例大祭9は 2

はい、先週に引き続き例大祭9の話題ですよー。

まず先週出しそびれた今回の釣果はこんな感じ。
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買いすぎだよなぁ。この間B4ボックスで前後2段収納出来るようにしてかなりスペースが空いたのに冬コミ・椰麟祭・例大祭で既に飽和状態。みんなこんな状態だと思うけどどうしてるのかなぁ。
でも今回はみんな当たり本だったからすごくよかった。特に今まで橙はハズレ本ばかりだったので、橙の当たり本はとても嬉しいですー。
あ、あと続編のある漫画が3つばかしあったんだけど、どれも続きの引っ張り方がよくてすごく続きが気になってしまった…。続きはよ! 続きはよ!!

つづいては今回出した「授業よりも仕事よりも大切なこと」の話でも。
あ、ちなみにこっちの本は全然配ってなかったので知らない方だらけかと。致命的なネタバレはないし、ネタバレても致命傷を負うことはないと思うのでー。
あと配りまくってた「Life is…」のウラバナシは広島東方椰麟祭3レポ界隈の日記をご覧下さいませ。

そういえばこの本、実はうち単独で出した初めての本だったりします。前回のLifeis…はパリさんとの共著でしたからね。今回はすべて自分で作ったし描きました。
でも中身を見た方はご存じのとおり描きかけもいいとこですんでね…。ホチキス綴じなので、そのうち後半の書きかけページの差し替えを作ろうと思います。フォロー有りということでご勘弁をー。

本のまえがきにも書いたことなのですが、この話は去年の恋まり3用に作った話でして、1ページ目まで書いた時点でタイムアップとなってしまったまま放置をしていたんですよね。
で、長編の構想ばかり膨らみながらも最近なにも出せてないなぁと思い、掘り起こし続きを描き始めた、と。なので1ページ目だけ仕上げが少し違ったりします。

最初は4コマで考えていたのですが、今回は人数が多くなっちゃったので4コマじゃ描き切れなかったのと、それなりのページ数にしたかった今回は1P漫画もどきにしてみました。
最初はリリーの話として膨らませてたのですが、そのうちになぜかプリズムリバーに喋らせるのが楽しくなっちゃいまして、結構要所要所プリズムリバーが持ってっちゃった感が。各話タイトルが音楽にちなんだタイトルになってるのもそこからですしね。
ちなみに各話タイトルの元ネタはわかりましたか? あまり自分でしかけたネタを自ら解説するのも切ないのでふきだしで答え合わせを。Fantastic Platonic Marisa Spring Sick pt.2→5 なんてピチカートな5人 桜レボリューション
あ、本のタイトルも音楽ネタで、ヒステリックブルーの「春~Spring~」の歌詞よりいただきました。元の歌詞は「授業よりも仕事よりも大切なこと 歌が好き」なんですが果たして彼女らは何が好きなんでしょうね。一応自分の考えを書くと「春が好き」のかなー?と。今改めて考えるとこの話的には「飲みが好き」でもいいよね。うふふ。

今回の漫画は前半はLife is準備号や脱わんこと同じ手抜き塗りで塗ってみました。いや限られた時間じゃアレがいっぱいいっぱいだったのさ…。
でも今回ははみ出しを気にしてみてたり。なので丁寧そうに描いてる部分はあまりはみ出しがない…はず。
丁寧じゃなさそうに描いてる部分は…。まぁな。うん、まぁな。
ここで敢えて見苦しい言い訳をかくと、木曜の夜にスパートかけてせめて線だけは仕上げる予定だったんだけど寝ちゃったんですよ。しかも寝る直前のことはしっかり覚えてる。「さすがにもう眠すぎてキツいな。眠いとパソコンダメだし、一日ぐらい朝までぐっすり寝ないと上手く行かないね(ぐぅ…)」一日ぐらいって言うか最終日だよ…。眠い=パソコン動かないの図式が全く訳わかんないよ…!! 参ってたにしてもこの参り方はあんまりすぎたね。
──え? なんで早く始めなかったかって? 訊くんじゃないやい。みんなも経験あるだろ、それだよそれ。
あと最後のリリーが酒注がれてるコマ、スキャン直前に描き忘れに気付きさらっと描いた絵で多分20秒ぐらいで描いてたはず。

