この映画を見た2024

毎度おなじみ「この映画を見た」
これは、よんちが2024年に見た映画の感想をまとめて投稿するという、「この小説がすごい」の皮を被ったと見せかけてるだけの日常ブログである。という説明も毎度おなじみ。この画像も毎度おなじみごちうさリスペクトのつもり1

ちなみに今回から予告編動画をはめ込んでみました。人の絵を飾って賑やかにする作戦です文で紹介しきれない分を補ってもらう作戦です。

大室家 dear sisters・dear friends

ゆるゆりスピンオフです。マガポケでこつこつ読まさせてもらってます。
もうなもりの絵が好きすぎて動いて喋るだけで最高。1時間程度の短編だったけど、前提を揺るがすような衝撃な展開もなかったけど、喋って動いてくれてるだけでいい(同じことしか言ってない)。これがあと100倍続いてほしいと思いながら見てました。またやってくれ。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション前編・後編

原作を知らない状態で見に行きました。本屋で売ってるのは見かけたことあったけどなんとなく手には取らずに今に至ってました。絵が好みだったんで見に行こうかなーと。
前編の得体が知れないものに慣れてしまった日常と脅威が背中合わせになってるなんともいえない緊張感は怖いくらいにリアルでしたよね。正常性バイアスというか、多少不安はあっても「まぁ大丈夫だろ」って一旦目をそらしちゃってることって実際の日常にもあると思うんですよ。天災とか犯罪みたいな。しかも実際そういうのって身近で起きてたりニュースになってたりってのも知ってはいるけど「自分は多分大丈夫なのかな」みたいな気持ちもあって。
じりじり忍び寄る得体のしれない生命をよそに女子高生がきゃっきゃしてるのを眺めるという、脚本吉田玲子の得意分野をこんな気持ちで観るのか!!っていういい驚きがありました。

で後編は得体のしれない生物の答え合わせが中心だったのかなーと。世の中の混乱を映した登場人物も増えますます混沌としてきてるんだけど、前後編2時間x2で収めるには掘り下げ不足だったのかなぁと思っちゃったり。あくまで「あえて言うと」ってだけで面白かったは面白かったけどね。
印象に残ったのが、地球が滅びるシーンでかかるでんぱ組inc.の「あした地球がこなごなになっても」。歌詞は聴き取れなかったんで多分今かかるべき歌詞の曲だったんでしょうが、映像のヤバさとアイドルの曲の対称的さがおもしろかったです。
前編2時間・後編2時間で4時間。地上波アニメは1話20分なので4時間=12話なんですよね。つまり地上波シリーズでやっていい内容を劇場版として上映した、と。見た人全てから4000円を集められると考えれば製作者側にもメリットがあるのかなーなんて。毎週アニメ見るより映画館に行く方が楽に感じる人なので個人的には大歓迎。
と思ったら地上波アニメサイズ?で18話分に再編+新録されたアニメシリーズ版というのもあるらしいですね。ちょっと調べた感じ放映の情報はなかったけど、そういう構想があったんのかな?

トラペジウム

5月から7月にかけて新作ラッシュだったのでたくさん見るぞーと気合い入れて初日に行ったトラペジウム。
前情報遮断して見たいマンなので、アイドルもの映画という情報以外の前情報はなく見に行ったんですね。
アイドルものといえば、主人公が周りを巻き込み、みんなでトップに駆け上がり最高のアイドルに——みたいな設定のものが常だったけど、トラペジウムは違った。
アイドルに絶対的なあこがれがある凡人(しいていえば努力の天才ではある)が、あるコンセプトのもと3人の埋もれた才能を持つ子を集めアイドルになっていくというもの。まぁこれだけ読めばまだ普通かなと思うかもだけど、主人公は裏で周りの人を全て操ろうとすることに尽力するっていうあまりかわいくないやつだし、4人ユニットが和を保てなくなり即日自然解散したりするし。結構重い。エンディングは落差補正もあるけどさわやかで、まぁ結局めっちゃ大好きなストーリーでした。
ちなみにシアタス調布(ちょっと郊外)の夜8時の回(人が少ない時間帯)とはいえ、初日に席の埋まり具合が1割未満だったんですよね。乃木坂48のOGが原作者のアイドルもの映画で、確かにアニオタとの親和性は高くないかもしれないけど、ストーリーは本職OGのリアリティというか作りものじゃない感というか。主人公の後ろから手を引く計算高さもそれはそれでリアルなのかもと思えてきます。その辺の前情報で敬遠しちゃってる人が位置としたら色眼鏡は取り除いて見てほしかったのになーと。
終わるの早いかな?と思ったけど、口コミがじわじわ広がっていったみたいで、東京でも1か月半見れましたもんね。うちも珍しく2回目を映画館に見に行きました。円盤予約してるんで知り合いに見せてまわりたい所存ー(もうそろそろ好みの傾向がバレそう)。

