊と同じ感じで色校する予定だったんですが、前夜の11時辺りに原稿もらったのであんまりじっくりはできなかったかなぁと。あとデータと違う点があるとすればもうCNYKの限界って事で…?
あとみとの方の中身は結構ギリギリだったようでしたが、うちとしてはタイトルと後書きの活字が気になって気になってとてもわさわさしてたんですが、キルミーベイベー風書体キルゴとのことでした。キルミー全然関係ない場所で使っても結構いいねぇ。

さて自分の漫画ですが、ここから長いので気をつけてー。
今回は全部デジタルで描きました。ちょっと前まではデジタルで書くと線の勢いがなくなって、悪い意味に均一な出来になりそうだなと思ってたので、時間があればアナログで線までは引きたいなぁと思ってたんですね。でもアナログで描くと「とりあえず仕上がってないと感想言えない」とか言われるので、デジタルで模索をしていたところです。ただPhotoshopで取り組むデジタルの場合は、細かいブレが線に拾われたり、紙が回せないので不得意な線方向があったりで、時間がかかる上に納得行く線は引けなかった。
そこで、今まではPhotoshop一筋だったのを考え直し、イラスト向きのドローイングソフトを探してみることに。
で、あまり色んなソフトを吟味するほどMacでお絵かきソフトって全然選択肢が無いのであっさりFireAlpacaを入れてみました。MacでもWindowsでも動いてフリーのお絵かきソフトですよ。手ブレ補正機能も搭載! キャンバス回転も左右反転も搭載! 集中線ツールなんてのもあったり
個人的な使用感、ツールのキーボードショートカットが編集できないのがちょい不満かなぁ。Photoshopも初期設定ではそうなんだけど、自分の場合ブラシをzとか、取り消し(ctrl+Z)のために添えてある左手の辺りに集結させてるのでツールをマウスで切り替えるのがすこぶる面倒臭い。
あとどんなファイルもFireAlpacaで編集すると絶対RGBになって戻ってくる点。カラーイラストは印刷用だったりする場合が多いのでCMYKじゃないとなぁ、と。
その辺色々思うところは、Photoshopと使い分けて行く感じの予定です。線を引く工程だけFireAlpacaでやって、色塗りは使い慣れたブラシがあるのでPhotoshopでやれば、キーボードショートカットもCMYKは問題ないし。

てことでFireAlpacaで線を引いたわけです。やっぱ手ブレ補正偉大ですねー。FireAlpacaの補正はソフトらしいんですがやっぱり威力半端なかったわ。
今までは勢いで引き抜かないとまっすぐした線が引けなくて、輪郭なんか100回ぐらいctrl+Zしてたぐらいだったんだけど、1/10ぐらいになった気がします。
あとキャンバス回転ツールは紙を回しながら描きやすい向きの線を引けるってのの楽さがすごくよく分かりました。
いやぁ描けないのをツールのせいにするのは逃げだと思ってたけどちょっと違った。描けないのをツールのせいにするのは最終的には甘えには変わりないけど、効率が上がらないのはツールのせいだ。作画ペースがすごく上がりましたわ。
事実、今回はいつもどおりの6ページですが飲み会の多かった週を除くと3週間ぐらいの仕上げでした。まぁ集中してやったっちゃやったけど、それ抜きにしても速かったよなぁ。
結局描き始めるタイミングは個人個人のもんでなかなか変えられるものじゃないし、自分以外の人は仕上がりしか見ないわけだから、決められた期間でどこまで仕上げられるかが、自己満足を取り除いた場合の同人の真髄なんだろうなぁと実感。今度からこの工程で行こうと思います。

あと塗りですがトーン調の塗りにしてみました。いつぶりかって一番最初のオリンワークス以来ですよ。4年ぶり! えー!
photoshopのトーン塗りはなにかと面倒なので今までグレースケールで塗ってたんですが、最近のっぺりしてて寂しい感じがしてたんですね。で他の人の漫画見るとトーンの方がべったり塗ってもそれっぽく見えるなぁと思って試してみました。うちの絵的には線数が少ないトーンの方が向いてるかな?と思ってトーンもあえて荒くしてみてたり。どうだったでしょうか。

あ、ストーリー。今回はにともみということで、秋のにともみといえばなー…と迷い、スーパーの催し物会場が盛り上がってたハロウィンにしてみたり。多分何番煎じって程度じゃない既出なんだろうけどね。もう東方同人で既出なんて気にしてちゃさ。
まぁストーリーについてはいつも通りなんで多くを語らないでおきましょう。でも最後から一本手前の漫画の切ない感じとかいいと思うんですが…!

て感じでした。さてさてエンジニアワルツから来週で冬コミ折り返し地点と言った日程ですが、エンジニアワルツ以前にため込んでた仕事が想像通りに進まなくてね…。うー。
冬コミは流石に何かしたいと思いながらも、何かってなんだろう…状態なので新しい物は置けないかもです。みともそんな感じっぽいし。