──うーん、あまりにも出来が荒すぎて描くことがないかも。
ああ前回の「後述」がそのままでしたね。
いや、上の写真にあるとおり買いすぎたなって。大きいイベントだから仕方ないんだけど、これでも買う量をセーフしたつもりだったんですがねぇ。…と思いながら気付いたこと。もしや一見さんがいない?
自分に当てはめると、以前だと狙ったサークルを買い終わった後はグルグル回りながら目に付いた本を買ってたんだけど、スペースが足りなくなって買う量をセーフするようになったんですね。でその基準が「欲しいサークルはあらかじめリストにしておいて、他はよっぽど目に付いたもん以外は買わない。てか欲しくなっちゃうからあまり見ない」だったんですわ。
うちの場合、動機はスペース問題だったわけですが他にも色々あるでしょう。金銭問題とか移動時の量とか。なにしろ大きいイベントでしたからね。かなりの人が何かと相談しながら購入の千引きをしてたはず。
そうするとよっぽどの技術がない限りpixivやニコニコの人気者でもない人が本を売るのは土台からして無理なんじゃないかなと思ったり。
別にだからどうだって言う訳じゃないけど、今まで見てきた周りの例が自分にはあてはまらないんだな、と。
結構同人界隈の話をしてる時に、脳裏にこみっくパーティーのアニメがよぎることが多いけど今回もよぎった。なん話目かは秘密にしたり

てことで例大祭9の話題はこんな感じでした。
目前に恋まり4なんかもあったりしますが、また他の機会で会うことがありましたらまたごひいきにー

東方椰麟祭3 本の話

はい、まだまだ喋りたりないですからね!
てことで手を加えて改めてオフセット印刷で出した「Life is…」の話題でも。
まだ本を見てない人にもネタバレとかならないように配慮してるつもりですけど、それ以上に本がないとなんのことだかさっぱりすぎるかも。なので適度に読み飛ばし推奨ですよー。

前回のコピー本は、鉛筆の下書き線にphotoshopの適当ブラシで色載せただけで出しましたが、今回の完成版は線をパソコンで仕上げて、塗りもはみ出しの無いように色も統一して塗りました。それだけに一ヶ月もかかったの?と言われればそれまでですが実際そうでした。
ただパソコンで仕上げた線もそのままなぞっただけじゃなくて色々修正を試みてます。その辺は一ヶ月ぐらい前のビフォーアフター橙の記事を見てみてくださいな。全体的にあんな感じの修正を入れてます。

あと当たり前ですが塗りもはみ出しがないようにちゃんと塗り直してます。とは言っても塗り忘れはいくつかありましたねー。自分でざっと数えてみたところ塗り忘れは4カ所、塗りすぎが2カ所ありました。ざっととは言ってもチェックモードで粗探して6つなので、多分普通に見て気付くのは2カ所ぐらいかと。持ってる人は探してみてねー。
ちなみに。一ヶ月ぐらい前に○さわセンセと飲んだ時、例の準備号の本のことについて「よんちせんせー。この間の本塗りのはみ出しが10箇所ぐらいあったよー」と言われまして、逆にそんな少なかったかなと思って自分で改めて数えちゃったり。で数えてみたところ自分出来になったところは30人分ぐらいでした。カ所で言えば多分50ぐらいあったと思います。

人に埋もれがちの背景ですが、これも手直し程度の作業はしました。
とは言っても人の線みたいにどういう行程で描いてみたいーってのは無かったので結構作業手順は困りました。で困った末、ミリペンでトレス→スキャン→線修正であれとなりました。そのトレスのために半日かけて簡易トレス台を作ってスキャンできたんですが、それでも線が太すぎてphotoshopで線幅をたしか4pxか6pxぐらい細くしたはず。一番面倒だったのは線修正で潰れた線を直す行程でした。
主張の過ぎない程ほどの雰囲気で描けたかなと思っているのですがどうでしょう。特に3ページ目の雨シーンはマキバオーと手元にあったにとりの同人誌を参考に比較的張り切れた思ってますー。