数分間のエールを

新作ラッシュのひとつ。別の映画を見てた時の予告で気になって見に行きました。
多分フル3DCGの作品なんですが、ここ15年ぐらいの常識だったセルアニメ風のアウトラインを取る作品と一線を画しアウトラインをとらない、むしろアウトラインがないことで逆に絵がさわやかになり見ていて気持ちいい作品でした。3DCGアニメの新時代を見たと思いましたよねー。
これまでの3DCGって、セルアニメの代替というか、セルアニメではすごい手間がかかることを支援するって側面が大きかったと思うんです。プリキュアのエンディングとかね。踊りを絵で書くのは大変。衣装がごてごてしてて特に大変。でも3DCGならモーションキャプチャで動きはらくらく。アウトライン処理とかをちゃんとしたことで本編のセルアニメと比べたときの違和感はない。みたいな。
この数分間のエールをはアウトライン処理は多分全くしていなくて、原画→着色って流れで進めるセルアニメには描けない絵だった。最近よくある明るいというか淡いというか色素薄い系というかなんだかわからないけど、そういうキャラデザとも合ってたし、まぶしすぎる夏の色が少し飛んだ感じを彷彿させて、見せたい絵と作風があってたなーと。
あと、劇場版ポンポさんの監督が絶賛してるみたいな見出しを映画行く前にちょっとみかけてなんでかよく分かんなかったんですが、数分間のエールをが産みの苦しみとか捜索の楽しさにした題材の作品だったからなんだなーと。ポンポさんは天才たちの物語だけど、この作品はなかなか評価を得られない(評価を得ても先に繋がらない)埋もれた人たちの物語なんですよね。創作で飯を食うのは簡単じゃないよなぁ。まして趣味でヤバいクオリティのものを作ってタダで公開してる人がいたりするから、創作で飯を食うってほんとに大変なことだと思う。挑戦し続ける人を応援したくなるいい作品でした。

劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:・Re:Re:

一時きらら全部見るマンを豪語していたのにも関わらず実はけっこう見逃していて(きんモザとか)、ぼっち・ざ・ろっくもそれでした。時々きらら本誌買うんですけどその時にみたぼざろの連載があまり刺さる感じじゃなくて見てなかったというのも。
こちらも地上波アニメ総集編だったので90分の前後編作品でした。話題になるだけあって面白かったですね。きたちゃんかわいかった。

オーバーロード 獣王国編

ふたごさんに誘われて見に行きました。実は原作未視聴で、少し不安がってたらテレビ1クール分予習させてもらえたんですが、始まるやいなやスターウォーズ的な字幕が流れてきて「あれ、モモンさん国作ったん??」と疑問を持ちながらもなんとなく楽しく見てたら、3クールやってたらしいですね。3分の2見てないんじゃわかんないわけだ。
何を見ても楽しめる性分なので実際面白かったんですが、自分から積極的に見に行ってないジャンルだったんで「ほう、こういうのもあるのか」的に感心してしまいました。最強な力を持ちつつ紳士的に領域を拡大していくみたいな感じなんですかね。

