PowerMac G4を○○してみましたよ(2004年10月記事リバイバル)

※この記事は2005年2月17日まで使用していたCGI版web日記ツールで書いてたPowerMacG4がいかに爆音だったかの記事を移植したものです。この後日談がこちらの記事ですんで併せてどうぞ。

PowerMac G4比べてみましたよ。音を。(2004/10/04)

Macユーザーの中ではかなり有名な問題が。
「Mac売りの少女」として一部Winユーザーにも波紋を呼んだ…その問題とは

「Appleのコンビューター史上もっともうるさいMac」

だったのでした。

その噂は発売当時(事情ありて、かなり古いパソコンを買ったので、噂や評価はかなり出回っていたのです)から「ブホー」という単語としてよく聞いていたのである程度は覚悟してましたよ。
でもさ、でもさ、いくら夏でパソコンが暑くなってるからってさ、あれはひどすぎっすよ

で、これは格好のネタだ(うるさいとか言っておきながら結局ネタにするところとかそんなに不満がってる訳でもなかったりする)と思い、実際マイクで録音してみましたよ。
ちなみに録音用に使ったマイクが人の声を拾う用のマイクなので曲が良く聞こえすぎ、騒音が思うように拾えずなかったので、自分の勘でマイクの位置を決めました。
なのでかなりファンの吸気口に近づけて録音しました。

それと、下のMP3を聞くにあたって覚えておいて欲しい知識があるので…。こちらを読んでから聞いてくださいませ
●「MacOS9」
Macの旧式OS。パソコン内の温度管理が適当で、ファンの調節が上手くない。Appleに見捨てられた過去のOS
●「MacOS10」
現行OS。バージョンアップする毎にすごく役に立つ機能から無くても良い機能までもりこまれていく、Appleの愛しくて仕方がない娘みたいなOS。ファン調節はこんにちの熱出しまくりCPUにも柔軟に対応していて、その回転速度段階は9の2倍以上ある。
よって比較的静か。
●「PMG4 MMD」
うちが買ったG4はこの機種。上に書いたとおりApple史上もっともうるさいMacとして名が知られている。その騒音は「掃除機」とよく例えられるがあながち間違ってないって言うかその通り。ちなみにどこかのメーカーが測定した騒音値は70dB。某サイトで日常生活で70dBのものを探してみたら、騒がしいオフィスらしいです。一人の夜も騒がしいオフィスと一緒なので寂しくありません!! …寂しくないというかなんというかですが……。

では録音したファイルです。(比較しやすいように両方同じ曲にしました。)

買ったままの状態 MacOS10起動 イントロ
買ったままの状態 MacOS10起動 サビ
買ったままの状態 MacOS9起動 イントロ
飼ったままの状態 MacOS9起動 サビ

で、まぁこういうわけなんですよ。
測定した時間は夜24時から25時、住宅街なので外のはほとんど無音です。エアコンもつけてなかったので、室内はパソコン以外の音はほとんどないです。
それと低い音がたまにぼそぼそ入ってるのはマイクを持っている手が痙攣してる音です。録音するにもなかなか上手く撮れずかなり長い時間マイクを同じ姿勢で構えてたので…。
ついでに繰り返し聞くようでしたらダウンロードしてください。あんまりサーバーに負荷をかけるのもなんなんで…。

よもぎさん、たまに事をおもしろくするために過剰な表現を使うことがありますが、
この音は本当。9の時だけマイクの位置を変えたりしてません。素でこの差。

もうね、アホかと。
9だと恋の行方は何が握ってるのかも解りません。極端な言い方ですけど。
それとBの方を聞いてると解りますが、9だと10秒ごとぐらいに回転速度がころころかわるんですよね。不安定なのがよけい耳障りです…。
サクラサクなんてどこまでが曲だかどこからが雑音だかすら解らないという事態

ちなみにこのときは室温も25度ぐらいと暑くはなかったので9の方も最高値には達しませんでした。30度近くなると9はもう一段階うるさくなります…
これも最高値とは言いませんが、再起動直後の騒音か一番激しいのでそれも録音してみました。

再起動直後。多分全開。

これは頂けないとかそういうレベルじゃありません!!
ということで、よもぎさんはこれを機に静音化に踏み切るのでした…。

G4 静かにしてみましたよ1(2004/10/07)