ではもうそろそろ反省点を。
まずうちの配置ミスが1ページ。かなり内側に文字が入ってしまいました。読みづらくてかなわないですね。
それ以外にもうちの漫画パートもなかなか読みづらいですね。コマの幅は意識してたんですがふきだしを外に出したら時が際どくなっちゃった部分が多々。反省。
あと色遣いですねぇ。初めてだからグレーの具合が分からなかったのはともかく、考えてみればうちの漫画に枠線以外のベタが一つもなかったり。なんの意図があったのか今となっては思い出せません…。
ぽわわトーンももうちょっとバリエーションしたかったなぁとも。今回のうちの漫画って背景よりも、トーンとか模様で雰囲気を表現する方がいいコマが多かったと思うんですが手持ちも少なく、その手持ちも解像度の問題で使えなかったのでブラシで適当にお茶を濁しただけになっちゃったんですよね。これは悔しい。で次のために探しては見てるんだけど意外に出てこないんだよねぇ。探し方が分からないからどうにも。素材を探すんじゃなくてphotoshopで自給する方向で考え直そうかなぁ。
その他にも細かいところは色々気になってます。ここもうちょっと修正できただろー、あーここももっと潰さないとだめだったなぁ、とか。一応今回も「2月2日締切までに出来るだけ綺麗に」っていう締切があったので、こだわりぬけた訳じゃないです。何度も書いてますがいくらでもこだわり続けられそうな作業をひとまずの締切で綴じた成果がアレです。大学風の採点をするなら72点ぐらいかなぁ。ギリギリ可じゃないみたいな。

で、今後はネタもあることだしこれに懲りずにもう1冊か2冊ぐらい描きたいなーと思ってるんですがそれはまたいずれ。みとと赤兎さんにより「よんちは合作するとサボらない」という性質が証明されたわけですが、2年ぐらい前から温存してる自分で描きたかったネタを完成させたいのでそれは一人作業になるんじゃないかなーって。なので結局のところいつになるのやらーですね。

さて後はおまけ程度の話題。
ネタですらないバレ。左のふきだしへ。あえて説明すると切なくなるタイプの、こっそり仕込んだネタです。7ページ目の話題。
・この原稿中にphotoshopで見つけた便利な機能その1、トーンカーブ。カラー原稿の色調整で狙った色を明るくとか暗くとか、そういうのにすごく便利でした。人からもらったカラー原稿の調整でしばらく重宝しそうー。
・便利な機能その2、ヒストリーのスナップショット。ヒストリーのある時点をしおりして後でそこまでさかのぼれるのです。キャラのパーツを移動しまくってバランス確かめてる時において、この状態をスナップ!とスナップショットしておけば画面を閉じるまでいつでも何度でもその時点に戻れる最強のアンドゥ。保存は出来ないからあくまで画面を開きぽなしにしないといけないんだけどこの便利さはかなりです。線の他に表紙の色調整とかも、色んな補正をしまくってるとそのうち元の色が分かんなくなっちゃうので、スナップショットで簡単に原点回帰でき、しかも簡単に書き途中の状態に戻せるのは便利でしたよ。
・イベント前に書いた本の原価ですが正解は吹き出しの中で。これを100円で売るジャスティス。以前書いたとおりの考えです。一応無考えじゃないアピールだけは。
・イベント前に書いた「紙にこだわってみました」ですがどうだったでしょうか。こだわったと言うよりかわった紙って感じですが、いい具合に表紙のスカスカさをぼかしてくれたような気がします。でもちょっとバリバリしてて読みづらいかなぁとも思ったり。原稿の受け取りの時に紙見本もらってきたから今度は吟味して選ぼう。

てことでやっと広島・椰麟祭3関係の記事は終了です。来週からまた通常営業っぽい記事になるかと思いきや、おそらく○さわが参加する同人誌即売会の話題になりそうだったり。ぁぅぇぅ_