きみの色

けいおんの山田尚子監督+吉田玲子脚本コンビの作品が上映されると聞いて。コンビだったかは忘れちゃいましたがたまこラブストーリーとかおもしろかったよね。
人の性質とか雰囲気が色に見えるマイペースな女子高生が主人公なんだけど、マイペースな女子高生って部分を語り一切なしで説明する描写力がすごかった。バレエ教室で足元だけ映して前後の人と足の動きが揃ってないとか、脱いだ靴が置いてあったりとか、雰囲気で見てる人には伝わらないだろ!と思ったけど、改めて振り返ると主人公のマイペースさを知らなくても問題なく作品を楽しめそうな辺り、「見せ方へのこだわり」と「みてる人への配慮」が絶妙な力加減で、よく考えて作られてるなーと。
で、その主人公が、途中退学した同級生がいる古本屋に会いに行き、その同級生が気になってる男子高校生と偶然バンドを組むことになって──ってきたら普通その男子がどっちかと恋愛関係になる……この作品はならない! この作品においてそれはノイズなんでしょう。女子2人がこっそりお泊り会をする夜があるんですがそこで百合展開がないわけもな……ない! この作品においてそれはノイズなんでしょう。一般的な売れる映画のテンプレがほぼないんですよね。ネットだとそこを批判する評価のあるみたいですが、マイペースな主人公が色を感じながら楽しくわちゃわちゃ過ごしていくのを眺める作品という軸を全くぶれさせず書ききったのがすごいなーと思いました。
見てる最中ずっと心配だったですもん。最初の雰囲気があまりにマイペースで心地よかったんで、もしここでどっちかが付き合い始めちゃったらどうしよう…濃厚な百合展開があったらどうしよう…バンド演奏が見違えるぐらい上手だったらどうしようとかいろいろ心配だったけど、最後までのんびりした作品でほんとによかった。
デデデデ同様、女子校生がわちやわちゃしてるのを書かせると吉田玲子はやっぱり天下一でした。

ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第一章

ラブライブは、無印、サンシャイン、虹ヶ咲を追いかけてます。スーパースターは初代スクフェスに出てなかったんであまり分からなくてそのまま見ておらずって感じで。虹ヶ咲はストイックじゃなさがいいですよね。
去年の30分映画といい、なにかとこれまでのラブライブとは違う展開をしてますよね。今回の最終章もこれまでの地上波アニメ中心の展開ではなくガルパン商法寄りの劇場版でやってるし、キャラデザもラブライブの流れから少し外した感じになってたし。で、それがどうなのかというと、個人的にはこちらの方が好みなので好意的に受け入れてます。地上波アニメより劇場の方が見やすい派だし、新しいキャラデザも軽めで好き。
内容は旅行に行って行った先で歌って踊ってっていういつものラブライブ映画ですが、虹ヶ咲はユニットって概念がないのでひとりひとりのキャラが立ってて面白かったです。でもかすみんのライブシーンが2フレームしかなかったのはちょっとどうかと思うな。あのまま終わらないであげてほしいかも。
さてこのガルパン商法はいつ完結なんでしょうかね。さっさと終わらせても味気ないけど、引っ張りすぎると中身忘れちゃうんでせいぜい3年で完結ぐらいにしといてほしいなーと。