あまりうるさくて仕方がなかったので9月半ばから静音化に挑戦してみようと思い立ち、色々調べていました。で、今日は(今日と言ってもこの文章を書いた日付ですので。記載した日とは違います)ファンを買ってきて付けてみたので報告であります。

ネットでの定評があったので、真ん中の12cmファンを、三洋電気の『DC FAN MOTOR SanAce 109R1212H119』(値段:¥3127@ソフマップ新宿)に変えてみました。
あとついでにこちらも定評だった『ADDA CF-70SVR』も買ってきました……と思ったら間違って『ADDA CF-60SS』(値段:¥1440@ヨドバシ新宿)でした。まぁ大きさが1cm小さいのは承知だったし、予想外の事態といえば不可変速だっただけなのでまぁいいかと。

とりあえず、12cmのファンを交換することにしました。
──店頭でみたとき12cmファンでかいなーとか思いましたが、Macにハマってるところをみる分にはそんなに大きく感じないです。さすが大きければなんでも良しのAppleさんですわ。
でも12cmってアルバムCDの大きさですよ。やっぱでかいよ、奥さん。

ん……ふぬぬぬ
くっ、……いや別にMADラピュタやってる訳じゃなくて、ファンがすっぽりはまっててとれないんですよ
あー、もう。フレームの金具曲げちゃえばいいや。どうせ本体はなにも保証入ってないし(本体を買いに行ったときにちょうどの金額しか持って行ってなかったので、保証に入るお金が用意できず、AppleCareも微妙に割高な感じがしたから手を付けずにいたらどうでもよくなったという。でも保証がないおかげでこういう事もやりやすくていいです。そのうち電源はずして電源ファンレス化して、CPUを水冷式にしてCPUをファンr…)
ずいぶん長いカッコが続きましたが、中身は半ば嘘なので…。ん、どうだろ(←危い)

とりあえず、ファンのフレームを曲げたらはずせましたよ。で、三洋のを付けるわけですが、DOS用のファンはMacと端子の向きが違うらしいので差し替え。
赤と黒を入れ替えて…。黄色は使わないらしいので…斬る!
使わないもん付けておいたって仕方ないじゃん、浅はかすぎ?
てことで、端子がつなげたのではめようと思ったんですが、夕食のため休憩。

──夕食も終わりました。その日スーパーに行ったときにタイムセールワゴンにあった豆乳プリンを食べたんだけど、あれやね。はやってるからって何でもかんでも製品展開すればいいってもんじゃないっしょ、豆乳。

まぁそんなことを思いつつ、部屋に帰ってきたわけですが
つてんっと足が何かに引っかかる!!
誰だこんなのおいといた馬鹿は!?
そんなのうちしかいないじゃねーか!!
…ごめんね。今日はいやにハイテンションだったりして……
で、何に足を引っかけたと思ったら

さっきのファンのケーブルるぅぅぅ
で、しかもパソコン側が抜けてるという。
──つまりは、12cmファン用の接続ソケットを壊しました。とりあえず元に戻してみたけど、ぐらぐら揺れて大して意味をなしてない様子。んー
まぁ、ソケットが緩いから抜き差しが楽だからいいです。…とか言ってる目の前で今さっき知らない間にファンが止まってたよー、だめじゃん。

結果、評判の通りでしたよ。12cmファン確かに静かです。
今まで付いてたファンはモーターが回ってる音がしてたんですが、今のはちーって音と風を切る音しかしてないです。まぁその風を切る音が少々うるさいわけですが。

ただ、回転数とか風量が微妙に少ないので、三洋の方が1度ぐらい高く(最初からCPUの中に温度計が入ってるのでその温度をみることが出来るソフトを使って温度を測定しました)なっています。別の場所にファン付けないと静かなファンにした意味がないですな(温度によって回転数が変わる→モーターが速く回る→うるさくなる)
それと偉い人曰く『気持ち静かになるだけ』と言っていたとおり、本当に気持ち静かになるだけでした。てことで音の原因はこの12cmだけではないということで。
で、いろいろと耳を当ててみたりしたら、電源についてるファンがうるさいみたいでした。
んー…。電源は開けたくないなぁ…。

あ、ついでにもう一つ適当に買ってきたADDA製のファンですが、どこに付けてもいまいち、思うように効果が発揮できてないのでまだまだということで…。

今後の課題は、電源の音・熱問題ですかね。

今日のMac記事長ぁ。

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