がんばっていきましょい

他の映画を見に行った時の予告編で「舟をこぐ3Dアニメなんだなー」って感じ、その前情報だけで行きました。そしたら30年前ぐらいに小説が発売されて実写テレビドラマにもなった人気作の系統なんだそうです。しらなかった。
見始めるとこれまでの経緯のなかで無気力になってしまった女子高生が無理やりボート競技をやらされていくなかで少しずつ静かにアツいものを持ち始めて、県大会でも優勝校にも肩を並べるぐらいまで成長するというもの。その過程はつくりものとはいえ応援しちゃいました。
キャラはそれなり色々出ますが、ヒメがすごくよかったです。声がよかった。バンドリのこころも伊藤美来だけど、あの天真爛漫なキャラが当時の課長(上司)に重なって直視できなかったんでそのときはまだ気づけなかったけど、伊藤美来の声がすごいよかった。あの「あははぁー」をずっと聞いてたいぐらいよかった。
そう、見始めれば面白いんですが、全然流行ってなさそうだったのが残念だったんですよねぇ。
キャラデザがなによりラブライブ!シリーズの西田亜沙子なのでキャラはいいはずだし、夏の水辺の描写は色使いがきれいだったし、3DCGも動くといい感じの出来なんだけど、ポスターになるとぱっとしない2。数分間のエールをを見てしまったせいかもだけど、がんばっていきましょいは、動く3DCGはそれなりに作れるけど、映える静止画が作れなかったのかなーと。
予告を見ても、見せたい要素が散っててなんかぼんやりしてたなーと。いや本編には実際、女子高生わちゃわちゃも、アツい運動部展開も、夏休み男子部員との花火大会も全部あるんだけど、予告は全部を見せるんじゃなくて話の一番面白い部分をミスリードをかませつつそれなりに見せる方がよくて、全ての人にあと一つ刺さらない予告になっちゃってた気がした。残念だったなぁ。

幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR- 劇場総集編

こちらも劇場版総集編でした。今年総集編多いなー。
地上波放映時も録画はしてたけど未視聴だったんで、一気に見れるなら都合がいいなーと。
サンシャインの時も思ったけど、沼津に行ったことがないんで、行ってたら楽しめるような聖地的なのがあったんでしょうね。行きたいところが多すぎてまだ手が出せてないけど。そのうち行くからな沼津。
いままでのラブライブになかったガチもんのスピンオフですよね。いつもの制服orアイドル衣装もいいけど、ファンタジー風の衣装もみんな似合っててよきでした。ヨハネとライラプスの関係もよかったね。
ただ総集編だからなんだろうけど、ルビィの立ち位置が分からなかった。最初バイクから声がして「生き物じゃない!??」→小さい妖精?のルビィが出てきて「行きとったんか!!」→普通の大きさになって「お前なんでもありなんだな!?!」と。けっきょくなんだったんだルビィ。
——……今「きっとちょっと調べたら色々分かるんだろうな。総集編だから説明足りなかったって書くのかな」って思って調べたら、地上波アニメでもコミックでも謎が多い存在って書いてあった…。ある意味安心しました。

はい。ってことで2024年はこんな感じでした。

本数で数えると13本ですかね。
あとトラペジウムときみの色は2回見に行ったんで、映画館には15回行ったのか。
今年は去年ほどは行けなかったイメージだったけどまさか去年を超えてたとは。
さてさて、2025年はどんなのを見るのかなー。

はみだし企画「この映画を見逃した2024」

劇場版ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉3
i☆Ris the Movie – Full Energy!! –
好きでも嫌いなあまのじゃく
化け猫あんずちゃん
アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season(地上波アニメ先行上映)

上3つが5月上映でした。去年もアイマスの地上波アニメ先行上映が映画館でやってたんだけど、上映期間が短すぎて見に行けず。ここに全部は載せてないんで15本見たとはいえ見逃しが多かったでした。

  1. 「毎度おなじみ」と言いながら毎年少しずつ変えてるんだけどね。今年は下の英語を「Younchi saw 〜」から「Younchi watched 〜」になおしたところ。seeは自然と目に入る、watchは動いてるものを意識してみるんだそうです。ためになるサイトてんてこまいまい。
  2. まぁ逆にぱっとしてるポスターってどんなの?と言われると思いつかないんだけどね。
    とはいえどんな顔の人なのかとかどんな世代なのかとかすら分からないのはよくないと思うんだよなー。「主人公が感動した夕日の水面」っていう鑑賞した人に刺さるエモい演出といえばいいけど、その逆光でみんなの顔が分からなくなってるのは明らかにマイナス。
    もしかしたら製作の中にアニメ(もしくは3DCGアニメ)を後ろ向きにとらえてる人がいて、あえてキャラを見せず、タイトルだけで昔ドラマ観た勢を呼び寄せようとした?なんて邪推したり。
  3. 絶対夏休み中ぐらいまで上映するんだと思ってたのに気付いたら終わってた。

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